2015年の最近のブログ記事

やれやれ。窓ガラスも拭いたしサッシ網戸の汚れも落とした。かねて用意のハンドスプレー()は水圧が弱くてさして効果がなかったけれども、ま、多少は役に立った。加島屋の新巻も届いていて、尻尾のほうは味見もしてみた。ちょっと塩が強かったけど、そもそも「きつめに」と注文しているんだから仕方ないです。

kashimaya2014.jpgのサムネール画像ハンドスプレーで思い出したけど、ベランダのプランター用に使っている先端のとれたジョーロ、ついにプラスチックの底が破れて水が漏りだした。あわてて買い換えるほどのものでもなし、頑丈なガムテープで暫定補強しました。これでまた何カ月かはもつでしょう、きっと。使いだして15年か20年か。ジョーロの底に穴があくなんて、まったく歳月というものは・・・。

なんやかんや、今年ももうすぐ暮れます。子供も仕事がようやく片づいて、今夜は帰ってくるらしい。明日は吉祥寺へ買い物に行くとかいう段取りになっているそうです。

特に大きな病気もせず、無事に過ぎました。ただしちょっと無理するとテキメンに腰にくる。農協(あるんです)で大きな白菜と重い大根を買ってきたら、それだけで痛んだ肩がかすかに悲鳴を上げている。

そうそう。白菜、大根、それぞれ300円でした。レシート見せると銀杏の掴み取りもさせてもらえますが、今年はなかなか立派な銀杏で粒が揃ってました。これは放置すると乾燥するので、早めに殻割り。家内がすぐ茹で処理して冷蔵庫にしまったようです。折りにふれて食卓に出てくるでしょう。

そうそう。PCも一応は筐体を開けてペコペコと空気を吹きかけ、埃だらけのファンの羽根は綿棒で落とす。仕上げは掃除機で吸い取る。ごくあっさりな掃除ですが、ま、気は心。来年もまたお世話になります。

年賀状の印刷も終了。ただこの時期だけ使うキャノンのインクジェットが、今年もなかなか言うことをきかなくて苦労しました。1年前にはまだ残量あったはずなのに、1年たつと「インクが足りません」と文句を言う。そう来ることは予想済なので、もちろんインクは購入してるのさ。

しかしインクを交換して万全で印刷かけてもまだシーンとして応答がない。何故なんだろ。確か去年も同じように苦労した記憶あり。何故だぁ!としばらく悩み、あれやこれや焦りだした頃になるとようやく印刷を始める。いまだに原因は不明。相性悪いのかな。PCとかIT関係とか、あんがい相性って、あるような気がします。


おや、子供が帰って来た。なんかチーズを買ってきたとか申しております。今夜はワインかな。



ポーランドボールの世界

「ポーランドボール」とは国旗デザインのボールキャラクターたちが繰り広げる投稿コミックサイトです。内容はステレオタイプの会話で、偏見に満ちた歴史観や国家観がほとんど。でも面白いので、ときどき覗いています。

pb201512.jpg本当はオリジナルのほうが更新が早いんですが、なんせ英語を読むのが難しいので、もっぱら翻訳版をみています。「ポーランドボール」の英語は、かならずビジンイングリッシュふうの酷く訛った英語です。正しく表記することは許されていません。

このサイトを見る際に求められるのは「決して真面目にとらない」こと。「決して怒らない」ことも重要。たとえば「ニッポンボール」はかつての大戦の栄誉を忘れられず、米国ボールに媚び、何かというとハラキリを宣言する。おまけに変態でいつもカワイイを連発しています。

たとえばラトビア(だったかな)は家よりも妻よりも娘よりも1コのポテトを大切にします。「その女をよこせ」と脅されても従順にしたがう農民が「ポテトをよこせ」と強要された場合はたちまち反乱を起こす。命より誇りよりポテトが大切。

アメリカボールは巨大なハンバーガーに食らいつきながら「自由を!民主主義を!」を所かまわず連呼。しかし肝心の相手の国の名前をすぐ間違います。夜郎自大の無知。親切に行動したつもりが、なぜか嫌われて悲しむ。

かなり各国の歴史とか地理を知らないと、面白さは理解できません。何が面白いんだろ・・・とコメントをいろいろ読んで初めて知ることも多いです。投稿者のレベルがかなり高いんでしょうね。


