2020年10月アーカイブ

またまたスマホの悪口。Androidスマホです。わけのわからない通知音にムカムカしているんですが(朝の4時に鳴らすな!)今回はメールの件。そもそもDocomoのメールは使っておらず、もっぱらSMSを使っています。だいたいのことはこれで間に合いますね。

でも少し不便なこともあるので、別途 gMailを設定。つまり常用のPCメールとは切り分けて使いたいわけです。ただ不便な点があって、新規の相手の場合、いちいちアドレス入れるのが面倒。アドレス帳がほしい。
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かといって(便利ということになってるらしいけど)PCメールの設定と同期なんかさせたくない。あーいう「同期」というやつ、非常に悪い考えだとワタシは思っているわけです。バリバリ仕事に使ってるわけじゃなし、なるべく独立させて別物として使いたい。このメアドにはこの種のメール。こっちのメールはこっち。

で、調べたらgMailのメニュー候補の中に「連絡帳」というのがあった。Googleのアプリらしいです。そうか、これをインストールすればいいんだな。入れておいて、ひまな時に一括してメアドを書き込めばいい。はい。インストールというボタンをタップしました。

すごく簡単そうです。しかし、うまくいかない。まず「電話番号かメールアドレスをいれろ」と要求される。つぎに「パスワードを入れろ」という。迷いましたが、GoogleアカウントのPWでしょうね。で「違う!」と叱られる。何回やってもハネられる。「デバイスが違う」と文句をいう。なんのこっちゃ。仕切り直して Google Playのアプリ一覧から入ろうとすると、こんどは「連絡帳」が発見できない。できない。違う。できない。違う・・・。

諦めました。なんかスマホという代物と波長が合わないようです。どうもスムーズに運ばない。

ネットで調べたら、宛て先入力の場面で適当に入力しはじめると(SMSに使っている)「連絡先」名簿()から検索して拾ってくれることが判明した。猫山さんにメールするときは「ねこ・・」と打つと猫山のメアドが出現する。なるほど。これでいいんだ。

というわけで、ひとつ便利になりました。ただしgMail「連絡帳」アプリの件は依然として藪の中。わからんことが多すぎる。みんなよく簡単そうに使っているなあ。

この「連絡先」はガラケー使っていたころの「住所録」を吸い上げたものです

AndroidのOS、そもそも操作の説明が不親切すぎるんだな、きっと。まず用語の説明がほとんどないし、たとえば「アカウント」といったって実はいろんなアカウントがある。「Googleアカウント」というふうにきっちり書いてくれれば何も迷わなくてすむのに。

こういうふうに文句いってるのはトシヨリだけなんだろうなきっと。

白水社★★★

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閻連科(エンレンカ /イエン リエンコー )は中国では(たぶんノーベル賞の莫言の次くらいに)著名な作家です。莫言と同じように、地にはいつくばって生きる農民を描いた作家です。政府にはかなり睨まれているけど、魯迅賞やらカフカ賞やら、いいろ受賞しています。

この人、ま、たいていは破天荒なヤブレカブレ小説で「愉楽」「炸裂志」などなど。そこにちょっと哀愁が加わった短編集が「黒い豚の毛、白い豚の毛」など。

そしていっそう静謐の度合いが増したのが、私小説ふうの「父を想う」。で、今回の「年月日」はこの延長線でしょうね。農民+飛躍のバイオレンス+過酷な静かさ。

太陽が数珠つなぎにのぼる千年に一度の日照り。村民はみんな避難。しかし村には一人残った老人と盲いた犬がいた。乾ききった大地にはオオカミが群をなし、無数の飢えたネズミが走り、とうもろこしの緑の小さな苗がある。

シンプルで短い小説です。

新潮社 ★

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近衛龍春はいちばん最初に「上杉三郎景虎」を読んでびっくり。こんな作家がいたんだ。

