ノートパソコンもWin11に

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妻のノートパソコンもWindows11にアップデート。2020年のDell Inspiron 14 です。CPUはRyzen 5 4500U。マイクロソフトのお眼鏡にはかなっているらしく、ずいぶん前から「早くWindows11にしろ」とうるさい。ようやく実施したわけです。

inspiron14b.jpgマイクロソフトの「SupportAssist」からダウンロードしてUSBも作る予定だったのに、なぜかいきなりダウン&インストールになってしまった。けっこう時間はかかりましたが、とくに問題もなく無事アップデート。すんなりすぎて拍子抜け。その日はおしまい。

日をあらためて細かい部分もチェックする予定です。

そうそう。このInspiron 、最近ときどきバッテリー関係のエラーメッセージがでる。アップデート作業する際にも(コンセントから離れた場所。延長コードのせいか)、「電力が足らん。クリティカルじゃ」と文句を言う。しかたなくコンセントのすぐそばに移動してアップデート作業。効果があったのかなんとか持ってくれた。

で完了してからチェックすると、バッテリー100%になっている。え?

時系列グラフでは、作業開始前はずーっとほぼ0%レベルが続いていて、2時間ほど前から100%。いったい何なんですかね。単なる間違いなのか、Win11になったらバッテリーの調子がよくなったのか。

バッテリー交換を覚悟して実はアマゾンあたりを探していたんですが、とりあえず中断です。発売から年月がたってるんで、もう純正バッテリーはない様子。互換バッテリーはいろいろあるけど、なんせリチウム電池です。安物はかなり怖い

しばらく様子見。

1週間はWin10に戻せるはず。で、退避したデータ、どこにあるんだ?とデスクの中を見たけど見当たらず。ひょっとして勝手にOnedriveあたりを使っているのかも。

上記は勘違いでした。でっかい退避フォルダーが作られていました。

生き返った気分

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Windows11のインストールはほぼ終了。迷惑なOnedriveは根こそぎにして、その他にも諸々、おせっかいをかなり整理できました。またあちこち旧Windows10ふうに戻して使いやすくもできました。

ちなみに今回のOS、正式にいうとWindows11 Home 24H2です。たぶんもう数か月で25H2に上書きされる予定。大きな変化はないという話ですが、Onedriveが生き返らないかだけは要注意です。

windows11-24h2.jpgさて。次は奥さんのパソコンをアップデートです。こっちはDellのノートなので、クリーンインストールはいろいろ難しい。無難に上書きインストールでしょうね。人のパソコンはこっちの勝手な都合だけではいじれないので、たぶん来週になる予定。

それが終わると、ずーっと懸案だった「デスクまわりの整理」かな。古いキーボードとかCPUとかマザーボードとかビデオカードとか実は有象無象が山になっている。ぜーんぶまとめて「燃えないゴミ」として処分の予定。急に涼しくなってきたんで、ようやく大掃除の気力がわいていきた。

Onedrive削除

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迷惑なOnedrive。途方にくれて、一度はOSの再インストールも考えたくらいです。

気をとりなおしてクラウド配下になってしまった無数のファイルを思い切って削除。空っぽにのデスクトップをイチから作りなおしました。ただ、リンクを無効にしたつもりなのに、エクスプローラーを開くとまだOnedriveが顔を出している。しつこいです。仕方ない、もう完全にアンインストール。一回では消えず。二回目のアンインストールで消えました。

これでいちおう綺麗にはなりましたが、ネットで調べると何かの拍子で元通りに復活とかあるらしいです()。MSは「押し付けるほうが本当の親切」という方針なんでしょ、きっと。今後のアップデートの際には注意しないといけないようです。

やれやれ。

そういう復活がありうるので、完全に削除するよりも「リンク切りモードで残しておく」ほうがいいという解説もありました。殺さず半殺しにしておくのが安全。なるほど。

Onedrive大混乱

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インストール後、なんか違和感あると思ったら、Onedriveとかが勝手やっていたんだった。デスクトップのパスはローカルとクラウドが混線状態。えーい、腹が立つ。

腹立っていきなり削除してしまったら、いっそうハチャメチャになった。しかたなく一旦はバックアップで元に戻して()、これからゆっくり対策練る必要あり。なんかややこしそうです。ほんと、MSは余計なことを(勝手に)やる。