フィリップスのシェーバーが拾い物だった

philipsSV.jpgパワータッチ PT725Aという電動シェーバーを買いました。シェーバーなんて自分で買うのは生まれて初めてです。3600円程度だったかな。今は5000円ほどに上がっている。

円安でこのての製品がみんな値上がりしています。だから未だに内蔵ハードディスクが買えない。5000円くらいで入手したい気分のウェスタンデジタルのHDDが今は9000円くらいに上がっている。

このフィリップスのシェーバー、意外に使いやすかったです。3軸でモーターはあまり強力ではないし、剃りごごちも痛快とはいえません。しかしバッテリーは長持ちするし、丸洗いできるし、ときどき無精髭をきれいにする程度の用途ならまったく問題なし。たまにスッキリしたいときだけ3枚刃だったか4枚刃だったかの(替刃が高いぞ)のT字を使います。


連休混雑の高尾山へ行ってきた

takao2015.jpg以前から折に触れて家人が「高尾山がなんとか・・・」と言う。興味があるのかなとは思っていましたが、私は登山にほとんど関心なし。はるか昔、高1の頃に苗場に登ったことはあるものの、これはなかなかハードだった。登ったときは爽快でしたが、もう十分です。

それが、何がどうしたのか家族で高尾へ行くことになってしまった。途中まで行って、すぐ降りて麓で懐石を食べようという気楽なスケジュールだったんですけどね。

ただし連休まっただ中というのが失敗でした。とにかく混んでいる。ケーブルを待つ、下りてからも歩きにくい、下山しようとしてもラッシュの駅みたいな状態。おまけに石を埋め込んだ下山道がけっこう膝にくる。懐石の送迎バスもノロノロだし、着いてからも時間待ち。悪くはなかったけれど、ちょっと懲りました。

連休中に行楽地へ行こうなんて、悪い考えでした。


長州の魚屋の息子が京で出刃包丁をふりまわす

えーと、ようするに大河ドラマの悪口です。古今未曾有の最悪ドラマでした。

特に好きな女優ではないですが、主演の井上真央、ひどい貧乏籤をひいた。というより、このドラマに出演してトクした俳優さん、いたんだろうか。松陰の伊勢谷友介、そこそこだったけどマイナス10点。玄瑞の東出昌大は大根がばれてしまってマイナス50点。高杉晋作の高良健吾もアホな芝居させられてマイナス20点。

杉家一族の長塚京三、檀ふみ、原田泰造。下手な人たちではないのに最悪脚本でマイナス60点90点。みんな不気味で恐かったです。殿様役の北大路欣也、奥方の松坂慶子、銀姫の田中麗奈、みんな可哀相でした。そうそう、ちょい役で出た乃木坂46とかお笑いとか、みーんな大変でした。同情。

ちなみにタイトルの意味は「松下村塾の亀太郎が、京にのぼって出刃をふるい、長井雅楽を暗殺しようとする」。松浦亀太郎ってのは魚商人の息子ですがWikiによれば長州藩の陪臣。陪臣なら立派な士分です。例の松陰の肖像を描いていて、号は松洞。もちろん教養人で志士。なんで出刃包丁もって行くんだ。おまけに出刃で切腹するとか。泣。


大英博物館展 東京都美術館

daiei100_2015.jpg実はたまたま大英博物館の館長が書いた「100のモノが語る世界の歴史」という本を読んでいて面白かった。で、そこで紹介された美術品がそのまま陳列されるというんで、行ってきました。東京都美術館の大英博物館展です。

こじんまりして、そこそこ良かったんですが、内容はほとんど忘れてしまったなあ。考古展ではないので、けっこう斬新な企画展示にもなっていました。

そうそう。やはり記憶に残ったのはクローヴィスポイントかな。新大陸の小さな尖頭器ですが、実に精緻。まるで美術品です。しかし説明書きによると「一定の手順通りに(坦々と)作業して作成したものだろう」とか。工芸品ではなくあくまで実用品。

出たあと少し歩いて、池之端の伊豆栄で鰻。なんか行きつけみたいな書き方ですが、もちろん初めてです。なんかの本で読んで知ったのかな。浅田次郎の「黒書院の六兵衛」に出てきたのかもしれない。瓦解後の江戸城に居すわる頑固侍を懐柔するために、うまい鰻を食わせるというエピソード。 あんまり甘くなくて好きな味でした。大きな店で中国人らしい観光客もいました。接客はあくまで気楽な下町ふう。