たしか次は「毛利は残った」、そして「南部は沈まず」だったかな。意外や意外という地味な部分を調べていて、面白い書き手だなあと記憶に残りました。ちなみに片方は関ケ原でボーッ傍観してしまった毛利輝元のその後。もうひとつは中央のことなど知ったことか・・と北の果てで周辺と争い続けた南部信直という田舎大名です。

あっ、そうそう「慶長・元和大津波奥州相馬戦記」も非常に良かった。伊達のノドに刺さったトゲみたいな存在であり続けた小領主・相馬のお話。大局を見る目はゼロだったけど、なぜか不思議に戦国を生き延びた。(ちなみに「大津波」はまったく本筋と無関係。売らんかな出版社の下手な宣伝戦略ですね)

という作家なんですが、この本はいけない。ま、影武者もつとめたという家康の側妾の一生なんですが、なんせほとんど家康年代記そのものをなぞっている。何も新しいものがない。よんで損した印象。だいだい著作リストをみると、やたら本を書きまくっているような気も。

東海大学出版部 ★★★
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戦後のブームを支えたマンガ家たちを、年代別にインタビュー。第壱巻は「先駆者たちの挑戦」。やなせたかし、ちばてつや、水野英子、水木しげる などなど。第弐巻は「男が燃えた!泣いた!笑った! 」で、さいとうたかお、松本零士などなど。

まさにマンガ史一覧です。面白かったし、知らないエピソードが非常に多かったんですが、それよりインタビューを受けたマンガ家たちがみーんなトシヨリになってること。

トシヨリというのは、たんにトシをとってるだけでなく、グチが多くなったり、我を張ったり、自慢コキになったりということです。それが面白い。

たとえばトキワ荘の女性1号として知られる水野英子なんかは、自分のマンガを本にしてくれる版元がなくなって苦労している。書きためているのに発表できない。ブツブツ。()

水木しげるなんてのも、ひたすらお金のことしか考えてないみたいな雰囲気。当然でしょうね。貸本時代はひたすら苦しかった。連載始まってからは苦労がなくなった。オレはうまく転換できた。うまくいった。ほんと、喜んでいる。夫婦そろって喜んでいる

松本零士はイメージと違って、スーパー野蛮人()。関門海峡を泳いで横断しようとしたり、ライフル持ってライオン追っかけたり、やりたい放題。
ライオン、本当は撃っちゃいけないけど、さすがに危険を感じた緊急事態なら発射できるルール。それを逆手にとってライオンを徴発、迫った。危険な雰囲気感じて賢いライオンは逃げた

そうそう。荒俣宏がマンガ家になろうとしていたとは知らなかった。ちなみに第参巻は里中満智子なんかの少女マンガらしいです。

水野って、予想外にマンガ開拓の功労者だったんですね。意外。彼女が敷いた道を、以後の女流がするすると通過していった感がある。
ちばてつやと正反対。ちばは描くのが遅くてほんと苦労したらしい。売れたけど、大変だった。苦労だった。野球を知らないから自由に魔球を創作できた。


朝日新聞出版★★★
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今年刊行したばかりの本。表紙がきれいで新しいのを借り出すと気分がいいですね。

アメリカは州ごとに見ると細かすぎてアヤフヤになるけど、それを大胆に10地域に分割してみる。そしてそれぞれの地域の地形、気候、人々、歴史、産業などなどを解説。面白い本でした。

たとえば東北部分。メイフラワー地域ですね。こまかく小さな州ばっかりだけど、存在価値はかなりあるらしい。WASP。そもそも後発で到着した(1620年頃?)ピルグリム・ファーザーズの末裔がなんであんなに威張っているのか。実はかなり不思議でした。

その答えは、どうやら連中が教育と出版を重視したかららしい。みんな聖書を読まないといけない。つまり文字を読めないといけない。牧師も育てないといけない。ようするに他の地域にくらべて「発信力=声が大きかった」ということでしょうか。先行した他の州の連中は儲けることに必死で、宣伝とか高邁な教育には関心なかった。

