「Photoshop CS6」と一致するもの

2021年、いろいろ

新型コロナのせいもあり、なんかモヤモヤした1年でした。
テレビを見ても新聞読んでもネットをあさっても、うーん、あんまりなあ。来年、少しはまともな年になるでしょうか。なってくれるといいんですが。
 
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1月。台所のドアがおかしくなった。ラッチが飛び出してきっちり閉まるはずなのに、そのラッチが滑らない、動かない、うまくカギがかからない。数年、特に冬期、だましだまし使っていましたが、どうにもならなくなった。なにか対策とるか。

まず思いつく潤滑のクレ556です。よさそうだけど実は鍵穴には使わないほうがいいらしいです。当座はよくても、あとで内部にゴミがたまったりする可能性がある。いろいろネットで調べた結果は「鍵穴のクスリ」でした。ただ行った店では売り切れで、棚には同じメーカーの「鍵穴のクリーナー」がたった一個だけ残っていました。ま、いいか。これにしょ。

ブシュー!ブシュー!と穴に吹きつけます。当座の数日はあんまり効果抜群という感じではなかったんですが、だんだん効いてきた様子です。そのうち完璧に滑るようになりました。以来1年近く、まったく問題なくスムーズです。ニホンの技術、すばらしい。


Word 2019

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3月。本当はエクセルも一緒にしたかったんですが、なんせ高いからなあ。Wordだけ単体で買いました。いや、本当は買いたくもなかったんですが、またぞろMSが方針を変え、売り切りをやめて毎年課金に切り換えを狙っている()。買っておくしかないです。

Photoshopもそうだったですね。パッケージ版終了という話を知って、あわてて最終バージョンのCS6を買ったのが7年前です。ここで買わないとクラウド版になってしまって、以後は毎年々々お金がかかることになる。とんでもない。

という次第で購入したWord 2019ですが、うーん、なんというか・・・。余計な機能はてんこもり。うんざりするくらい豊富です。だからといって基本的な書く、印刷する、書体・・・といった面はとくに変更なし。むしろ使いにくくなってると思います。好かんなあ。

Microsoft 365。いわゆるサブスクリプションですね。販売元にとっては確実な売り上げ確保で、いいことずくめ。ただユーザにとってはどうなのか。


光電話「開通」

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4月。なんだか不本意な形で、光電話を引くはめになってしまった。

でっかい弁当箱のような沖のルータが届いて、これを従来のNEC無線ルータに接続し、「VDSLモデム」→「レンタル光ルータ」→「無線ルータ(ブリッジモード)」と接続。光ルータからは長いモジュラーケーブルで電話機へ。かなりゴタゴタします。

さすがにこれらをリビングに置くのは無理で、しかたなく離れた部屋に設置。ちょっと電波が不安になったので、無線LANアダプタを購入です。TP-Linkというメーカーの製品ですが、これは優秀ですね。安いわりに早い。使いやすい。Made in Chinaです。この種のものでは今やトップメーカーのようです。

気に入って妻のノート用にもUSB接続の親指みたいなアダプタを導入しました。TP-Link Archer T3U。これも良品です。


ながめせしまに

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気がついたら親指シフトキーボードが終わっていました。愕然。うかつだったなあ。富士通はそれなりによく我慢してこれまでサポートしてくれたので、責めるわけにはいかない。責めないけど、うーん悲しい。

販売中止を知っていたらキーボードを確保しておくんだった。FMV-KB232。なんせ定価が2万8000円と高価です。そのうち、いつか・・・と躊躇していたのが大失敗だった。販売終了を知った段階では、もう市場に在庫ゼロ。
そりゃ予備の古いのはいちおう持ってますが、なんせ古くて表面がまっ黄色だからなあ。ハイターかなんかで漂白できるということだけど、うーん・・・。年代物。製造25年、30年というキーボードです。

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ついでに、ロジクールの名品マウスM500tも中止になっていました。あらら。これも高価なマウスで、だいたい5000円レベルです。大昔は3000円切った値でも販売していたはずですが、そのころは買いだめしようとも思わなかった()。で、メーカーがなぜか急に販売中のマウスをいっせい値上げして、なーにそのうち下がるさ・・と待っていたら販売中止ですわな。

