Book.20の最近のブログ記事

平凡社 ★★★
sangokusidangi.jpg
達者でちょっと俗っぽい部分もあわせもつ二人が、酒でも呑みながら他愛なくしゃべくっている。ま、そんな雰囲気の一冊です。中身はようするに「三国志演技」についてのアレコレ。

だいたい誰でも考えるようなことが多いです。曹操は好きなんだけど演技ではずいぶん叩かれて損してるとか、張飛は当然として関羽だってけっこう難のある奴だよねとか、それでも冒頭の桃の花の下、義兄弟の契りは泣けるとか。

どこかの講評サイトで「知識が浅い!」とかお叱りの意見もみましたが、オヤジが二人、適当にだべってるだけのことです。目をつり上げるものでもない。そういえば美女貂蝉。四大美人ともいわれているそうですが、たかが董卓を殺すために身を犠牲にしてしまうのはは惜しい・・・・はい「惜しい」というのがオヤジの困った感覚です。じゃどうすればいいんだというと、それは誌面じゃ無理。

談義は別として安野光雅の絵はやはりいいですね。何点か巻頭で紹介されていました。


河出書房新社 ★★
kubikirinorekishi.jpg
何がテーマなのか、焦点の定まらない感じの本。途中で挫折。

唯一「へーっ・・」と感心したのは、首切り処刑というものの成功率。かなり低かった模様です。だからパリのサンソンなんてのが(きっと名人だったんでしょう。ムッシュ・ド・パリ)有名人になれた。

例のスコットランドのメアリー女王なんてのも、一回では首を切ってもらえず、数回かかった。かなり酷かった雰囲気です。ただ、こうした細かい部分を書くと「メアリーは勇敢かつ気高く死んだ・・」というきれいな雰囲気が壊れる。だから、あんまり書いたものがない。

ちなみに処刑人、あんまり手際が悪いと怒った観衆に襲われて殺されることもあった。命懸けだったんですね。もうひとつ、ちなみに。死刑囚は最後まで気高く、予定調和で死ぬことが期待された。神に祈って、短い演説ぶって従容と、なんかが理想。たまに見苦しく騒ぐ囚人がいると、ものすごいブーイング。下手すると群衆からリンチにあう。

死ぬときくらいは自由に・・とはいかないみたいです。


アーカイブ

最近のコメント

このアーカイブについて

このページには、過去に書かれたブログ記事のうちBook.20カテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリはBook.19です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

OpenID対応しています OpenIDについて