2004年の最近の記事

大晦日

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今年最後の今日も雪。けっこうな降りで、午後なると完全な雪景色になってしまった。まるで雪国です。

いいこともあったし、ろくでもないこともあった一年。ま、何が何でも一応は区切りですね。また新しい気持ちで始めましょう。

子供も帰ってきました。明日も外出、明後日も外出で、3日にはまた勤務先に帰ります。あわただしいスケジュールですが、それでも休みは休み。子供にとっても来年、充実した一年となってほしいものです。 

暮れの雪

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初雪。天気予報では午後から上がるようなことでしたが、例によって外れかな。午後も霏々として降り続いています。

遠くの芝生の上が白くなりかかると、公園に早速近所の子供が出てきてなにやら遊んでいます。雪玉を作っているような様子。しっかり降りしきっている中、さすがに子供は元気です。

夕方になっても上がる気配がないので、年賀状を出しついで、傘をさして妻と買い出しに出かけました。手が冷たい。手袋がほしいような冷たさです。こういう痛いような冷たさ、少し懐かしいような気分にもなります。そういえば最近はシモヤケの子供を見なくなったなー。

思い切って小さな、いちばん安い鏡餅を買いました。親指の先くらいの、まがい蜜柑が乗っています。

Xmas イブ

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晴れ

金曜のクリスマスイブ。駅を下りて、ふとケンタッキーへ寄ってようという気になった。4ピースか5ピース買って帰るかな。

大間違いでした。北口のケンタの前あたりが人だかりしてるんでイヤな予感がしたけど、案の定、みんな買い連中。店内に10人くらい、寒風の店外にはザッと30人くらいがズラーッと並んで待っている。家族連れもチラホラ混じってはいたけど、印象として8割はアベック。みんな頑張ってね。私はアッサリ諦めて帰ります。

あの連中、チキンを買ってワインとパンでも買って、自室にひきこもってささやかなパーティなんでしょうね。羨ましい気もするし、それだけ景気が悪いんだなーという気もする。もっともン十年前の基準からすれば、そもそもイブに外食しようなんてのが異常なゼイタクなんだけど。若者は痩せスネ抱えてるか仲間と安酒でも飲んでるのが当たり前でした。アベック? そんな幸福な友達、いたかなー?

そんなこと言ってるオジさんも、その夜は奥さん相手に一応はチリ産のアカ(超廉価ではない安ワイン。コンチャイトロだったかな)を一本あけました。二十数年ぶりに子供のいないイブ。さすがに一本あくと酩酊します。夜中に胃がチリチリと文句を言っていました。 

寒い!

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晴れ

寒い。室温は20度くらいなるのだが、体感は12度か15度。冬至はいつだっただっけ、えーと今年は21日だったか。寒いわけです。これでも日差しが少しずつ短くなっているなんて信じられない。

あんまり寒いのでエアコンをつけました。オレンジ色のランプがチカチカ点滅しはじめたんでフィルターの目詰まりかなと心配し、いったんパワーオフ。すぐオン。するとランプはきれいに点灯しましたが、風向板がジワーンと閉じ始めている。見ているとジワーといったん閉じて(これが電源オフの正常状態)、それからまた開き始めました。

なるほど。オフ→オンの指令に対してタイムラグはあるものの正しく反応したわけです。もしオフ→オン→オフ→オン→オフ→オン→と一気に指令したらどうなるんだろう。実験してみたい気になりましたが、もし全コマンドを忠実に実行されたらたまらない。思いとどまりました。

まだ見続けていたら温風が吹き出し始めたものの、ランプは結局また点滅開始。どうしても点滅したいらしい。ま、放置です。

ベランダに出たら冬の日溜まりのような場所ができていて、なんとなく暖かそうな雰囲気に映りましたが、実際には風が冷たくて立っていられない。今日は冷たい北風が吹きまくっています。 

エンジンの音

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晴れ

飛行機で思い出した。

子供の頃、田舎町に新しい医院ができ、若いお医者さんがきた。

子供の目にはキリッとした好男子でした。天気が悪い冬などは、診察室の片隅に洗濯紐が巡らされ、生乾きの洗濯物がかかっていたりしました。たしか小学校の女先生と結婚したのだと思います。

その先生は休日になると町外れの中学校の広いグラウンドで、本格的なガソリンエンジンの模型飛行機を飛ばしました。長いスチールケーブルで周回リモートコントロール(?)する式の飛行機です。翼長は1メートル近くあったんじゃないでしょうか。ものすごく本格的なものです。燃焼音と臭いがクラクラするほど神々しく、子供たちはただ黙って遠くから見ているだけでした。そのころから診療室には大小の模型がたくさん陳列されるようになっていました。

