「インドシナ半島史話」中田琴子

| コメント(0) | トラックバック(0)
東京図書出版 ★
indoshina.jpg
ふと興味をもって借り出し。

うーん・・・難儀な本でした。事実がズラズラズラ・・・と書き出してある。まるで年表です。ヤマがないので、楽しくない。

たとえば山田長政のあたり。今のタイであるシャムで活躍した武将という知識はあり()、どんな人物、経緯だったのかと興味はありましたが、どうも詳細はわからなかった。当時のどこそこに日本人町があり、何年後には消えたとかは細かく書いてあるけど、はてはて。ま、そういう本のようです。勘違いした自分がアホだった。

だいたい、ビルマとかベトナムとかアユタヤとか、多くはカタカナで表記。せいぜい漢字も「交趾支那」ぐらいなのに、なぜか一国だけ「暹羅」のまま続く。著者の好みか。たぶん「シャム」だろうな、とは察しがついたけど、浅学にして「暹羅」という国名に自信はなかった。そのうち記述はいつのまにか「シャム」に変化していたけど。

ま、失敗でしたね。

山田長政
   けっこうな規模のサムライ傭兵隊の隊長。子供のころは「王になりそうだった」と読んだ記憶もあり。たしか毒殺されたんじゃなかったっけ。

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://www.min6.com/mt/mt-tb.cgi/2083

コメントする

アーカイブ

この記事について

このページは、kazが2020年10月10日 12:55に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「カマラ・ハリス氏は「黒人」か」です。

次の記事は「Inspiron 5405。Dellからぶじ到着」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。