後継マウスのM500s(形はそっくり)があるものの、なぜかちょっと使い勝手が違う。正直な感想では品質ダウンです。世の中、うまくいかないなあ。たまにネットで見るM500tは1万とか1.5万くらいの値がついています。それでも買う人がいるんでしょう。あくどくつけこむ連中が多いなあ。

とはいえ、数日使っただけ、まだ新品同様のM500tを1コ、大切にしまってあります。不幸中の幸いというべきか。

高島俊男さん

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亡くなられました。なんとなく好きなご老人で「お言葉ですが...」シリーズなど、わざわざ単行本を買うほどではなかったですが、よく借りだしました。

本筋である漢字とか漢文の話もよかったけど、やたらめったら周囲を攻撃しまくっているのが面白かったです。広辞苑に文句をつけ、白川静を「程度が低い」と一蹴し、幸田露伴をくさす。もちろん文部省とか国語審議会とかは論外。権威にはことごとく歯向かう。快刀乱麻です。

公式には違うことになっていますが、ずーっと週刊文春に連載していたのに、途中から単行本にしてもらえなくなった。ま、嫌われたんでしょうね。でも拾う出版社もあらわれた。敵はごまんといたでしょうが、ファンも多かった。ある種、人徳といえるかもしれません。


まな板

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ささいなことですが、ずーっと気にかかっていたまな板をこの夏、削ってもらいました。

昔はカンナでやっていたんですが、もうダメです。腕力もなくなったし、目も悪いし、きれいに削る自信がない。そもそもカンナに「腕力」なんて言葉を使うことからして間違っている。

吉祥寺の木材会社です。持参するとすぐ削ってくれます。機械削りは1枚500円、2枚で消費税が入って1100円。悲惨な状態だったのが、嘘のように白く美しく生まれ変わりました。非常にいい気分になれました。


ビデオカードが壊れた

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朝起きてPCのスイッチいれると、電気が入らない。うんともスンともいわず、ディスプレーが黒いまま。焦りました。

こういう場合、普通はマザーボードかCPUが原因です。でもマザボは交換したばかりだし、CPUはめったに壊れないはず。うーん、すると電源か、ビデオカードか。電源は9年もの、ビデオカードもやはり9年。壊れても不思議はない。ケースを開けて何回も電源投入。LEDの点灯やビープ音を確認。うーん、やはり可能性としてはビデオカードだろうなあ。

ということでビデオカードはGTX1050Ti。本当はもう少し高性能がいいんでしょうけど、最近のビデオカードはやたら高いです。数年前の古い規格()で手頃な価格のこれに決定。

ついでに、故障にそなえてANTECの550W電源(80PLUS GOLD認証)も確保。すぐには必要ないですが、用意しておいたほうが賢い気がした次第です。電源の品揃えも9年前とはずいぶん変わりましたね。ぜんたいに優良品が増えた印象です。

新しいビデオカードと交換したら、システムは何もなかったように元気に起動しました。

2016年の発売だそうです。古いけど定番、今でも現役のビデオカードです。


スーパーの新型レジ

セブンイレブンのレジが変わったと思ったら、オーケーストアも新レジ機。電車の券売機みたいなのを相手に現金を投入です。

何回かやってるうちに少しは慣れたけど、あんまり好かんです。とくにオーケーのは、期待したような動きとズレがあって、毎回、ちょっと違和感。人間工学ですか。入れたはずの紙幣が吸い込まれていないとか、取り出し位置やタイミング、小銭の釣り銭をなくすよう計算するのもどうもスムーズにいかない。こうやって高齢者は落ちこぼれる

政府推奨のカード類はほとんど使用せず。ときおりコーヒー飲むときにスイカを使う程度かな。そもそもポイントで釣って何かさせようとする政策、どうも品がない感じがする。テレビをつけると「オトク オトク」ばっかり。


Windows 11とかGPTとか

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もう打ち止めで、出ないはずのWindows 11が出てしまいました。MSのうそつき!

