変な落丁

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曇り

この本を電車の中で読んでたら、変な落丁を発見。落丁といっても数ページ分がスッポリ抜けてるんじゃなく、たった1ページだけが白紙状態という不思議な現象でした。

ふむふむ、当然これは片面だけ印刷抜けになって、気がつかないでそのまま製本したんだなと思って、4ページ後、8ページ後、16ページ、32ページ先のページもチェックしたけど、正常。不思議だなー。

たった1ページだけ抜ける(ページノンブルもなし)という現象はどうやったら発生するんだろう。普通、本というのは大きな紙に複数ページ分を両面印刷して、それを8分の1なり16分の1なりに折り畳みます。そうやって折り畳んだものをいっぱい重ねて、一気に裁断する。ですから印刷ミスなんかがあると、一定の法則で他の7ページ分とか15ページ分も同じミスになるはずです。折りの重ね順を違えると乱丁だし、重ね忘れると落丁。斜めに折ったりするとページが傾いて文字切れになります。

なのに1ページだけのミス。たまたま章が始まる部分だったのですが、その章のタイトルと冒頭の20~25行くらいがスッポリ抜けている。何かの理由で版の1ページ分だけがスッ飛んでしまったのかなー。あるいはそこだけ版を置き忘れたとか。

今日、ネット販売元に交換のお願いメールを出しましたが、万一同じ症状の本がまた来たらいやだなーと恐れているわけです。同じ取次店には同じ時期に印刷したものが在庫で積まれている可能性が高いわけなんで。はて、どうだろう。 

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このページは、kazが2003年11月11日 15:11に書いた記事です。

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