またまた、リストだけでも記録しておくか。
えーと、最近ぶんからで
「ドゥームズ・デイ・ブック」コニー・ウィリス
「女教皇ヨハンナ」ドナ・W・クロス
「虎が消える日」リチャード アイヴズ
「カツオとかつお節の同時代史」藤林泰・宮内泰介
「三番目の魔女」レベッカ・ライザート
「貴婦人と一角獣」 トレイシー シュヴァリエ
「パライゾの寺」坂東眞砂子
「ぼくの還る川」野田知佑
「カワムツの朝、テナガエビの夜」野田知佑
「ともに彷徨いてあり」野田知佑
「イリアム」ダン・シモンズ
「オリュンポス」ダン・シモンズ
「大江戸妖美伝」石川英輔
「待ち望まれし者」キャスリン・マゴーワン
「剣闘士スパルタクス」佐藤賢一
「イブの七人の娘たち」ブライアン・サイクス
「数学的にありえない」アダム・ファウアー
「ダ・ヴィンチ・コード」ダン・ブラウン
「古代幻視」梅原 猛
「天皇と東大」立花隆
他にもいろいろでしたが、主なものだけ。今は綱淵謙錠「乱」を読み直し中。宮尾登美子の「天璋院篤姫」もバカにするほどのものでもありませんでした。
「貴婦人と一角獣」はまずまず。「女教皇ヨハンナ」はその存在に興味があって読んでみましたが、小説としては酷かった。「ドゥームズ・デイ・ブック」は再読。
また、最近読んだリストだけでも記録しておくか。
えーと、最近ぶんからで
「千回の晩餐」山田風太郎
「陋巷に在り 1,2,3, 5」酒見賢一
「後宮小説」酒見賢一
「笛吹川」深沢七郎
「ハンニバル・ライジング」トマス・ハリス
「わたしの渡世日記」高峰秀子
「俄 浪華遊侠伝」司馬遼太郎
「城砦」司馬遼太郎
あと、何だったっけ。思い出したら記しておきます。
「陋巷に在り」はなぜか4巻がなかった。買いそこねたんだろうか。今では13巻くらいまで出てるようで、続きを買うほどでもないし。
ハンニバル・ライジングは予想通り、駄作だった。
最近読んだリストだけでも記録しておくか。
えーと、最近ぶんからで
「神は妄想である」リチャード・ドーキンス
「果てしなき流れの果てに」小松左京
「日本沈没」小松左京
「旅涯ての地」板東眞砂子
「井上靖評伝覚」福田宏年
あと、何だったっけ。思い出したら記しておきます。ドーキンスはけっこう面白い本でした。テーマは無神論の立場からの「神」。というか、神が存在しないことの論証。
講談社 ★★★
いくら本を読んでないないといっても、数カ月もの間、ゼロということはないはずです。ただ、何を読んだかも覚えていない。たいした本はなかったということでしょう。
久しぶりに「読んだ」という本。また坂東眞砂子です。この人、確か数カ月前に猫を捨てるとかどうとかのエッセイでマスコミが騒いでましたね。ネコファンから猛烈な抗議が殺到したらしい。この件に関しては私も意見がありますが、書きません。抗議が来たら迷惑ですし。
それはともかく。この本のテーマは明治初期の自由民権運動です。特に高知の民権運動について書いてみようとしたのかな。なんせ土佐べったりの人ですから。そこが持ち味。
民権運動、なーんも知識がなかったので、けっこう面白く読みました。明治政府が短い期間であれだけの仕事をしたんですから、さぞや苛斂誅求はあったはずです。よくまぁ政府がなんとか存続し続けられた。
で、各地で蜂起があり(秩父なんかが有名ですね)、その一つに加波山事件というのがあったらしい。これについては知りませんでした。要するに時の県令・三島通庸(この人の名前はよく見る)暗殺のために大量の爆裂弾を用意してたんだけど、不手際で一部が暴走。お粗末な暴走したあげくに十数人が加波山に立てこもって檄を飛ばした。
もちろん、あっさり捕縛されます。捕縛されて、国事犯ではなく強盗殺人の扱いで処刑。
こういう時に板垣退助など後世の有名人がどういう動きをしたのかも知りたいところです。うまく立ち回ってた人なのか、そこそこ頑張った人なのかも不明。そうそう、加波山の墓碑(だったかな)には後藤象二郎が何かを書いてるらしい。後藤もこの当時、どういう絡みをしていたのか。
山田風太郎あたりが生きていたら、このへんも題材にして、いろいろ面白いものを書いてくれたんでしょうけど。