「悪霊の島」 スティーヴン・キング

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★★★ 文藝春秋

イメージなし。撮影を忘れてしまいました。

ちょっと前に同じキングの「リーシーの物語」を読もうと企てて、これは挫折。いかにも女性的思考記述(?)と、情景ワープしまくりがダメだった。私、どうもこのての書き方に弱いらしく、好きなアーシュラ・ル・グィンもフェミニズム系のジャンルは読み通せません。なんかありましたよね、カリフォルニアあたりの歌ばっかり唄ってる桃源郷のような代物。

で、この悪霊の島。上下2巻の前半3分の2はたいへんよかったです。いわば序章ですか。ジェットコースターの長い長い上り部分。とくにワイアマンという隣人が出てきてから面白かった。頭の中に弾丸を残した魅力的な元弁護士で、イメージとしては痩身長駆かと思ってたら、そこそこ太ったキャラらしい。

で、終末部分。急展開でなんかが出てきてからの部分はあきまへん。この部分はかなり駄作に属すると思います。

他には「ニッポンの食遺産」(塩田丸男 小学館)、「SUE スー 史上最大のティラノサウルス発掘」(ピーター・ラーソン 朝日新聞社)。

「食遺産」は美味しそうな写真にひかれて借りましたが、どうも内容が日光の手前でイマイチの里。取材が足りないなあという不満が残り、面白そうなところだけ拾い読み。塩田丸男ってこんなに魅力のない文章を書く人だったっけか。

「ティラノサウルス」も書き手がいけない。ウケを狙いすぎというか、恐竜発掘の本なのか訴訟で酷い目にあったことを言いたいのか、ハッキリしません。

はい。なんか発掘に関してガタガタしたらしく(売買契約の不備、インディアン居留地問題、国の所有地?などなど)、FBIに収監されたんだそうです。恨みつらみを妙にオブラートに隠してるので、本ぜんたいの趣旨がモヤモヤしている。ライター(クリスティン・ドナン)が下手ですね。

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