それはともかく、画面に見る「お前のPCじゃWindows 11にはなれんぞ」という(趣旨の)メッセージが、どうも気に食わないです。余計なお世話じゃ。

で、ディスクの起動方式が古い「MBR」じゃダメで新しい「GPT」にしておかないかん(※)。ただ、古くから自作PCを使っているようなヤカラは引き継ぎ引き継ぎなので、けっこう「MBR」が多いはずです。そもそも「MBR」で何が悪い。勝手に新規格を作りおって。

で、これに刺激されて、なんとかそのGPTに切り換えようと難しいことをしていたら、マイドキュメントのフォルダを消してしまった。アホだなあ。ファイルの復活やら新規やら、えらく苦労。おまけに成り行きでシステム用のM.2 SSDを新規にセットとか、えらくモノイリです。たいへんだった。

Windows 11に関しては、とうぶんの間、様子見ですね。そのうちWindows 12が出るんじゃないかなあ。そう期待しています。現状のWindows 11にはまったく魅力なし。

ま、新しい規格だとセキュリティが高まるということらしい。ただしPCパーツを交換したりするとけっこうややこしくなる様子。正しい持ち主であることを証明しないといけない。


筆まめ

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ついに年賀ソフトを買いました。去年は無料の郵便局謹製のソフトを使ってましたが、いろいろ問題あり。その点、やはり市販品は性能がダンチに違います。

使い勝手はかなり良好。今年だけは少し手間がかかりましたが、来年以降はスムーズになるはずです。

画像ファイルを開いたら、PhotoshopCS6のウィンドウ背景色が真っ黒になっていました。なにか特別なデータが埋め込まれたファイルなのかな。しかし調べてみるとごく通常のJPEGです。

ツールのアイコンも判別しづらいし、よく見ると設定がすべて初期化されてしまったような雰囲気です。再度立ち上げてみても同じ状態。いったい何故だ。まさか勝手にバージョンアップされたなんてことはないだろうな。

cs6-1119a.jpgま、背景色やアイコンなんかはまた設定しなおせばいいんですが、問題は開いたファイルが枠いっぱいのスペースをとってしまうこと。

画像そのものは200px とか300px程度であっても、背景(ドキュメントウィンドウというらしい)が目一杯に大きくなっている。複数の画像を開いても、みんな背後に隠れてしまって見えない。

理由は不明。しかし何らかの原因で、設定がすべて初期化されたと思うしかないです。

仕方なくネットで調べてみると、[ウィンドウ] メニューの [アレンジ] サブメニューで並びかたなんかを設定できるらしい。ところが[ウィンドウ] メニューで肝心の [アレンジ] という部分がグレーアウトして消えている。壊れてるんだろうか。うーん。

cs6-1119b.jpg再インストールしようかとも思いましたが、アドビのソフトはうかつなことができません。

うっかり消して再インストールしようとするとライセンスがどうたら文句を言われる事例もあるらしい。こういう部分、アドビは好かんです。企業としては正しいのかもしれませんが、ユーザからすると使い勝手が非常に悪い。

また時間をかけて調べました。ようやく発見。よくわからん説明ですが、下記。

初期設定では、[ウィンドウ] メニューの [アレンジ] サブメニューがグレーアウトして使用することができません。以下の方法で、ウィンドウをタブから分離して表示することができます。

ようわからんが、そうですか。で、以下の方法 というのは

[編集] メニューから [環境設定] - [一般] を選択。画像の赤マークの部分のチェックを変更する。
-----ということのようです。

これで元通りになりました。やれやれ。

Photoshopのパッケージ版が終焉する

Photoshop CS6の廉価ないわゆる指定校版パッケージが4月25日で終了だそうです。正式アナウンスではなく、あちこちの通信スクールの広告で知りました。

ps_cs6.jpgアドビ自体はたしか去年の初夏頃にはCS6パーケッジ版販売の終了を宣言、クラウド化を開始したような記憶ですが、実際にはまだ販売を見かけました。それがついに最終段階ということなんでしょうね。

子供に教えてあげたら、あわてて買い込んだ模様。量販店やアマゾンではもう売ってなかったそうで、結局は某通信スクールで購入申込みしたようです。クラウドなんたらで使用契約結ぶのはどう考えても割高だし、いろいろ使いにくい面もあると聞きます。仕事でバリバリ使う人以外にはあんまりメリットのない方式じゃないかな。

