読めなかった本

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このところ挫折が多いなあ。

読めそうで読めなかった本。

EdgarSawtelle-s.jpg「エドガー・ソーテル物語」 デイヴィッド・ロブレスキー(NHK出版)

米中西部の田舎。広い敷地で犬のブリーダーをやっている家があり、生まれた子供は声を発することができない。しかしその家には賢い犬がいて、友ともなり、保護者ともなり・・・。

そしてある日、父親の弟が帰ってきて同居を始める。監獄帰りかな。少しずつ空気が乱れ始め、いかにも何か起きそうな予感。・・・・というあたりで挫折。

いい雰囲気の本なんですけどね。生々しくなくて、なんというか追憶調というか、影絵のような淡さというか。機会があったらまた挑戦します。


「冬の薔薇」「夏至の森」 パトリシア・A・マキリップ (創元推理文庫)

huyunobara-s.jpgマキリップは大昔「妖女サイベルの呼び声」で知った作家です。「サイベル」は山の中の古城で暮らす、怖いほど美しい魔女のお話。この美女魔女、各地に隠れている伝説の生き物たちに呼びかけて強制召還する趣味がある。深夜、心を統一し、ム・・・・・・・ンと遠隔テレパシーを投げかけるんです。

伝説の野獣ってのは、たしか謎々好きのイノシシ、なんかとかライオン、かんとか鷹、あと何がいたかな。忘れました。この生き物たち、ほんとうは独立独歩、一人で好き勝手に暮らしていたいんですが、強力な召還呪文にひっぱられて、しかたなくサイベルに従っている。

で、もうひとつ、召還したいのがライラレンとかいう大白鳥。ところがこの白鳥がなかなか召還呪文にひっかかってこない。実はその理由は・・・・てな話でした。ファンタジーとしての設定や雰囲気は実に魅力的なんですが、そこに子供や恋がからんでくると、どうも没入しにくくなる部分もある。でも、ま、代表作でしょうね。

というのがマキリップ。興味をもって借り出したんですが、うーん、「冬の薔薇」の半分ほどで力尽きました。こっちは中世の田舎の野生少女が、不思議な男と知り合う。妖精? この男、なんか怪しげに森の泉の中から出現して・・・・。

そこそこ面白いんですが、ちょっとメルヘンチックすぎて、だんだんエネルギーダウン。オヂサンはメルヘンに抗体ができてるんですかね。したがって続編ふうの「夏至の森」も同時挫折です。

登場の獣たち。竜ギルド、黒猫モライア、隼ター、 猪サイリン、獅子ギュールス。非常に魅力ある魔獣たちです。このほかに黒鳥もいたような気がする。そして謎の白鳥がライラレン。

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