というわけでニューヨークとは別あつかいです。ニューヨークは商業・貿易の中心地。北の州とは性格が違う。とくにエリー湖とハドソン川をつなぐ運河ができて大発展した。

あとは何だったっけ。わりあい常識で理解できる分け方ですが、ロサンゼルスはサンフランシスコとは別扱いで、南の州の仲間になっている。このへんは意外でした。また、ハワイもけっして楽園ではなく、いろいろ大変らしい。

印象として、どこの州もあんまり芳しくないです。みーんな問題をかかえている。それでも総体としては、世界でいちばん豊か。

北米大陸に初めて上陸したのがメイフラワー号のピルグリム・ファーザーズ。日本ではそう信じている人、かなり多いと思います。


インストールの残りを整備。総じてWindows 10がどんどん使いにくく、おせっかいになってる雰囲気です。当然の方向性だろうけど、いやだなあ。
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・電源シャットダウンの不便

まずスタートメニューの奥の電源オフボタンをもっと便利にしたい。ところがWindows10の新仕様なのか、スタートメニューからアイコンを引っ張りだせないんですよね。もちろん単純なショートカットも不可

あちこち調べた末、デスクトップで新しいショートカットつくって
  shutdown -s -f -t 0 -hybrid
と指定するのを発見。しかしやってみるとダメです。うーん。うーん。試行錯誤の末
  shutdown -s -t 0
で正解でした。hybridオプションは高速スタートアップモードらしくて不要(というか今回の作業の趣旨に反する)。sはシャットダウン、t 0 はタイムゼロ。f のことは知りません。

・カバーをあけると勝手に電源がはいる

これも便利なようで不便。いろいろ調べて、BIOS書き換えしかないと判明です。
でもノートのファンクションキーってどうするんだ。fnなんてキーもあるけど、単にF2連打でいいのかどうか。
やってみるとInspiron、F2の入力判定がかなりシビアのようです。電源いれたら余裕こいてないで、すぐさまF2を押す。そうでないとスルリと逃げられてしまう。

何回も何回もトライして、ようやく成功。BIOSで「Power On Lid Open」という項目をオフにすると、カバーオープンでは立ち上がらなくなります。Lidってのがフタのことかな。

・古いOfficeが「再構成」のトラブル

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さて、最後が難関でした。

古いソフトです。えーとOffice XPという名称で、実質はOffice2002ですね。これをWindows10に入れる。
で、無事に入って認証もすんだんですが、なぜかWindows起動のたびに

  Windows で Microsoft Office XP Personalを設定しています。しばらくお待ちください。

というメッセージ。で、実際になんか構成ソフトが走っている。なんかなー・・です。しかもそれだけでなく、その後にWordやExelを個別に走らせるときも同じように
 ・・しばらくお待ちください。
のメッセージで、そのたびに構成作業が始まる。ネットを検索してみましたが、これってどうも何かインストールソフトが動いているらしい。なんでだ。Officeって、大昔からなんか気の利かないイメージがあります。

かなり苦労しました。ネットは(役にたたないマイクロソフトのサポートページはもちろん、メーカーのQ&Aも)手も足も出ない様子。悩んでいる人はかなり多いみたいだけど、解決法らしいものはほとんどみあたらない

でも、ほとんど半日かけて、ようやくかすかな希望の兆候があった。「管理者権限」を付与すると解決するのかもしれない。ほんとかな。

さて、それにしても、そもそもWordやExelの実行ファイルはどこに置いてあるのか。これもシンプルじゃないんですよね。ふつうの 目にみえるところに Microsoft Officeなんて明示フォルダがあるわけじゃない。というわけで名称も違うし、まず隠しファイルを露出表示のモードにしておくのは大前提。

所在が判明しました。32bit版Office XPの場合は
  C:\Program Files\Microsoft Office\Office10\
にファイルがある。Office10なんて地味な名称のフォルダにひっそり潜んでたんですね。

