ClassicPatchのバッチ ファイル

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だいぶ前にWizardry8にReforged Modを適用。少し試してはみたが、どうも雰囲気が好かん。なんというか、あわい色合いというかイメージで、幻想的を狙ったんでしょうが、少し違うような。ちょっとやって、そのままストップしていました。

あっ、念のため。Wizardryというのは、40年近く前に登場したRPGです。RPGはロールプレーイングゲーム。剣士、盗賊、魔法使いなどの6人組が冒険するPCゲーム。その世界観が以後のこの種のゲームの原型となりました。

初期はぜんぜん派手ではなくて、真っ暗な画面に白い矩形で部屋を表現するシンプルなスタイルでした。でもはてしなく想像できる余地がある。暗い部屋のドアを開けると、何かと遭遇する。ドキドキします。世界中から支持されて、シリーズはどんどん継続発展。で、19年前にはWizardry8が登場した。

Wizardry8。グラフィックの貧弱さが最大の弱点(かなりひどい)でしたが、ゲームそのものの仕組みは素晴らしかった。当然、次のWizardry9の発売が待望されました。でも、ダメでした。制作会社の内情があまりにグタグタだったんですね。世界中のファンが「買うぞ!」と言ってるのに、次を作れなかった。哀しいことです。販売政策も下手くそで、たしか英国のゲームメディアが「名作なのに売れなかったゲーム」のランキング何位かに入れていました。

ま、そういうことで、違うMODをやりたくなった。入れたのはClassicPatchという、日本人が作ったMODで、思い入れを込めていろいろ追加や拡張をしているらしい。こういうMODを作るような人って、すごいです。もちろん完全無料。まだやってないけど、たぶんゲームバランスも悪くないんじゃないかな。

以上、前置きが長かったです。で、あらためてWizardry8をインストールして、MODを上書きして、設定のためにバッチファイルを一本おいた。バッチとは xxxx.batとかいう名称の(通常は)短いテキストファイルです。まずプログラムAを実行して、つぎはBを実行して、それからCね・・・という具合にプログラムの実行スケジュールが書き込んである。Windowsが登場する前の、昔のDOS環境ではよく使われていたものです。当然、簡単と思ったら、これが意外に手間取った。

内部コマンドまたは外部コマンド、操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません

こういうエラーメッセージですね。なぜかプログラムが動かない。

試行錯誤。あちこち調べ、ようやく解決。半日近くかかった。ようするに環境変数の「Path」を書き換える。なんのことかワケワカメですけど、「Bを実行して、それからCね・・」のBやCがどの場所のBやらCなのかをPCにあらかじめ教えておく必要があった。そうでないと、あちこちにBやCがある可能性があって(ないけど)、混乱してしまう。「あの部屋の北側の窓の下の片隅にいろいろ置いておくから、まずあのへんを探してね」と指示しておくのが「Path」。

そういうことのようでした。PCに触りはじめてほぼ35年。環境変数とか、聞いたこともなかったなあ。尻もしないで、今までなにをやってきたんだろう。