中学生の頃かなー、何かで寝ついたとき往診してもらったのですが、スクーターの停まる音を聞いてあわてて読みかけの本を布団の下に隠したのを発見されたこともあります。たしかスタンダールの赤と黒。それとも恋愛論かな。先生はホーッとタイトルを見てすぐ返してくれましたが、後で父親に何かいわれたような記憶もあります。スタンダールなんて子供の読む本ではない、と思われたような時代です。

後年、帰省すると町の上空を爆音がとどろき、軽飛行機が通過していくことが時々ありました。またセンセが飛んでる、と母が言います。先生は特攻隊上がりだったんだそうです。たぶん途中で敗戦となり、飛行機への夢は消え、どういう形が知りませんが医師になった。でも飛びたかったんでしょうね。

経済的な事情なのか、それとも私的な飛行も許可されるような時代になったのか、とにか中年過ぎからの先生は休日になると県の飛行場へ通い、操縦免許をとってしまったらしい。そしてようやく、念願の飛行開始。いい気分で自分の医院のある田舎町の上空までやってきて、飛び回っている。

だからどう、というような話ではありません。これだけのことですが、ふと思い出してしまいました。あの模型エンジンの低い轟音、いまでも耳に響きます。 

理髪

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晴れ

このところ伸び放題になっていた髪を切る。切るとさっぱりすることは理解していくのだが、気がすすまずなかなか足が向かない。出費もそこそこ痛いしね。

でもまぁ、行きました。久しぶりに地元の床屋。1年ぶりくらいになるのかなぁ。爺さんがいて、若いのが二人くらいでやっている店。以前は愛想のなかった若いのが、ときどき話かけて来たりするようになっていた。商売だからね。景気が悪くて、そろそろ暮れなのに客が少ないとか言っていた。爺さんはいっそう腰が曲がった印象。若いのが爺さんの息子なのか、単なるスタッフなのかは知らない。

髪を切って帰ると奥さんは喜ぶ。不思議に嬉しそうにする。子供の頃も母親がそうだったなぁ。男の子、亭主、連れ合い、なんにせよむさ苦しいのがスッキリして帰ると女性は気分がいいんだろうか。私は娘にしろ妻にしろ、美容院帰りを喜ぶとか感動するとかいう感慨がまったくないので、このへんは不明。 

冬の飛行機

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晴れ

晴れた冬の空。上空を軽飛行機が飛んでいる。南から北へゆっくり飛行して行き、途中から大きく右旋回してまた南へ。調布の飛行場あたりから来ているんだろうか。そんなに高度は高くない。時々同じ光景を見るから、遊覧飛行コースでも設けてあるんでしょうね、たぶん。

新選組の最終回(再放送)を奥さんが見始めたので、わたしも一緒になって見る。勇、最後まで堂々として、微笑んで首を切られるんですね。なぜか着ているものも汚れていなくて。そんなに待遇が良かったんだろうか・・とネットを探したら「黒羽二重に黒の紋付羽織」という記述もありました。なるほど、最後まで近藤らしいお洒落(というか重厚格式好み)な姿を許してもらっていたのか。

なんとなく完全な罪人扱いで殺されたような印象を持っていたので、この点は意外でした。いくら近藤憎し(特に土佐系は)といっても、その程度の敬意は払ってくれた。ついでですが、遺体は数日後には実家筋(宮川)が金をつかませて引き取るこができたらしい。首は確かブランデー漬けで京に送られたはずですが、これもそのうち消えてしまった。となるとドラマのように、斉藤一が密かに密命を受けて隠したんだ、という解釈も一応は成立する。

ま、久しぶりにいろいろ楽しめた大河ドラマでした。

噫無情

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快晴

久しぶりの休日、という実感。この週は特に疲れた。疲労困憊で、明日もまた休日出勤の予定。。今年中にナントカカントカ(無茶な・・)という仕事だけはなんとか回避できたけど、来年はしばらく悲惨な日々になるんだろうなー。ひょっとしたら定年までずーっとかな。

で、今朝は奥さんのほうが早起き。さすがに起きた気配はわかってるので、しばらくたってから私も起き出し、例によってコーヒーをたっぷり淹れる。朝のコーヒー作り、もう何年やっているんだろうか。数十年であることは確かなんだけど、たいして上手にはなっていません。時々失敗します。苦いのを一杯すすってからベランダに出ると日差しが強く、暑いくらい。気温も緩んでいる。