これをつきとめて、その実行ファイルに「管理者として実行」の権限を与えてみる。するとまた何かインストールが走って・・・・・

大成功! 静かになりました。理由なんてしるもんか。

追記
あとで(めったに使わない)メールボックスを見たら、MSから「アカウント作成のなんたら・・」というメールが来ていました。その後で「成功しました」というメールも。もっとも、アカウントに紐づけた最初のユーザはもう削除済みなんで、どうでもいいけど。


届いたInspiron 14 5405。ようやくセットアップが終わりました。
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簡単かと思ったんですけどね、意外や意外、Windows10が進化・・・というか劣化、悪化、複雑化していた。すんなりマイクロソフトアカウント登録をスキップするはずが、いやー、しつこい。

何回やっても脇道に逃げることができず、とりあえずナンカを登録(なんだか不明)。インストール終えると速攻でローカルアカウントを設定して、これをアドミニ権限にして切り換え。こんなんで逃げきれたのかどうか。好きな食べ物Q&AとかPIN設定とか、なにがなんだか。

あとはイジイジと退避していたデータやソフトのインストール。あれやこれや、半日以上はかかりました。疲れた。

新Inspiron、かなり薄くて軽いです   もっと厚くてもいいのに。Ryzen 5 4500U に 256GBのSSD、かなり速いです。選んだ「エデン」という色、青っぽいグレーというか、なかなか面白いカラーですね。

そうそう。電源コードはえらく太くてゴツいです。あんまり似合わない。

うっかりカバーを開けると、本体まで持ち上がってしまう。ご用心。


注文したのが9月24日()。到着予定が「10月30日」とはるか先だったのを無視してしまったけど、たぶん部品調達がシビアだったのかもしれない。ネットを見ると「Ryzen 5 4500Uは人気で品薄」みたいな書き込みがけっこうあった。ま、人気Ryzenの最新ノート用APUでけっこうな性能だから、当然といえば当然。他のメーカーはもっと調達に難行しているような書き込みもあった。

だから、通常なら2週間程度らしい到着日程が、最初から「5週間」と大幅な余裕幅を持たせてあったんだろうと思う。実際、注文してからも「注文確認済み」のまま7日間は変化なし。まだ部品が届いていなかったんでしょうね。で、8日目になってようやくパーツがそろってめでたく「生産中」になった。

inspiron14a.jpg組上がって、箱に入れて、発送してからが長かった。船便やら通関やらでしょう、結局ここから更に1週間以上かかりました。で、佐川に渡ったのが19日目。すぐ発送にかかって、翌日に配送。

計、20日間でした。3週間弱。ま、比較的速かったというべきなんでしょうね。


残り数日で20%引きクーポン終了というので、あわてて注文。実際には20%引きは更に1週間ほど延長となりました。

ちなみに現在はナントカ割引が少し減額になり、さらに割引クーポンが17%に変更などあり、 結果的に51,984円 → 55,593円。つまり3600円ほど高くなっているみたいです。

東京図書出版 ★
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ふと興味をもって借り出し。

うーん・・・難儀な本でした。事実がズラズラズラ・・・と書き出してある。まるで年表です。ヤマがないので、楽しくない。

たとえば山田長政のあたり。今のタイであるシャムで活躍した武将という知識はあり()、どんな人物、経緯だったのかと興味はありましたが、どうも詳細はわからなかった。当時のどこそこに日本人町があり、何年後には消えたとかは細かく書いてあるけど、はてはて。ま、そういう本のようです。勘違いした自分がアホだった。

だいたい、ビルマとかベトナムとかアユタヤとか、多くはカタカナで表記。せいぜい漢字も「交趾支那」ぐらいなのに、なぜか一国だけ「暹羅」のまま続く。著者の好みか。たぶん「シャム」だろうな、とは察しがついたけど、浅学にして「暹羅」という国名に自信はなかった。そのうち記述はいつのまにか「シャム」に変化していたけど。

