シネマ歌舞伎

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前回のエントリーの続きですが、時間つぶしのため深川から築地に出て「シネマ歌舞伎」というのを見てきました。普通の映画でもよかったんですがが、あんまり好みのがなかったので、歌舞伎。

「シネマ歌舞伎」ってのは、ようするに舞台をそのまま撮影したものです。カメラなんで、多少はアップにしたり引いたり効果を入れたりしますが、基本的には舞台。これを各地で上映して松竹が商売している。

で、今回の演目は「籠釣瓶花街酔醒」。故勘三郎の田舎大尽が花魁に振られて狂乱、百人斬りをするという話です。花魁はもちろん玉三郎。その間夫の浪人が仁左衛門。ストーリーはかなり酷い代物で、ネットを探っても「良いでき」という評価は発見できませんでした。それでも花魁道中とか、いろいろ見せ場が多いので演じられているんでしょうね。

ちなみにこの演目の主人公の佐野次郎左衛門という人、実在ということになっています。たぶん江戸中期の頃、吉原で逆上して脇差しを振りまわした。おそらく何人かを殺し、けっこうな数に手傷を追わせた。吉原史上の大事件です。ただし、ほんとうに「事実か」というと、うーん・・なんともかとも。

そうそう。本筋とは無関係ですが仁左衛門とか勘三郎が角帯を締めたり羽織の紐を結んだり。あの手際は美しいものですね。同性ではありますが、きれいだなあと感じます。ま、だからわざわざ数分かけて着物を着るシーンを見せたりするんでしょうけど。

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