ま、考え方としては秀逸なんですけどね。なんといっても違法コピー使用ができないし、毎月使用料が(確実に)入る。商売としては素晴らしいです。年間契約でソフト全部入りが月々5000円くらいだったと思います。このソフトだけ使いたいという場合には2000円くらいだったかな。短期使用というパターンもあったような気がします。

真偽はしりませんが、申し出ない限り自動更新だとか、いざ契約解除をしようとするとけっこう面倒とかいう記事もみかけました。企業としては正しい方向かもしれませんが、なんかせちがらい形になったなあ。

「いつでも自由に使える貸し出し耕運機ですよ」と農協に言われても、「うんにゃ。不便でも古くてもいい。自分だけの耕運機がいい。自分の納屋に置いてないと気が休まらん」と断る頑固な田吾作オヤジみたいなもんです。

目に見える、自分だけの耕運機がいいです。カードは一回払い。リボ払いなんてとんでもない。
そもそも何によらず「クラウド」という代物にいまいち信用がおけないんで、雲をつかむようなのは好かん。

2013年も暮れます

さて、2013年も暮れます。約束事なので、一応は振り返ってみますか。

Photoshop CS6を購入

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この1年、PC関係ではあまり変化がありませんでした。Windows7導入とSkyrimインストール時にシステムを大きく替えてしまったので、もうやることなし。また、ちょうど1年前にSSDも入れたので、スピードに関しても特に不満なし。

回転体のない高速ドライブSSD(ソリッドステートドライブ)、その後もいろいろ新製品が出ているようです。最近では東芝と絡んだCFDの製品が人気らしいですが、そんなに劇的に進化してはいません。どっちかというと質を少し落として低価格の方向へ進んでいます。要はSSDを使うか使わないか、ですね。スピードの桁が違います。SSDを使うことでPCは驚くほど変化します。

容量に関してもそりゃ予算があれば大きいほうがいいに決まってますが、128Gか256Gかなんてのも些細な問題と思います。メーカーやブランドもたいした差はなさそうです。実際に購入したPLEXTOR PX-128M5Sは当時としても少し型落ち気味のものでしたが、 たしか価格は9000円程度。かなり安く買えたクチでしょうね。(その後は逆にジリジリ値上がりして現在でも1万円近くしている)

SSDを使うと、快適です。静かで、超速い。ハードディスクとは雲泥の差。迷っている方には強くお薦めします。もし予算に余裕があれば512Gの大容量がいいでしょうね。512Gあれば使い方にまったく気を使わず、単純に「速いハードディスク」として利用できます。

というわけでハードは何もいじらなかった代わりに、大決心してPhotoshopを買いました。CS6 Extended。Extendedである必要性はゼロだったのですが、スクール教材仕様がこれだったので仕方ない。えーと、いくらでしたか。3万3000円程度かな。こんな高価なソフトを買ったのは本当に久しぶりで、小心者としては清水飛び下りです。

ほぼ1年近く使いましたが、とくに文句なし。SSDシステムのせいか思ったほど重くもないし、使い勝手も悪くはない。まだ全性能の1~2パーセントしか利用してないですね。これからも多少は覚えるでしょうが、それでも3~4パーセントくらいが関の山でしょう。OSが大変化しない限り、たぶん死ぬまで使うだろうと思います。それじゃアドビが儲からないか。なんかクラウドがどうとか、月会費がどうとか言ってるみたいですが。知るか。

虫歯を抜いた

たかが・・と言われそうですが、自分としては大事件。歯医者へいって虫歯を抜きました。

歯医者へまともに行ったのは生涯2回目。あっさり奥のボロボロ虫歯を抜かれて、他にも怪しいのがたくさんあるとか言われましたが、そこはウヤムヤと誤魔化して放免。これで当分は安心です。

先日、いい気になって甘いものを食べたら、抜いた歯の隣がちょっと痛みだした。狼狽しましたが、せっせと磨いたら治まりました。これからも時折痛むかもしれませんが、ま、なんとか誤魔化して過ごす予定です。歯科医院にはあんまり近づきたくないです。


囲碁対局ソフトを買った

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「最強の囲碁 新・高速思考版」というのを買いました。1800円程度の廉価版ダウンロードですが、私にとっては十分すぎるほど強い。いい買い物をしました。

