扶桑社★★★★
大昔に買った本。たぶん機内で映画(1995年)を見て(※)それから買ったんだろうから1996年か1997年ごろ。
久しぶりに本棚から抜き出しました。少しずつ少しずつ読んで、読了。うん、いい本です。幸せな気分になれる。
内容は映画の原題をみたほうが早いかな。
The Englishman Who Went up a Hill but Came down a Mountain
脚本・監督のマンガーが、ついでに小説にもした。うまい人ですね。映画も良かったけど本も面白い。平地のイングランドから辺境ウェールズに入る道筋にある最初の山・・あるいは丘。それが山なのか丘なのか、村にやってきたのが大英帝国地図測量部の二人のイングランド人。若い連中がみーんな徴集されてからっぽになった第一次大戦末期のころです。
山か丘か。それは誇り高き(それしかない)ウェールズ人にとって決して軽い話ではありません。名誉にかけて丘を山にする。村人総動員でバケツをもって丘を登り汗を流し、血豆をつくり、作業する。そして・・・。
心あたたまる本でした。
※機内ではストーリーの細かい部分がいまいち??だった気がします。英語版だったのか、うまく字幕が出なかったのか。善良そうな若いイングランド人はヒュー・グラント。良かったです。