Windows10と第6世代Skylake 追記

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2月に書いた「Windows10と第6世代Skylake」記事ですが、3月にポリシー変更があったんですね。知らんかった。

要するに内容は「みんなWindows10を使ってね」「古いWindows7も重要なセキュリティなんかの延長サポートだけは2020年までやるよ」「ただし最新CPUであるSkylake使ったPCの場合は2017年までしかサポートしないよ」という不思議かつ乱暴な発表だったのが、
「いやいや、考えを変えました。Skylakeでもサポートは2018年まで」と変化した。ついでに「緊急なセキュリティなんかに関しては2020年まで続けます」。

かなり軟化というか、弱腰。よほど突き上げが大きかったんだ。業務で大量のWindows7使っている企業なんかからは猛烈なクレームがあったと思います。

ただこの発表もけっこう「?」な部分があります。そもそもMSではメインストリームサポート延長サポートという言葉を使い分けているんですが、「メインストリームサポート」とは機能追加なんかも含まれる重要な修正、そして「延長サポート」ってのはその後5年間提供の緊急性のあるセキュリティプログラムなんかのようです。しかし実はWindows7に関しては、確か2015年にメインストリームサポート期間が終了しています。そのオマケとして2020年までは延長サポートを続ける。

しかし今回のポリシーには「すべて2020年まで緊急サポートは続ける」というような文言があります。するとSkylake対象の「2018年」というのは「メインストリームサポート」なんでしょうかね。混乱している。

あちこちのPC系解説サイトを眺めてみましたが、みーんな曖昧にしている雰囲気。大本営発表をそのままなぞっている。「Skylakeの延長サポートは2017年まで」だったのを「2018年まで」に緩和しただけでなく、さらに「すべて2020年までサポートします」なんて余計な言葉を付け加えたのでワケがわからなくなった。

ま、どうであれこうであれ、少なくともあと2年あまりの間は、パソコンが壊れてCPUを新しくしてもWindows7を問題なくインストールできる。さらにあと2年はセキュリティ関係の更新プログラムも提供してくれる。そういうことなんでしょうか。そう理解しましょう。

だいたいWindows10以降、MSはもう新しいOSを出すつもりはないという噂もあります。Windows7のサポート期間が終わってからは、どんな雰囲気になるのか予想もつきません。やはり更新プログラムをふくめたシステムまるごとバックアップである「システムイメージ」をしっかり残しておく必要がありますね。MSのお世話にならなくてもある程度完結できるような態勢。役にたたないかもしれないけど、一応は保険です。

LPM問題って何だ?

別件ですが最近SSDやらUpDate関連やらでネットをうろつきまわったため、結構な新知識がつきました。

たとえばSSD関係。128MBのSSDを買ってシステムディスクにした頃は、PLEXTORが大人気でした。コントローラーがいいとかメモリが東芝やMicronを使っているとか、なんだとか。ところがその後は急にネットでの人気は落ちたようで、暫くはCFDが価格も手頃だったためか人気。で、今はSANDISKやCrucialあたりが売れ筋らしい。要するにある程度の信頼性があって、あまり高くないのが好かれる。

ふーん、最近は500GBクラスも1万5000円程度なのか、安くなってるんだなあと眺めていたら、CrucialのLPM問題とかいうのが話題になっていた。話題といっても、本当は数年前から騒がれていたんでしょうけど。

LPM問題。まったく「?」なので少し調べてみて理解。LPMとは「Link Power Management」。要するに節電機能なんですね。通常はOSというかマザーボードがこのへんをコントロールしてたんだけど、最近はSSDなんかのデバイスにもコントロール機能がある。賢くなった。

そのため、もし賢い機能付きのSSDを使っていたユーザが、機能のないSSDに中身をまるごとコピー(クローン)するとややこしいことになる。お互いの了解事項が食い違うわけです。片方は「機能があるつもり」で動いているのに片方は「そんなこと知らんよ」というパターン。それで軽いフリーズ状態が生じる。ま、私の理解の限りではこんな現象のようです。

で、どこかの説明によると「BXシリーズ以外のCrucialのSSDはLPMに対応していない」そうです。BXシリーズというのは比較的安いSSDで、たしかTLCです。またまた説明が必要ですが、TLCってのは、ま、メモリセルのひとつに3つのデータを格納できるという代物。主流はMLCでこっちはデータを2つ格納。したがってTLCは安く作れる、容量を大きくできる、スピードや信頼性は少し劣る。なぜかいちばん安いラインナップだけがLPM問題をクリアしている。ややこしい。

もちろんLPM問題が発生しても、それを修正する方法はあります。どっかの設定を少しいじればいいらしい。しかし、ま、問題なんて発生しないほうがベターですわな。

ことほど左様で、PC関連、次から次へとややこしいです。

ついでに言えば、システムぐるみPCドライブの中身をまるごとコピーする便利な「システムイメージバックアッブ」ですが、バックアップ先として推奨は外付けHDDやDVD(何枚になるんだ!)です。しかしUSBメモリはダメ。したがって64GBくらいの安いUSBメモリを買ってきてバックアップ先に使おうとしても認識してくれないらしい。Win7だけの制限事項かもしれないです。これもなんか不思議な制約です。

不思議なこと、ほんといろいろあります。

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