ただし最近はあまり使っていません。何回やってもコロコロ負けるので、ちょっと嫌気がさしてきた。ただ打ち手はけっこうまともだし変化があるので、末永く使えると思います(大昔のソフトは阿呆PCふうで序盤がひとつ覚え、いつも同じ手順なのですぐ飽きた)。


あまちゃん

4月からは朝ドラ「あまちゃん」を録画して見続けました。こんなに熱心にドラマを見たのは初めてです。クドカンのドラマはどうもテンション過剰というか、少し辟易する部分があったのですが、今回はいい具合に控えめにしてくれた。脇役がしっかり揃っていて、ギャグも楽しめる朝ドラでした。

ただ放映終了後の数日はいわゆる「あまロス」感覚だったのですが、1週間もすると記憶もおぼろ。なんであんなに熱心に見ていたのかなあ・・と不思議なものです。ものは日にうとし。とくに朝ドラが好きだったわけではないので、続編の「ごちそうさん」にはさして関心なし。とりあえず数回は見ましたが、なるほど、ごく普通の朝ドラだなあと納得してそれっきりです。


草津軽井沢とフィレンツェ

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子供がまだ一緒に付き合ってくれるので、今年も旅行。梅雨模様の草津から軽井沢をまわってきました。また9月には遅い夏休みで海外旅行。アリタリアでローマ経由のフィレンツです。狭いエコノミー座席の長時間を辛抱できるかどうか心配でしたが、乗ってしまえばなんとかなるものです。

フィレンツェはけっこう良かったんですが、ちょっと人が多すぎましたね。中心観光地は観光客でごったがえしているし(当然です)、とにかく数の多いカテドラルは大きすぎて中が広いし名画は多すぎるしで、頭の中がゴチャゴチャになる。

ただ、どうでもこうでもイタリアは食べ物が美味しいのが嬉しいです。しかも物価はちょっと安い。そうそう、フィレンツェの中心部はアフリカ系のガラクタ売りがやたら多くて通行が不便なのだけがいけませんね。うかつに歩いてると地面に拡げられた絵を踏みそうになる。これを踏みつけると「汚れたから買え!」と強要されるという噂もあります。真偽は知りません。

近くのシエナまでバスで足を伸ばしました。駅のチケット売り場がなかなか判明しなくてウロウロしました。バス乗り場も様子がわからなくて少し心配。そういえばずーっと以前にローマからアッシジへ早朝バスで行ったときも、行き先が正しいかどうかでかなり心配したことを思いだしました。運転手に聞いてもはっきりしないんです。

シエナはこじんまりした町ですが、広場ではちょうどクラシックカーのデモンストレーションをやっていました。広場につながる狭い石畳の道を轟音たてて次から次へと高価そうなクルマが通過。チョイ悪オヤジふうのドライバーと派手な女が助手席というパターンが多かったです。


オニのかくらん、不思議な発熱

11月はヘンテコリンな風邪をひきました。たぶん風邪だと思うんですが、これまでのパターンと違って喉も痛まず、咳も出ない。鼻水も出ない。ただひたすら熱が出る。子供みたいに熱が上がって39度。

39度の熱だと体がふらふらします。食い物が美味しくない。判断力が鈍る。なにもできないで、ひたすら寝ていました。通常の風邪とは症状が違う気がするのですが、では何だったかというとわからない。その後、なにか別の病気が発症ということもなかったし、いまでも謎です。

下部内視鏡

歳をとると、いろいろ旧悪がバレてきますね。体にいいことしてないしなあ。で、検診でひっかかって、ついに下部内視鏡というのを体験しました。ようするに大腸をカラッポにして、そこに内視鏡をつっこむ。便利な時代になったんですが、この「カラッポにする」というのが、けっこう手間がかかる。

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タテマエでは2日前から食事に気をつけなければならない。そのへんは適当にサボりましたが、でもさすがに前日だけは消化のよい食事にして(ネギとか海草とか繊維の多いものは禁止) 、主食もお粥とかウドンとか。要するに子供の離乳食です。もちろん飲酒も控える。

ここまでやる必要あるの?という気もしますが、でもここをサボっていると当日が辛い。腸内を洗うため、けっして美味しくはないポカリスエットまがいを延々と2リットル飲むんですが、この時間がなかば拷問です。少し飲む。ボーッと待つ。また少し飲む。あわててトイレに駆け込む。また飲む。ボーッとする。またトイレ。

