1000万円を超える年金

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新聞で「年金の収入が1000万円を超える人は・・・」と書かれているのを発見。政府が所得税を見直してナントカカントカという記事なんですが、はて、1000万ですか?

厚生年金の納付額には上限があるはずで、在職中の収入が高くても給付にあまり相関しません。また在職中にいっぱい払っても見返りは非常にすくない。逆に無理やりこじつければ「少なく払っても比較的大目の年金になる」厚労省ならそう言い張るかな。ま、そんなふうに決められているはずです。

で、いったいどういう人間がこんな額の年金をもらえるのか。いろいろ考えてみましたが、どうにもピンとこない。1000万円の年金を得るために、いったいどれだけの巨額を徴収され続けたのか。べらぼうに割にあいません。個人年金ならわかりますが、ふつう個人年金は「年金」扱いではないでしょう。たんなる定期的な収入でしかない。

ひょっとして書いた記者の勘違いじゃないか。そんな疑いを持ちながらネットで調べてみたら「75歳から80歳。1000万円超の人は0.004%」というデータがあった。いるんだ。0.004%というと、えーと、10万人に4人か。2万5000人に1人が1000万円超の年金をもらっている。どういう連中なんだろう。大会社の社長だって、たぶんこんな額はもらえない。というか、こんなコストパフォーマンスの悪い取引はふつうしないでしょう。

というわけで、いろいろ調べてみた末の答えは「企業年金」でした。なるほど、そうか。ずーっとべらぼうな高給取りで、しかも会社(役所)が巨額の企業年金を設定していて、今はかなりの高齢。そういうケースならありうる。そういうレアケースの爺さん(婆さんでもいいけど)が「2万5000人に1人」いる。そういうことでした。真面目に考えて損した。

ただしそういう爺さんにとって、年金がいくらかなんてさして意味はない。貯金やら不動産やらたんまりあるはずで「1000万の年金なんて、ヘッ!」でしょうね、きっと。

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