「怒り」吉田修一

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中公文庫 ★★★
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ちょっと前に映画化されましたね。妻夫木がバラエティに顔を出してやたら番宣していた。そのせいか本の表紙も映画バージョン。こういうの、あまり良くないと思うのですが。小説の人物イメージが現実の俳優に汚染される。かりに汚染でなくても、影響を受ける。

ま、ともかく。吉田修一はけっこう読めるという記憶だったので本棚から抜き出し。夕食前の時間を利用して何日かセコセコ読みました。面白かったです。

なるほど。殺人犯が整形して逃亡中。いかにも怪しい・・という人物が房総と東京と沖縄にいる。はて、犯人は誰だ。信じるのは誰で信じないのは誰か(テーマはたぶん「信じる」ということでしょう)。そして振り回されるのは房総の漁師(と娘)、東京のゲイ、沖縄の少女。

誰が演じたんだろうと当時の映画を調べたら妻夫木聡と綾野剛、渡辺謙と宮崎あおいと松山ケンイチ、広瀬すずと森山未来。よく揃えた。なるほどねぇ。


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