我ながらえらい。インストール一段落で真っ先にバックアップ取ってあった。

Windows11

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この秋に出るはずだったWindows12は、マイクロソフトの勝手な都合で早くても来年ということになり、仕方ない、10月14日のWin10サポート終了前にWindows11をインストールしました。もちろんゴミを残さないように、手間だけどクリーンインストールです。

windows11dt.jpgインストールそのものは比較的順調で、ざっと2時間くらいかな。そのあとでの常用ソフトを入れる作業のほうが大変でした。(デスクトップのデータを勝手に退避させたらしく、復活を選択するとショートカットがダーッと復活です。ま、ないよりは便利という程度かな。ソフトはあらためてインストールが必要だし)。で、トータルで4時間くらいですか。

感想としては、やたら親切てんこもり。やたら選択肢の用意万端。ひたすら無用。もう過剰なのをかたっぱしから削除ですね。あっ、評判の悪いスタートボタンの位置は速攻で中央から左寄せに設定変更です。これから完全整備にはまだ1週間くらいはかかりそうです。

「黒い家」貴志祐介

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kuroiie.jpg角川ホラー文庫 ★★

貴志祐介がまだ若い頃の作品。危惧されながら新設された日本ホラー大賞の4回め受賞。1997年です。へーっと歴代を調べてみたら、1回めの佳作には坂東眞砂子。2回めの大賞が瀬名秀明。で、3回めの佳作も貴志祐介だった。この賞を契機に日本のホラー小説がどうとか・・・と解説がありました。なるほど。

京都の保険会社の若い社員がふとしたことから保険金殺人らしい凶悪な構図にまきこまれる。保険金を狙うもろもろの詐欺やら悪徳連中の暗躍話が面白いなあと思ったら、貴志祐介、実際に生保に在職していたらしい。なるほど、リアル。

で。中身はたしかにホラーです。奇怪な大量殺人。たえがたい臭気と血糊。青年は子供のころの記憶からどうしても恋人とセックスができない。その恋人、ちょっと人間離れした天使なんですが、狭いアパートのベッドの若いふたり、貴志の短い描写だと妙に色っぽい。グダグダ書く必要はないんですね。

貴志祐介、きっと巧い書き手なんだと思います。そういえば「悪の教典 」でも主人公(サイコキラー)によってメロメロにされる女子生徒の描写あたり、あれもなかなか良くて色っぽい。記憶にのこるものでした。不思議ですね。

ただしこの人、往々にして終盤が駆け足で書きなぐったなの感を残すことあり。わずかに惜しいなあ。(よく言えば疾風怒濤)

それは別として、最後の最後、新たな人物の登場は「?」。必要あったのかな。なんとかシジミの幼虫のくだりも?。

チャカチャカ3 CR

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毎朝のコーヒーに欠かせないのがミニキャンドルライター。(そしてもちろんサーバー とドリップ)

CHK-03.jpg実はキャンドルにもいろいろこだわりがあるんですが、案外盲点なのがライターですね。着火筒の長いのがいい。長持ちも必須。なにより着火のときの圧、力加減ですか。使いやすいライターって、案外ないです。

で、このライター。チャカチャカ3 クリアというのが名前なのかな。ライテックという会社みたいで、なによりチャイルドロックが過度でないのがありがたい。

子供が火遊びしないようにボタンを固くしてあるのがチャイルドロック。ただ、往々にして固すぎる。握力の衰えたトシヨリには辛いものがあるんです。必死に握って火をつけると。ときどき指が滑り、先端が踊ってサーバー のガラスに当たってしまう。割れそうで怖い。

何か月か前、イトーヨーカドーでこれを売っているのを見つけました。ボタンが大きくて軽く押しやすい。ついに理想の着火ライターに出会った感。これはいいです。なくなるのが怖くて、先日また出かけていって、4コまとめて買いました。4コというのが控えめで少し庶民(あるいは貧乏かな)感覚。

マイナポータルの迷路

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ねんきんネットからメールで、扶養家族なんたらの通知を読めという要請。「マイナポータルにログインして「お知らせ」から確認してください」と親切に書いてある。

この類の作業、不思議にうまくいかないんだよなあ。久しぶりだったので、あっそうか、カードを読み込ませるんだった。でももちろんダメです。エラー。3回やって諦めました。エラーコードのE-xxxを読めとか、これももいろん無意味。この種のQ&Aが役にたったことないです。

