「小さな家のローラ」ローラ・インガルス・ワイルダー

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朝日出版社 ★★★★
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たぶん「大草原の小さな家」は読んだことがあるような気がします。その前作がこの「大きな森の小さな家」。これは読んでないんじゃないかなあ。もうひとつ、「プラム・クリークの土手で」は土手に家をつくるようなストーリーのようで、たぶん読んでいない。「Little House books」シリーズです。

で、安野光雅のイラストがたっぷり(ほんとにたっぷり)入った本を発見。新訳で、いちおう安野が監訳したらしい。読みやすいように、わかりやすいように。

いい本でした。「こんなに挿絵をいれる本、もう無理」と安野が言ったようで、そりゃそうだ。ほとんど「絵本」ですね。シリーズの他の本も新訳で刊行する予定だったけど、作業が大変すぎたしあまり売れないのでやめた。

内容は大きな森でのインガルスー家の一年をていねいに描いたものです。鉄砲の手入れの仕方、保存食の作り方、キツネやクマの様子。雪が溶けて春になって、夏が過ぎ、秋。そしてまた冬。ウィスコンシン州あたりの森の生活がなんか楽しいような(もちろん実際は過酷)錯覚に陥る。

ウィスコンシンってのは北がスペリオル湖に面した州です。冬はそりゃ冷えるでしょう。まだ人が少なくて、森の中は動物たちが主役だった頃の話です。アメリカにはそういう森と草原の時代があった。


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