「アメリカの歴史 第3巻」 ポール・ジョンソン

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共同通信社 ★★


america.jpg実はまだ読み切っていない。実は1巻、2巻も読んではいない。たまたま図書館の新着図書コーナーでこれを発見したので、パクッと借りてしまった。ポール・ジョンソン爺さんだから、たいして面白いはずはないけど、なんといっても新刊だからね。図書館で新刊を借りられるなんて超ラッキー。

このとき一緒に借り出したのが「サローヤン伝説(ローレイ・バリー・ギフォード/青土社)」、「入江相政日記 第3巻(朝日新聞社)」。サローヤンの方は前半4分の1を読んで飽きてしまった。少なくともこちらが勝手にいだいていたイメージとはかなり違う人物だったらしいことだけはわかった。若くして成功して、予想外にリッチな男だったらしい。

入江日記は面白そうな印象。御所へ通勤して、誇りを持って仕事をして、たまさか入手した食べ物やお酒に心から喜びを覚えて(大変においしくいただく、という趣旨の記述が非常に多い)、自己流体操をしてから寝る毎日・・。機会があったら、また読もうと思う。いかんせん今回は時間がなかった。

というわけで冊数が多すぎたなー。下の方で書いた「天皇の世紀」もあったし、土日はゲームで忙しいし、旅行も入りで、今回の借り出しは失敗。ほとんどが読み残しになってしまった。

「アメリカの歴史」で記憶に残ったのは、国際連盟提唱で理想派学者肌「悲劇の政治家」というイメージだったウィルソン大統領が、かなり違うタイプだったらしいこと。P.ジョンソンによると、議会側は多少の譲歩と引き換えに国連加盟法案を通す意思があったのに、なぜかウィルソンは頑固に突っ張ったため批准案は潰れ。結果的に国際連盟そのものも屋台骨なしのクラゲ状態となる。このウィルソンの晩年は廃人同様で、恐妻が大統領代理サインをしていたなんてのも、すごい。

ついでに。歴代大統領の中でも評判の悪いクーリッジとかフーバー。これもP.ジョンソンによると立派な仕事をしていた。ただ任期中には成果があがらず、漁夫の利の形でその収穫をざっくり頂いたのがF.ルーズベルト。真偽を判定する根拠はなにもないけど、いかにもありそうな話だと思う。

高安犬物語(戸川幸夫/新潮文庫)」もつい最近読んだことを思い出したので記しておこう。もちろん再々読か、再々々読かになる。こちらの歳のせいか、少年時代ほどには感動を覚えなくなった。文章のあちこちから作者の「意図」が見えてくるようで、ちょっと身を引きたくなる部分がある。

とはいっても、やはり名著であることに変わりはないのだが。

そうそう「美空ひばり(大下英治/新潮文庫)」も半分ほど読んだのだっけ。たぶん、再読。あいかわらずそれなりに面白かったが、多分残りの後半はもう読まないだろうな。


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