USB-ICCRW2.jpgで、翌日。様子が変わったかもしれないので(そんなバカな...だけど、ある)再トライ。はい、すんなりカードを読み込みました。昨日と少し違って暗証番号の打ち込みページも出てきた。ただしどこをどううろついてみても、なんにもならない。目的のページを発見できない。10分ほどさまよって、諦めました。収穫ゼロ。

いつもこうなんだよなあ。ほんと、不思議。やりたいことがあって、いちおう説明もあるのに、なぜか、できない。的外れ。徒労。どうしたらこんなに親切そうで不毛かつ無意味なページをつくれるんだろ。直観をことごとく裏切る。

でも絶対やるぞ・・・という真に固い決意があれば、1日か2日頑張った末になぜか突破できることが多いです。ただ「どういう道筋がよかったのか」という学習はできない。で、同じことを来年また苦労する。
ほんと、不思議ですね。厚労省のものすごく優秀な技術屋が絶妙に組んでるのかも。すごい技術です。

「ピュア」小野美由紀

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pure.jpg早川書房★★★★

ちょっと前に読んだ「怪物たちの食卓」で取りあげられていた本。もちろん初読の作家です。

短編集ですね。「ピュア」は女たちが劇的進化して、やたら強い性になる。外敵と戦い、地球を周回する軌道上から世界を支配し、背中には装甲のような鱗をまとう。男を襲って精液を搾り取り、終わったら食い殺す

子宮が「食え!」と命じるんですね。たぶん、地球が破滅に瀕し、人類の出生率がゼロになりかかったどっかの時代、そういう行為を始めた一部の女だけが妊娠に成功した。食うこと=人類の生存なんです。

というわけで軌道上の(女だけの)学校の教室、生徒たちは次の地上襲撃の話題で盛り上がったり。うん。妊娠して産んで上級女性になるんだあ。そう、男をつかまえて搾り取る。組み敷かれた男は「え、オレなの?」という顔をして、恍惚として放出して、食われる。

ま、そういうストーリーです。あっけらかんとして、悪くはないです。

ほかの短編は好きなクラスメイトが男になってしまう話。もうひとつの短編は男どころか異人種 異人類になってしまう話。ほかにもあったっけか。SFファンタジー+性+少女小説の雰囲気です。

で、いちばん最後の小編は冒頭「ピュア」の別版。食われる男の立場からみた世界ですね。これもすこし悲しい。全体、けっこう生煮え部分もありますが、ま、斬新、衝撃、新しい世界です。やはり★★★★でしょう。

仙台・松島

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今年は仙台・松島へ。

仙台、以前にも何回か素通りしたことはあったんですが、駅前のありきたりの印象だけ。今回は1時間ほどで街を一周するバスにのったので、あるていど雰囲気はわかりました(いい街ね、とあとで妻は言っていました)。

街中。ナントカ通りなど大きな通りの街路樹も悪くなかったんですが(杜の都ですか)、ただ、なんといっても暑すぎた。物好きに青葉城城址なんてのにも行ってしまって、暑熱にひたすら閉口。青葉城って、まっとうな山城だったんですね。

泊まった宿は湾に面していて、障子をあけると正面に島々。海。波ひとつない内海です。これはよかったです。食事もよかった。酔っぱらって部屋に戻ってバタンキューで、二日とも10時間か11時間は寝てしまいました。

メニューの酒はやたら高価なのばかりズラリ()。ただペラペラ別紙の隅っこには「熱燗」というのも一応あって、さすがにこれはリーズナブル価格だったものの、いやはや、ほんとうに熱燗だった。おっとっと、と思わず耳たぶに指をやるレベル。燗なんてつけたことがない若いのが多いんですかね。懲りて、翌日は「ふつう燗でね」とお願いしたんですが、それでも十分立派な熱燗でした。

そうじて良い旅でしたね。仙台、早い新幹線だと1時間半。近くなったなあ

(写真は松島観光船の船着き場。たくさん観光船が出ています)

matusima2025.jpg

自分でも知ってる「浦霞」なんて、もうあほみたいな値段でした。ここ数十年で、日本酒の銘柄はみーんな代替わり。昔知ってたような日本酒は、すべて絶滅してしまったんでしょうね。なんだったっけかな、何十年も前、仙台の男が「旨口です」とか言って飲ませてくれた酒。けっこう美味しかった気がするんだけど。忘れた。