独眼竜政宗の再放送 第39回 五郎八、嫁ぐ

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政宗の長女五郎八姫も大きくなりました。うまいぐあいに家康の六男坊(忠輝)との縁談も決まり、伊達は我が世の春です。うまい酒をのんでぐでんぐでんに酔ってる。

しかし要するに天下人の夢を諦めたっていうことなんですよね。徳川政権の飼い犬になるしかない。でも唯々諾々と従うのは悔しいので、秀忠からのお土産要求は断固拒否。意地を張ってます。

この引き出物の話をもちこんだのは徳川の重臣土井利勝ともう一人は誰だったか。たかが刀をよこせやらないの話に、けっこうな時間をかけています。最初はやんわり持ちかけて、だんだん具体的にして、最後は居丈高に要求する。

これを、いきなり「献上つかまつりたし」と言ってしまったら味がない。「ください」「嫌だ」「どうしても献上していほしい」「どうしても嫌だ」で終わってしまいます。このドラマのこうした順を追った手順がなんともいえない。自然な流れ。政宗のほうも最初は上機嫌で、だんだん険悪になってくる。

娘婿の忠輝は真田広之です。若いなあ。野心まんまん、意欲に燃える青年です。でも基本的にお坊ちゃんなんで、かなり危なっかしい。大久保長安と忠輝の大風呂敷に、さすがの政宗もたじろいでいる。要するに紅毛人(エゲレス、オランダ)と南蛮人(ポルトガル、スペイン)の間のバランス外交。隙があったら征服してしまおうという壮大な夢。政宗もそこまでの構想はなかった。

dokuganryu2014.jpg政宗の周囲では次々と功臣が亡くなっている。長塚京三も死んだし寺田農もいなくなった。少しずつ時代が移っていってるんですね。政宗も40歳を過ぎた。

そんな折りに若い連中から新感覚の構想を聞かされて、ドキッ。せっかく大人しくなっていた野心に火がついてしまった。そうか、大船をつくって海に乗り出せばいいんだ・・・。

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