ま、失敗でしたね。

山田長政
   けっこうな規模のサムライ傭兵隊の隊長。子供のころは「王になりそうだった」と読んだ記憶もあり。たしか毒殺されたんじゃなかったっけ。

最近気になっているのは、テレビや新聞の「副大統領候補の黒人女性・カマラ・ハリス」という言い方です。彼女は「黒人」なのか。

そもそも米国では黒人をどう書いているんだろうか。まさか昔みたいにニグロではないだろうと調べてみたら、もう「black」に侮蔑的ニュアンスはなくなっているらしい。だからブラック・ライブズ・マター(BLM)ね。それでも上品に書けば「アフリカ系」でしょう。

カマラ・ハリス氏は「African-American woman」であり「South Asian-American」。つまりインド系(タミル系)ジャマイカ系の米国人両親の間に生まれた子供です。あんまりポリティカル・コレクトネスにこだわると舌がもつれて表現が難しくなるけど、それでもきっぱり「黒人」「black」と断言するのは、絶対におかしい。アフリカ系の血が一滴でも混じっていたらもう黒人なのか(One drop ルール。たしか昔の差別的定義では、8分の1だったか16分の1で「黒人」だったような気もするけど)。

いずれにせよ、こういう表現を大手メディアがまだ平然と使っている。日本はかなり感覚のズレた不思議な国のような気がします。

記憶違い

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妻が使っていて今回廃棄する予定のノート。てっきり子供のノートブックの払い下げかと思いこんでいた。大きな勘違いでした。

えーと、大昔、20年くらい前かな。急に入院することになって、入院中はヒマだろうからというので、あわてて近くの店で買ったのがVaioのノート。ゆっくり吟味する時間もなく、20万円以上。かなり高価だった

で、その後、Vaioノートは当時学生だった子供の専用になり、子供がずーっと使い込んだあげく、最終的に妻に払い下げ。使っていると熱がこもって、ときおりブォー!と盛大に熱気を吹き出す。妙に人間くさいPCでした。

で、壊れたキーボードを英字(安かった)に交換とか、騙し騙し使ってたけどこれも限界。仕方なく観念して買ったのが直販のSony Eシリーズの14型。5万9800円でした。当時でも高性能とはいえなかったけど、ソニーとは思えない安さでした。

で、そこから10年。途中でSSDに付け替えたり、メモリを足したりしながら妻がずーっと使って、ついに(ワタシが)うんざりした。そういう経緯だったんですね。
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おぼろげだけど、妻がVaioを使いだす前、なんか弁当箱みたいな富士通のボロNoteもあった気がする。ビジネスモデルの中古品かなんか、よほど安かったのかな。たぶん3000円くらいで、中古専門店で買った。最終的には液晶のヒンジ部分が本体からもげて、使用不能になった気がする。

ほんと、記憶があてにならない。みーんな忘れてしまってる。

そうそう。今度注文したDellのノート、10年前のVaioと同じ価格帯だけど性能は最高級レベルです。前はCeleron P4500。今度はRyzenの最新版APU。これはかなり速いよ。単純速度にして15倍以上。


小田島隆の「ア・ピース・オブ・警句」。WEBの日経ビジネスに週イチで連載していて、たいてい読んでいたんですが。あれれ、今週から会員登録を求められるようになった。フリーで読めるのは冒頭の1ページだけです。方針変更か。

ただで読もうというのが悪い!と言われりゃその通りですが、なんかつまらないなあ。小田島隆は大昔、遊撃手のころからファンでした。「我が心はICにあらず」についてはこのブログでも書いている。哀しいことじゃ。

で、発注かけてから1週間。ごらんのように、オーダーステータスを見るとまったく動きなし。ま、こういう会社のようで「この情報はあてにするな」とみんな書いてます。

ある日とつぜん2段階動いたり、いきなり「もうすぐ届くよ」とメールがきたりするらしい。

dell-order.jpg追記:
注文(支払い)から8日目。ようやくオーダー状況が「注文確認済み」から「生産中」に表記が変わった。電話をいれようかと思っていたが、いちおう忘れられていなかった模様。
追記:
11日目 急にバタバタと進行して「構築完了」 → 「輸送準備中」 → 「出荷済み」 → 「国内配送センターへ輸送中」 と変化。たぶん、ここからまた日時がかかると思う。