早め腸内がきれいになると、早めに施術してもらえます。なかなかきれいにならないと、しっかり飲みきらなければならないんで、時間もかかる。なるべく隣の連中と目をあわせないように、みんな静かに、ひたすら飲んで待つ。知りませんが拘置所とか同じ拷問を受けている罪人溜まりみたいなもんでしょうね。

内視鏡そのものは実に簡単です。麻酔をきかせれば、ほとんど意識なし。ただしポリープ切除したとかで、終わってから何日かはまた食事節制と飲酒禁止。まるで病人みたいなもんです。ただし医師から見ると、痛くなくたって切除したんだから立派な手術です。「当然でしょ」ということになる。文句をいうほうがおかしい。実際には3日目から少しずつ酒を嘗めました。怖いので少しずつです。良い子は真似をしないように。

ギックリ腰

で、今年は疫病神の当たり年だったらしく、暮れにはギックリ腰。ぺったり座り込んで新聞紙の束に紐をかけていたら、姿勢が無理だったんでしょうね、なんか腰が痛くなってきた。危険かなと察して立ち上がろうとしたら、立てない。あらら、やっちゃった。1カ月前くらいからなんとなくの予兆はあったのに、用心が足りなかったですね。

その日はもう必死です。トイレまで行くのにあぶら汗たらして10分はかかる。ベッドに横になるのにも10分かかる。体の各部と慎重に対話しながらでないと、動けません。ほんの少しでもうかつに筋肉を動かすとギクッと来る。

暗澹たる気持ちでしたが、翌朝になったら少し緩和したので、亀のようにノロノロ歩いて整形外科へ行きました。家内が心配して付き添ってくれましたが、なんか夫婦の老後を暗示しているようです。どっちがどっちを面倒みるにしても、こうやってノロノロと歩き続けなければならない。

で、結果的には、ま、軽いほうだったみたいです。特に骨がつぷれているとかではなかった。強いていえば、暮れも押し迫って医院が混み、待ち時間がえらく長かったのが辛かったですね。時節柄、大量の婆さん連中が待合室に詰めかけていました。ほとんどは薬待ち、または「電気を当てる」ために来てるんだと思います。

結局、レントゲンやら診察やらで計5時間。飲み薬を2種と貼り薬をもらって、ついでみたいな感じで「電気」の処置も受けてからのろのろ帰りました。

要するに運動不足が最大の原因でしょうね。ちょっと反省しています。ちょっと、です。

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東京の公立博物館や美術館は、65歳以上を対象に割引などいろいろ優遇措置を設けています。シルバーデーなんていう無料日もあって魅力なんですが、あいにく月に1日だけ。ケチ。狙って行こうかと計画はしたものの、都合がつかなかった。都合といっても寒かったり雨だったり気がのらなかったり・・という程度の不都合。

活用しないといけませんね。亭主元気で留守がいい。なるべく家をあけるようにしないと。

来年は(来年も)穏やかな1年になりますように。

PhotoshopでのMSフォント問題

大昔のエントリー、Windows7、PhotoshopでMSフォント入力」へのコメントがいまだに続いてます。ようするに古いPhotoshopをWindows7にインストールすると、MS系の文字入力ができなくなるという問題です。

私自身はどこかのサイト(すみせん、URLなくしてしまった)で発見した手法
・古いMSフォント(MSGOTHIC.TTC、MSMINCHO.TTC)を
・Win7のProgram Files(x86)/Common Files/Adobe/Fonts/
に放り込むという方法で誤魔化しました。ありがとうございます。

でもその後、AdobeやMSのサポートサイトにあるファイルを適用することで解決できるというコメントも寄せられています。ただし私自身はこれをやっていないので、なんとも言えない。おまけにその後、CS6 Extended(スクール版)を入れてしまったので、いっそう事情がわからなくなってしまった。自分だけバスを降りてしまった形ですね。

ということで、まだコメントは続いているようですが、みなさんよろしくお願いします。コメント欄はご自由に使ってください。

Photoshop CS6、その後

使い始めて日時が経過したのでご報告。

Photoshop CS6は快調です。最初のうちは使いたい機能がどこにあるのか不明で、けっこう難儀しました。試行錯誤していくうちに少しずつ発見。必ずしも直感的に把握できるとは限らないのですが、そのたびにネットで探して、いったん覚えてしまえば、あとはラクチンです。

