独眼竜政宗の再放送 第14回 勝ち名乗り

まだ二本松攻めに手こずっているものの、だいぶ展望が開けた段階。

で、例のパターンで仲介が入ります。城兵の安全撤退をみとめる代わりに城を明け渡す。後家のふんばりで頑張っていた市毛良枝は一粒種(か?)の子供を連れて涙ながらに退散。市毛さん、正直言ってそんなに美人女優じゃなかったんですね。なんとなくもっと綺麗かと思っていた。

伊達家では他にはたいした事件は起きません。小十郎の息子の命が助かったとか、ようやく論功行賞ができたとか、経理総務部長が決まったとか。政宗は得意々々。

中央では大事件というかターニングポイント。津川家康がついに関白に屈伏します。そうそう、前段階の朝日姫・野川由美子もけっこうよかった。いかにも田舎くさくて、兄との関係も肉親であるようなないような微妙さがあって、好感。

で、秀長邸での党首会談はやはり見物でしたね。勝新の秀吉もまあ想像通りで悪くなかったですが、津川雅彦の家康は出色。目の前で下品にガツガツ食べる秀吉を見る視線、思いもよらないことを提案されたときの反応。ほとんど無表情ながらいかにも喰えない男を演じてくれました。最高です。

dokuganryu2014.jpgこうして中央と東北の片田舎を対比すると、なんといっても政宗は小物。しかも自分の立場をまだしっかり認識できていない状況です。

楽しい45分間でした。