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追記:
18目目 状況に変化なし。もうコンテナには積まれているんだろうか。それとも・・・。
追記:
19目目 ようやく変化あり。メイン表記は「出荷済み」のままながら、下段に「荷物 1 SAGAWA」 のリンクが登場。ただリンク先の佐川サイトはまだ「登録データなし」の状況。おそらくもうすぐ。

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追記:
20目目 見かけはそのまま変化なし。ただし佐川サイトに飛んでみると「配送中」で本日到着の予定らしい。やれやれ。

妻の常用パソコンは、そもそも子供の使っていたノートで、2010年もののVaio。14型のEシリーズというのかな。CPUはCeleron P4500。HDDが320GB、メモリ2GB。なんといってもメモリ2GBというのがセコイですよね。かろうじてWindows7を動かすことはできるだろうけど、まったく十分とはいえない。当時でも最低4GBほしいねと言われていたはずです。

その後、さすがに遅いのに我慢しきれず(ワタシが、です)、4年前には120GBの安物SSDに換装。だいだい遅い原因の大部分は2.5インチの小さなHDDなので。ついでにメモリも4GB×2枚としました。これでなんとかガマンできる範囲内になった。

それが去年、Windows7じゃダメだ!とマイクロソフトがあんまり言い張るんで、しかたなくWindows10を入れた。うーん、けっこう苦しいです。動くことは動くけど、クリックからワンテンポ、ツーテンポ待たないといけない。焦ってイラッとしていると「そういうPCだと思って付き合わないといけない」と子供にさとされました。なるほど。

このコロナ騒ぎで、たまに帰宅した子供がこのノートを仕事に使ったりもする。うーん、そろそろ買い換えておくか。奥さんは「これで十分なのに。なんにも不足はない」とか言いますが、いやいや、いくらなんでも遅い。たまに使うとなかなかのストレス。

という次第で、新しいのを発注しました。

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ま、なるべく安いのがいいんで、DellかHPか(特に理由もないけどLenovoは却下)。昔の固定観念では無骨なDell、ちょっと気取ったHPというイメージでしたが、だいぶ変化したようです。ま、なんでもいいか。

で、いろいろ調べたらDellの14インチノートが69,980円で、なんか割引で64,980円。これとは別にDellはクーポンというのがあって、適当に期限をきって割引している。15%から20%。20%以上はない模様でした。

New Inspiron 14 5000 プレミアム。「New」は「今年の」という意味のようです。
エンジンはIntelではなく、最新のAMD Ryzen APU()。Ryzen 5 4500Uというやつで、これ、かなり速いはず。PassMark値はいまワタシが使っているデスクトップ(core i5-2500k)の倍以上。へたすると3倍近いです。おまけにHDD(遅くて故障の原因)ではなく256GBのSSD。メモリは8GB。いいなあ。

そういうわけで、クリックしてしまいました。ただしDellは受注生産で、つくっているのは中国アモイ。注文受けてから組み立てて、たぶん船便で送る。けっこう日時を要します。いちおう「オーダーステータス」という画面で進行状況をチェックできるみたいですが、評判ではまったくアテにならない。ま、2週間くらい(運が悪ければさらに1週間?)で届くはずです。

ちなみに価格は割引価格64,980円のさらに2割り引きで51,984円。たしかに安いです。ただしこれに消費税が乗ることを忘れていた。トータルでは57,182円でした。


AMDという会社の、Ryzenというシリーズの ビデオ機能統合型CPU です。統合型CPUをAMDは「APU」と称しています。スペースのないノートとか小型PC用。

関係ないですが、CPU、いまはAMDのRyzenがぜったいにおすすめです。安くて、しかも速い。シェアもかなりとってるみたいです。そうそう。棋の藤井くんがAIソフトを走らせるため組もうとしているのもAMDのフラッグシップ最速CPU。最速もんはさすがに超高価です。めいっぱいメモリや電源などなど入れたら100万近くなるんじゃなかろうか。夢のマシン。

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