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機能が非常に多いですね。けっこう便利な使い方ができるようです。まだまだ初心者ですが、かなり気に入っています。思い切って買ってよかった。3万3000円、この価格、決して安いとは思いませんが、でも「高すぎる!」と口をとがらせるほどでもないですね。

Core i5 2500K / Radeon HD 6850 / メモリ8Gの環境で特に不満なくスムーズに動いています。1回だけ、作業中にフリーズが発生しました。原因は不明。


またFirefoxのアップデートに絡んでのMovabletypeの不具合(カテゴリ選択が効かなくなる)。「Movabletype4.38用パッチ」をあえて保証のない4.25に適用してみた件ですが、いまのところ問題は発生していません。

Photoshop CS6 Extendedをインストール

ps_cs6.jpg「指定校学生向けライセンス版」のために受講申込みをしたのが月曜日。当日、振込みました。カードよりも振込みのほうが安いです。

で、火曜に書類発送手続きをしたという通知とID、PWのメール。製品は「通常、6~11日程度」ということでしたが、実際に届いたのは翌週の水曜、つまり今日でした。

箱はかなり小さいです。比較のために鉛筆を置いて撮影してみました。中身はほとんど空っぽ状態で、Win用、Mac用のDVDが1枚ずつ。およプロダクトID番号を記した紙です。

早速アドビのサイトでシリアル番号を申請。「在学証明」の撮影画像を添付します。3日くらいでシリアル番号通知のメールが来るそうです。なんだかんだ、けっこう時間がかかりますね

とりあえず試用の形で64bit版をインストールしてみましたが、かなり様子が違っていて戸惑います。しばらく試行錯誤してみる予定。私の環境では特にサクサクという雰囲気でもないですが、重いというほどでもない。ま、我慢できる範囲でしょう。トータル8Gのメモリのうち4Gを確保されたようです。

Photoshop CS6

かなり迷いましたが、最新のPhotoshopを購入することにしました。CS6です。

いままでのは縄文時代・化石時代のバージョンです。古くても基本的な部分に文句ないんですが、ただ、あちこちに出回っている便利なブラシとかパターンとかがほとんど使えない。ちょっと凝ったことをしようとすると、すぐ壁にぶちあたります。参考書を買って読んでみても、みーんな「CS X以上でサポート」とか。ようするに洒落たことをしようとしても無理。それにWin7と合わないんでしょうかね、ときおりパタッと落ちてしまう。これは困ります。

ということで、清水の舞台から飛び下りました。8万円とか9万円なんて大金は無理ですが、かといって低価格のElementsは、どうも機能が足りない感じがある。心は千々に乱れましたが「Elementsは文字間隔を広げる機能がない」という記事をどこかで読んで心が決まりました。多分そうだろうなあ。これに限らず、いろいろ寸足らずな部分が多いんだろうな、安物買いは後悔する、きっと。やっぱ画像編集なら妥協しないで定番のPhotoshop。

ただし価格では妥協というか工夫。いろいろ調べた末に、通信講座を受講する形でソフトを購入できる方法があることを発見しました。なるほどねえ。違法ではありません。グレーゾーンというわけでもないです。アドビにとってもそんなに損な話でもないんでしょう、たぶん。

年齢にかかわらず実際に受講する意思をもって入学し、その教材として「指定校学生向けライセンス版」を買う。もちろん入学したあとで「気持ちがくじけて通信講座を挫折」するのは個人の勝手です。実際に受講し続けてもいいわけです。

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そうはいっても怖いので、アドビ公認のプラチナパートナーで、なおかつ実店舗というか教室を展開しているスクールを選びました。宣伝するつもりはないので、購入先は書きませんが、ググればたくさん出てきます。Photoshop CS6 3万3000円。入金するとすぐにID、PWのメールがきました。製品送付は1週間くらいかかるそうです。

当方の環境は64bit、メモリ8G、SSD、グラボは昨年レベルのRadeon HD 6850。快適とはいえなくても、まずまず動くだろうと思っています。これでまた10年くらいは使い続ける予定。

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