2011年10月アーカイブ

えーと、この1カ月ほどめちゃ忙しくて(珍しい)、心の余裕なし。ゼロ。

soujou_s.jpg図書館でついに双調平家物語の11巻を発見しました。保元・平治の後日談から清盛が実権を握る過程が内容のようです。この11巻を読み終えると、長大な双調平家物語(なな、長~い・・)を通読したことになります。それにしても時間のかかる本だった(まだ過去形ではないけど)

健康診断、久しぶりに受けました。これに関してはまだ結果が出ていないので言及なし。そうそう。胃の内視鏡、ずいぶん楽になりましたね。なんか安定剤のようなものを処置されて、実は口に管が入ったかどうかも記憶がない。おぼろげ。いつのまにか終わっていました。ものたりない。


lbp6200_s.jpgえーと、9月に買ったプリンタ、CANON LBP6200は順調です。USBでPCに直接繋いでるんですからスムーズに動いて当然ですね。 隣室のノートブックから印刷かけてる家内が「すごい!、快適!」と感動してます。私は自分のPCがプリンタサーバの代役つとめる形に不満があるんですが、ま、いいか。


6月に針が止まった(これが2回目)壁掛け時計、無理やり針をグルグル回す強制処置の結果、なーんもなかったように動き続けてます。いつまで無事なんだか。そのうちまた止まるんでしょうね。

こんど止まったらオシマイかな。昭和60年9月の購入ですから、えーと1985年、もう26年目です。四半世紀を超えた。
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30年、持つでしょうか。それにしても長持ちしてるなあ。


★★★ 中央公論新社

qe1.jpgエリザベス本はいくらでもあるけど、これは「まっとうな本」です。というか、基本的に小説ではなく、史伝とか歴史物語とか、ま、そういうテイストですか。

エリザベス一世ものではトム・マグレガーの小説を比較的最近読んだんですが、こっちは可憐な乙女・エリザベス、悪魔のように冷酷有能なウォルシンガムとかなんとか、ハリウッド映画の原作みたいな代物でした。ひどいけど、ま、それもよし。

で、「エリザベス 華麗なる孤独」はヘンリー八世にも光が当たっています。ひたすら暴君という扱いではなく、彼にとってはそれなりの理屈があって、次から次へと奥さんを殺していった。絶倫ふうの彼ですが、なぜか男子が生まれなかったんですね。それがヘンリーの最大の弱みであり、気がかりであり・・・。

で、エリザベス。即位前もマグレガー本のようにひっそり寂しい生活してたわけでもなく、さすが中世で、何十人、なん百人も侍女やら召使やらを使っている。そりゃそうだ。いちおうは王位継承権をもってる女性なんですから、そんなに粗末に扱われてるわけがないですわな。

即位してからの結婚話のもろもろが面白い。スペインもフランスもオーストリアも、なんとかこの女王と結婚したい。結婚したら、もちろん英国も一緒にもらってしまおうという算段。で、若い女王(最初の頃は若かった)は色目つかったり拒否したり、すねたり、文句言ったり、相手が諦めそうになるとニャンニャンとすりよる。作戦だったのか、たんなる優柔不断だっだのか不明。

結果的に各国の求婚者たちは、手玉にとられてしまった形です。そうやって時間かせぎをしながら、なんとか弱っちい英国は生き延びることができた。なんせスコットランドにはメアリー・スチュアートがいるし、アイルランドはやたら反抗するし、新旧の狂信者たちはケンカするし。貧しい英国としてはけっこう大変なんです。

それはそれとてし、女王の寵愛した連中、どれもこれもあんまり出来がよくないですね。現王朝のWインザー系も男選び、女選びの趣味が悪い感じだけど、テューダー朝もみーんな趣味が悪い。

最初のロバード・ダドリーは論外にしても、エセックス伯にしても、どうも役にたたない。これも首切られたけどウォルター・ローリーなんてのはマシなほうかもしれません。たしかローリー、マントを敷いただけでなく新大陸でなんかやったよう記憶があります。何したんだっけ。

★★★ 中央公論社

soujou.jpg長い々々本です。全13巻。ずーっと以前に巻1を読み始めて、ななな、なんだ、玄宗・安禄山が延々と続くので呆れかえった記憶があります。


それから十数年(たぶん)。またフッと気が向いた。かったるいけど、読んでみるか。図書館に揃ってるし・・・。

で、巻2から開始しました。巻1を読了したかどうかも記憶にないですが、巻2は蘇我入鹿のようなので、ま、たぶん読めるだろう、きっと。

結局薬局郵便局で、巻11だけ除いて読みおおせました。巻11はなぜか欠本。誰かがこの巻だけ借り出したらしい。不思議な借り方をする人がいます。なんか調べ物でもあったのかな。

はい。面白いです。でも非常に疲れます。人間関係、系図、ごっちゃごちゃで、しかも橋本調で表現がもっちらねっちら粘って、おまけにスパイラルしている。エネルギーの必要な本です。だれそれ中納言の親の兄弟の3番目の娘が大納言の養女になって、それが○○の中将の甥の養女の亭主の二番目の息子と結婚する。これが関白にとってどういう意味をもつか・・・・。知るか。

たぶん橋本治もそうだったと思いますが、平安末期を読むと、なぜ院政という仕組みがなりたったのか、疑問をいだきます。院政という形が成立すると、摂関藤原のパワーの源泉がなくなってします。なんせ天皇に中宮、皇后を差し出して外戚として力をふるうのが摂関家のエネルギー源。いやーだよ、と退位した天皇、つまり上皇や法皇が勝手なことをしたんじゃ「外戚」の意味がなくなってしまう。

関白も摂政も、天皇に対しての地位ですからね。院ではこうした官位役職に関係なく、院に気にいられた男が権力をふるい、院宣なんてのをふりかざす。どういう男が気に入られるかというと、能力もあるだろうけど、院の寵愛するイケメン(ただし太りぎみの中年)だったりする。平安期、男色が蔓延していたようです。

ま、そんな具合で、かったるい部分は飛ばし読みしながら1~2カ月かけて終えました。あー、疲れた。

追記
全13巻ではなく「全15巻」です。13巻は以仁王の令旨まで。まだ清盛が死んでなかった。


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