6000坪

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曇り

田舎の小さな城下町に生れ育ちました。マッチ箱のような家並みの、眠ったような町です。城下といってもなんせ三万石とかの小大名です。城が残っているわけでもなく、たしか館跡のようなものがあったような。

で、先日。その町の小学校の話が全国紙に小さく載っていた。何か事故があったようです。

その事故のことはともかくとして、驚いたのは町名が違っていたこと。○○町だったのが、△△市になっている! ひゃー、合併吸収されてしまったのか。人口2万くらいの小さな町が、人口4万弱の小さな市とくっついて、6万弱の新しい市になった。なんせ田舎だから、新市の面積だけはかなり広そう。市の広報ページを見たら東西30キロの23キロとありました。山が大部分でしょうけど、だだっ広いです。

無意味ですが、世帯あたりの面積を計算してみました。なるほど。世帯あたり0.02平方キロメートルです。1平方キロなら1000メートル×1000メートル。0.01平方キロなら100メートル×100メートル。となると、だいたい家一軒で100メートル×200メートルの土地を占有しているわけか。2万平米、6000坪。

ま、平均です。実際には人間だけでなくタヌキとかクマとかサルとかもいっぱい住んでいる。タヌキが10万坪を占有していて、クマが30万坪で、ぜーんぶ含めての平均6000坪。

ふと、帰ってみたくなります。