10時になるのを待って図書館へ行き、帰りにスーパーで酒パックなど買い物。パソコンを立ち上げてゴソゴソとサイト更新し(今、やってる)、思いついて「物語倶楽部」から黒岩涙香の「噫無情」と「巌窟王」をダウンロードさせてもらう。「巌窟王」は以前にも一回DLしたはずだけど、この前のマシントラブルで紛失してしまった。「噫無情」のほうはまだ未見。一回も読んだことがない。

ちなみにこのサイトはすごいです。古い翻訳本、翻案本に関心のある人にとっては宝物です。完成テキスト(坪内逍遥のシュイクスピアから森田思軒の十五少年、若松賤子、土井晩翆。ズラーッと豪華に並んでます)はすべてDLしてもいいようなものなんだけど、作成労力を考えると、あんまりホイホイと安易に貰うのも気が咎めるようで、本当に読みたいものだけに限定しています。不思議な心理のアヤですね。


夕刻。年賀状の2版目を印刷。うーん、けっこう色ズレが出ます。10枚のうち完璧!というのが2枚、まぁまぁ許容範囲が5枚、あんまりなぁ・・が2枚。使えるんかいなが1枚。そんなものでしょうね。奥さんと「浮世絵の刷り師ってのは考えてみるとすごい技術だ」などと無駄口たたきながら刷ったものは、どうもズレが多かったようで、集中力が問題みたい。ま、例年になく早く用意ができました。 

異常気温

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晴れ

冬台風成れの果ての低気圧の影響で大荒れとのことだったが、朝起きたらもう雨はやんでいて長袖だけで汗ばむほどの異常陽気。気象庁は25度とか言っていた。

プリントゴッコの足りない材料を昨日買ってきてもらったはずだったが、改めて調べるとフィルター在庫が皆無とわかった。駅前の長崎屋まで出かけ、5枚入りを1000円弱で購入。ついでに汚れ取り用の青色フィルムも購入。2枚で500円ほど。このプリントゴッコも長年使っているので、ガラス部分のキズが増えている。そろそろお終いかもしれない。

陽気につられて奥さんがガラス窓を拭き始めたので、ついでに私も換気扇下の汚れを洗い、泥だらけになっているベランダ床も少し洗い流す。ゴソゴソやっているうちに新潟加島屋からの新巻宅急便到着。

昼は新着新巻の端っこを焼いたものと、やはり同梱の「しその実」。しその実は久しぶりに食べたらけっこう美味だった。鮭も塩を強めにしてくれと注文したのが効いたか、多少は辛いような気もする。特にはらせ(腹身)は塩がしみていておいしい。

午後、プリントゴッコの第一版の刷り完了。続きは来週かな。とりあえず今日の労働は終了とする。これ以上やると腰に来る。 
曇り

これまで十数年間、年賀状は子供の受け持ちでした。たいてい暮れも押し詰まった29日か30日頃、あわてて図案を考えてプリントゴッコで作成。私や妻はせいぜいガッチャンガッチャンと印刷係です。それどころかここ数年は刷り上がってまだ濡れたハガキの運び係程度。要するに、おんぶに抱っこの任せッきりでした。

で今年は頼りの担当者がいない。そんなもの作ってる時間もない。仕方ないです、私がやるしかありません。時間をかけてジックリ考えて3色刷り4色刷りが理想なものの、現実は無理々々。WEBから適当なサンプルを落として、適当にデザインして配色を考え、それからプリントゴッコ用ですからモノクロに変換して、安物のレーザプリンタで印刷。。結局、2色を使った簡単な刷りに決めました。

というわけで午前中に原版材料ができたので、後で妻が足りない色を買ってきたら、いよいよ作業開始の予定。どんなものになりますか。

錦繍の秋

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快晴

近所の空き地の端に数本の桜がある。今は葉っぱも落ちかかって殺風景なんだけど、たまたま紅葉が朝日に輝いているのを俯瞰すると実に立派に見えます。樹木にとっての正面玄関は上方と側面なんですね、たぶん。蝶も虫も鳥も、みんな上空からやってくる。空は青空。抜けるように青くて樹々は黄金。そんな豪華な景色には、月並みですが錦秋という言葉が浮かびます。

