「悪の教典」貴志祐介

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★★★ 文藝春秋

akunokyouten.jpg図書館の棚にこの本が上下3冊ずつ並んでいたので借り出し。よほど人気の作家なんでしょうね。

なるほど。面白く読みました。ま、内容は悪の教師が生徒を惨殺しまくるというもので、かなり上出来のマンガです。主人公のハスミン、いいキャラを創作したもんです。悪い奴なんだけど、諧謔がある。立派なエンターティナーですね。

ただし二連装の猟銃でナニしまくるのは大変だろうなあ。アレをしたりコレを準備したり、まるでスーパーマンのような八面六臂の大活躍です。いや、スーパーマン顔負け。

ちなみに使用の猟銃、型番がどこかに記載してあったかどうか、読後にパラパラとめくってみたけど発見できず。通常、散弾の重さは20~30グラムくらいのはずなので、もし50発を携行するとなるとそれだけで1Kgから1.5Kg。けっこう重いですね。さらにブラックジャックとか他にも武器を持ってるはずだし、防弾チョッキも着用となるとすごい。やっぱ、かなりのスーパーマンタイプです。

面白かったけど、たぶん再読はしません。

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このページは、kazが2013年5月29日 11:34に書いた記事です。

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