2011年7月アーカイブ

★★★ 新潮社

hyougaki.jpgジャンルの見当がつかない本でした。ワタルは母ひとりと地方で暮らす、ちょっと変わった子供。実はクロマニヨンの息子かもしれない。だから小学生のころからセッセと石器を削り、石斧をつくり槍を作ります。アホな現代人の子供とはつきあわず、孤独に少年の日々を過ごします。

SFなのかなあと思っていたら、実はボーイ・ミーツ・ガールでした。真っ黒けなアンパン(コロッケだったかな、記憶あいまい)みたいな女の子とトモダチになり、小学校ではみんなに薄気味悪がられ、中学では番長の子分の腕を折り、陸上競技部に入る。女の子のためには悪漢退治にも挑戦する。

なんせクロマニヨンなんで、運動能力は抜群なんですが、だからといってすぐトップになれるわけではないのが現実。もっと足の早い奴もいるし、もっと槍を遠投できる奴もいる。ちょっと変わった形ながら、これも青春ストーリーです。

ま、ストーリーがどうこうではなく、なかなか味のある爽やかな小説でした。読後感は悪くないです。

追記
ボーイ・ミーツ・ガールと決めつけるのはちょっと単純ですね。「自分探し」「父親探し」が基線にあるともいえる。でも男の子と女の子の成長のお話として読んだほうが清々しいような気がします。


奥泉 光の「モーダルな事象―桑潟幸一助教授のスタイリッシュな生活」は途中挫折。読み通せなかった。

★★★ 文芸春秋

pool.jpg奥田英朗は前回たまたま読んだ「無理」が面白かったので、味をしめてまた借り出し。というか、これしか本棚になかった。人気作家らしいので、みんな借り出し中なんでしょうね、きっと。

えーと、この「イン・ザ・プール」、意味深なタイトルですが、たいした意味はありません(たぶん)。そりゃコジツケは可能だけど、たとえば人生は深い水の中のようであって・・・とか。あほくさ。

ま、世の中いろいろ。悩んでおかしくなりかかった人々が総合病院を訪れ、何の因果かまったく信用おけない地下の薄暗い診療内科(神経科だっけか)に回されると、そこで待ち構えるは病院二代目で完全無責任のぶてぶて・マザコン・どら息子ドクター。ついでに無関心・ドスがきいて・だるだるの色気むんむん・看護師。なぜか太股とか胸をチラチラ見せて患者の気をひく。面白がってるのかな。

なんせこの医師、患者を治そうなんて意欲はさらさら無い。看護師も何かしてあげようなんて気は毛頭ない。センセに言われるままに注射(たぶん人畜無害のビタミン注射)を打ち(一応、仕事だもんね)、センセは注射フェチなもので、それを見てゼーゼーハーハー。

あほくさ。

面白かったです。何か他の本も発見したら、たぶん借ります。

ex757.jpg時々はアマゾンをのぞいていたのですが、目をつけていたジェントスのLEDランタン、EX-757MSが2686円に下がっているのを発見。ちょっと迷った末、発注しました。

2686円、送料ゼロなのでかなり妥当なところでしょうね。本当は2000円台の下のほうまで行ってもおかしくはないものの、こういうご時世です。EX-757MSは単三4本、公称150ルーメン。かなり小型のランタンです。

注文してからまたチェックしたら(悪いクセだ)、2900円に戻っていました。ほんの少し、いい気分。すでにEX-777XPは確保してあるので、もうランタンに関しては十分です。自宅で使ってもいいし、離れて暮らしている子供にあげてもいい。

そのうち、単三アルカリを買っておかないといけません。そうそう、買ったEX-757MS、ブランドは知りませんが、いちおう単三4本が付属していました。

使用中のキーボード、FM-KB211という代物ですが、公式には「Windows7 64bitでは使えません」ということになっています。もっと詳しく言うと、そもそもkb211はWindows7でサポートされていません。古いんだから使うなよ、ということ。また富士通のIME(カナ漢字変換ソフト)であるJapanist2003のWindows7パッチは、64bitでは動きません。そういう作りになってるんで、仕方ない。

fmkb211.jpgで、ごく簡単にいうと、古いFM-KB211を騙しだまし使うには、実際的にはJapanist2003しか選択肢がない。多少ないわけでもないんですが、いろいろややこしいです。そもそもFM-KB211というのが、かなり特殊なキーボードなんですね。当時としては非常にインテリジェントな設計(無理を重ねた設計ともいえる)で、親指シフト打鍵されたコードを内部変換して、通常のコードとして吐き出す。このインテリジェントな部分が、いろいろネックになってしまう。

だいたいJapanist「2003」という名称からして酷いです。その後のバージョンアップがまったくなくて、2006も出ないし、2009もない。ずーっと2003のまま。しかしさすがに今年の末か来年早々あたりには64bitで動くJapanist2011か2012が発売になりそうな気配でした。

しかし、しかしです。何気なくサイトをのぞいたら、なななんと「Japanist 2003 体験版(64bit) 」という代物が上がってるじゃないですか。なにも考えず、パクッと食いつきました。

来年の3月までという制限つきの体験版のようです。ま、その頃にはJapanist2012が発売になってるでしょう、きっと。うまくしたらJapanist2003の64bit化パッチなんてのが出回るってるかもしれない。それならタダです。

これでフォルダ名変更など、64bitエクスプローラでも日本語が使えるようになりました。というか、その程度しか64bitで動いてるソフトってないのか?

ただしWindows7のデストトップでだけは、このIMEが動きません。下層と違ってデスクトップは、少し特殊な作りのようです。ま、たいして不自由はないですが。
その後、再テストしてみると何の問題もなく動作してる。不思議。何をトチ狂ったんだか。


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