このところPCゲームへの意欲が減退したため、昨日はほぼ1日、本を読んで過ごしました。で、今日はというと、はて、何をしようか・・。

電話の子機が最近鳴ったり鳴らなかったりするので、使用説明をひっぱり出して読んでみましたが、さっぱりわかりません。こういう取説のトラブル集って「電源は入っていますか」「充電されていますか」「音量設定がオフになっていませんか」などなど。いろいろ試してみましたが、親機と子機の間はきちんと繋がっています。親機から飛ばせばこ子機がちゃんと反応します。そもそも『まったく子機が反応しない』なら明快なんですが、ときどきは正常に動作するんで困る。

常識的な原因に該当しないとなると、一気に「販売店にご相談ください」になってしまいます。なんせもうメーカーの取り扱い機種リストからも消えている古機種です。相談すれば修理交換扱いで、けっこうな金額になるのは目に見えてるし、たぶん「新品を買ったほうが安いですよ」といわれるでしょうね。仮に子機だけ買っても2万円近くはしそうです。

なんかねー。 

二日酔い

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快晴

社内のゴタゴタ、イライラのあおりで昨夜もまた誘われて酒。ヘソクリも底をつき、給料日前とはいえサイフの中は現在3000円。適量で帰るはずだったのに、終盤になってからヤケみたいに二合徳利を2回も頼みやがった。あれが余計。

酩酊はしていたが、しかし熟眠できずトロトロ。目がさめたら9時過ぎだった。これはひどい。起きてからも胃が痛く、気分は最低。若くないんだから、こういう酒を飲んじゃいけませんな。つくし散(健胃消化剤)とガスターをのむ。

静かに暮らしたいものです。
快晴

昨日のこと。雨が上がり、雲間から朝日が差しはじめ、たちまち久しぶりの秋晴れに変貌。気分よく外を眺めていると、なんかキラキラしている。

電線に雨のしずくがいっぱい、蜘蛛の糸のようにぶらさがっています。その水滴の一つ一つが朝日に輝いているのでした。しかも不思議なことに、黄、黄赤、赤、黄緑、緑・・・みんな輝きが違う。かすかな風に揺らいでは色調を変化させる。朝の強い日差しのためか、アニメーションの宝石のように色調も強い。どぎつくなる寸前。天然のイルミネーションです。

こんなにまで輝く水滴、見たことがありませんでした。物語の羊飼いの少年なら、一夜を過ごした少女に「この首飾りをプレゼントするよ」とでも言いそうな光景です。ちょっとタトエがひどすぎるか。

で、今日。今日もまた快晴です。心底さわやかに晴れ上がっている。こんな天気、今年あと何日あるでしょうかね。 

木枯らし

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曇り

昨日今日と冬の寒さ。昨日は枯れ葉が渦を巻いて舞い、まるで木枯らしみたいだと思ったら、案の定、夕刊には「木枯らし1号」の記事が乗っていた。やはりねー。

本日。近所で地元の農業祭りがあると聞き一応は買い物袋をもって見にいったが、収穫なし。買いたい!と思うような野菜がなかった。特に安いわけでもないし。大根で1本200円から250円程度。艶々したネギはないかと探したが発見できず。着膨れたバザーのオバサンたちが通路際に何やら並べて座っていたが、この寒さでは冷やかしてみようという意欲も起きない。「冷やかし」はやはり夏に限る。

コートを着ないで出かけたので、ほんの15分ほどですっかり冷えきってしまった。そんな季節になったんですね。

北海道土産

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曇り

職場の慰安旅行で北海道へ行っていた子供からタラバが届いた。

大きいです。皿の上にドーンと乗っている。キッチン量りに乗せたらエラーになったから、少なくも1キロ以上。茹でる前はたぶん1.3~1.5キロくらいはあったんじゃないかな。

テレビの食い物番組で見るように、太い脚から太い身をスポッと抜いて、大きな口をあけてバクッと食べてみました。妻と二人でたっぷり食べて、まだたっぷり身が余りました。冷凍するわけにもいかないからカニご飯にでもしようかと妻は言うておりました。

決して安くもないだろうに、子供からこんな贈り物が届くようになったとは。ありがたいことですね。しかもこの他に本人は筋子とか鱈子なんかも買って持ち帰ったらしい。北海道から帰った夜も、これから御飯を炊いてイクラを熱々に乗っけて食べるんだとか電話があったとのことでした。

嗜好がすっかり親に似てしまった。それにしても、イクラのためにわざわざ御飯を炊く手間をかける娘だったとは、これまで知りませんでした。 

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