「神去なあなあ日常」三浦しをん

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徳間書店★★★
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たぶん楽しく読めるだろうと思って、本棚から抜き出し。

三重県と奈良県の境目あたりにある、ま、たとえば神去村ですか。杉と檜の村です。麓あたりはスマホ電波も飛ばない。山頂まで上がるとなんとか通じる。

横浜あたりの無気力ぐーたら青年がそんな僻地に(騙されて)行くはめになる。就職する気も進学する気もないんで、親が無理やり林業研修みたいな形で仕事につかせた訳です。

20歳以下の若いものなんて一人もいない。ん、村の小学校の先生だけはまだ若いかな(おまけに美人だし)。子供も一人いる。あとは皆無。爺さん婆さんたちが「なあなあ」「なあなあ」とやっている。そんな山村で慣れない修行のいろいろ。指導役の兄貴分は山のエキスパート。短髪・金髪のゴリラみたいな男だし、神隠しはあるし山の神様はウロウロしているし、命知らずの危険祭りもあるし。ま、尋常じゃないです。そんな僻村の一年。いわば林業歳時記ですね。しをん版新日本風土記

いかにも・・という臭さはありますが、面白く読めました。林業入門、山暮らし入門類ですね。


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このページは、kazが2020年4月18日 15:46に書いたブログ記事です。

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