2006年10月アーカイブ

小雨

先月、子供の遅い夏休みにあわせてハワイへ行ってきました。一応、ご報告。

ハワイなんて行っても、何もすることないんですけどね。いまさら泳ぐ気もないし、買い物にも興味ないし。スポーツなんてとんでもないし。でも子供はとにかく日本を離れたい。海外なら仕事絡みのケータイ電話がかかってこない。

泊まったのはプリンセス・カイウラニ。昔は違う名前だったと思いますが、今はシェラトンの系列です。そんなにルームチャージの高くない「パーシャル・オーシャンビュー」の部屋がたまたま 12階 21階で、ベランダに出るとワイキキがほとんど見える。当たりの部類です。

私はなーんにもしないで、たいてい部屋でゴロゴロしてました。アメリカの喫煙事情はかなり悲惨と聞いてましたが、ホテルのベランダには灰皿があり。また道路っぱたも、思ったより灰皿があったので、それほど苦労なし。

ただし、ブックマッチ持参は必須ですね。私は1コ(成田空港で飯を食べたときに気がついてゲット)しかなく、最後の方では苦労しました。出国の前にライター放棄ですから、あとはブックマッチだけが頼りです。

ま、そんな具合。帰ってからは溜まった仕事に追われてヒーヒー泣いてます。

そうそう、思い出した。今回の旅の成果は「パイナップルは意外に美味しい」でした。新鮮なのは甘くて柔らかくてジューシーで、なかなかイケます。
講談社 ★★★

いくら本を読んでないないといっても、数カ月もの間、ゼロということはないはずです。ただ、何を読んだかも覚えていない。たいした本はなかったということでしょう。

久しぶりに「読んだ」という本。また坂東眞砂子です。この人、確か数カ月前に猫を捨てるとかどうとかのエッセイでマスコミが騒いでましたね。ネコファンから猛烈な抗議が殺到したらしい。この件に関しては私も意見がありますが、書きません。抗議が来たら迷惑ですし。

それはともかく。この本のテーマは明治初期の自由民権運動です。特に高知の民権運動について書いてみようとしたのかな。なんせ土佐べったりの人ですから。そこが持ち味。

民権運動、なーんも知識がなかったので、けっこう面白く読みました。明治政府が短い期間であれだけの仕事をしたんですから、さぞや苛斂誅求はあったはずです。よくまぁ政府がなんとか存続し続けられた。

で、各地で蜂起があり(秩父なんかが有名ですね)、その一つに加波山事件というのがあったらしい。これについては知りませんでした。要するに時の県令・三島通庸(この人の名前はよく見る)暗殺のために大量の爆裂弾を用意してたんだけど、不手際で一部が暴走。お粗末な暴走したあげくに十数人が加波山に立てこもって檄を飛ばした。

もちろん、あっさり捕縛されます。捕縛されて、国事犯ではなく強盗殺人の扱いで処刑。

こういう時に板垣退助など後世の有名人がどういう動きをしたのかも知りたいところです。うまく立ち回ってた人なのか、そこそこ頑張った人なのかも不明。そうそう、加波山の墓碑(だったかな)には後藤象二郎が何かを書いてるらしい。後藤もこの当時、どういう絡みをしていたのか。

山田風太郎あたりが生きていたら、このへんも題材にして、いろいろ面白いものを書いてくれたんでしょうけど。

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