「死の日本文学史」 村松剛 

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中公文庫 ★★★


shinonihon.jpg2回目の挑戦。またしても破れてしまった。

面白いんだけどなー。村松剛の硬質な文章も好きだし、書かれている内容にも興味はあるんだけど、続かない。今回も最初の章の柿本人麻呂をフンフンと納得しながら読んで、で、最後の方で疲れてしまう。で、次の章は大伴家持かな。数ページ読んで飛ばして、急に平家物語かなんかにワープして、そのへんを暫く読んでいるうちに他に興味が移ってしまう。前回とまったく同じパターン。

何年かたったら、またトライしてみよう。今は読み通せないが、しかしトライする価値は十分ある一冊と思う。

あ、この本の内容は「時代によって変貌し、その時々の文学に残された死のイメージ」とでもいうようなものです。たとえば人麻呂の時代、死と水のイメージが深くつながっていたとか。故に、とかく言われている人麻呂水死説は必ずしも正しくはないのでは、とか。こうした死(および死後)の観念は平安末期、鎌倉期・・と変貌していくわけですね。当然のことながら、時々の宗教も深くかかわってきます。


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