生まれて初めて銀歯をいれた

個人的には大事件。一昨年に下の奥歯を一本抜いたのに続いて、今年は上の奥歯が痛みだし、しばらく頑張ってから生涯3回目の歯医者。もちろんボロボロでもう処置のしようがないだろう、ポコッと抜いてオシマイと思ってたら、抜かずに治療しますかという成り行きになった。で、数日(面倒な)通ってついに銀冠をかぶせる身となりました。やれやれ。奥歯なので、口を開けて笑ってもたぶん見えません。

医者に言わせると「硬い、いい歯」なんだそうです。ただし前歯の噛み合わせは悪いらしい。不便でしょ、と言われて初めて気がつきました。うーん、そういえばスルメを前歯では食いちぎれない。前歯で何かを噛み切るということもなかったような。固い肉なんかにかぶりつくときは、いつも少し横の歯を使っていた。

そうか。自分の前歯はちょっと欠陥商品だったんだ。なるほど。70歳近くなって初めて気がついた。


木曽路。馬篭から妻籠まで


tsumago.jpg木曽路の宿から宿まで、ちょいと歩いてみようかと思い立ったんですけどね。木漏れ日の中をハイキング気分で散策するようなイメージでした。

いやはや。宿の仲居さんが「物好きな」という顔をしていたのも当然です。馬篭と妻籠の間、手荷物を一般道経由で運んでくれるサービスがあるんで、もちろんこれを利用。ところが馬篭の案内所のようなところで荷物を預けたのがもうギリギリの時間でした。要するにスケジュールの組み立てが甘かった。

のんびりハイキングどころか、妻籠での荷物受け取り時間までに余裕がなく、けっこう(主観的には)セコセコ歩く羽目になりました。セコセコったって、だいたい3時間。普通の人は2時間くらいで歩く道中らしいです。呆れられそうですが、4時間くらい使って歩いたらゆっくりできたかもしれない。途中の茶店でも、もっとゆっくりお茶をご馳走になるとか。「熊注意」の看板の横で熊の声を真似て吠えてみるとか。

という成り行きで、到着した妻籠でも電車の時間がせまっていてまったく時間なし。観光なし。道すがら横目でながめて通りすぎただけです。いかにも我が家らしい。こういうバタバタした旅ほど記憶に残ってくれます。


赤坂大歌舞伎で七之助早変わり

akasakaokabuki.jpg歌舞伎を見てきました。勘九郎と七之助で「於染久松色読販」。「おそめひさまつうきなのよみうり」と読みます。要するに油屋の娘が手代に惚れて・・というお話。早変わりが売り物で七之助がクルクル衣裳を替えます。鶴屋南北ですからね、ストーリーなんて、正直どうでもいい。

鶴屋南北。売れない頃の南北を主人公にした小説を読んだことがあって、えーと皆川博子の「鶴屋南北冥府巡」ですか。デガダンで粘っこくてなかなかの本でした。

南北という作者はかなりの遅咲きです。なかなか芽が出ない。念願かなって立作者になれたのは49歳。ちょっと毒があってケレンものが得意で、軽業みたいな早変わりを役者に要求する。通な見巧者からは嫌われたんでしょうが、俗だろうがなんだろうが受ければ勝ち。ほれ、お客さんは喜んでるじゃないか

七之助の早変わりもお客さんに大受けでした。だいたい思った時間の半分くらいでガバッと変わるんですね。そこでキャー!と歓声があがる。楽しいものです。


ファースト・ペンギン

たいしたもんじゃないんですが、書いてみた絵がけっこう気に入ったので掲載。「ファースト・ペンギン」ってのは、要するに最初に海に飛び込むペンギンのことです。

何か最初かというと、実は海にはシャチやオットセイなんかが泳いでいる。シャチは海の狼だし、オットセイは顔見るとわかりますが、海の犬です。どっちも食肉動物。遊泳しているペンギンを見ると「うまそ!」と食いつきます。

ペンギンは魚食動物なので、魚を食べています。しかしシャチはペンギンを食べる。魚も食べるけどチャンスがあればアザラシも食べるし子クジラも食べます。

で、シャチやオットセイが来襲すると警報が発せられて、ペンギンたちは一斉に氷の上に避難。避難していれば安全ですが、でもだんだんお腹もすいてくるし足の下の氷も冷たい。じゃ、誰が最初に海にとびこむ? アイツだお前だとオシクラ饅頭しているうちに、運の悪い奴がドボンと落ちる。落ちると仲間たちは先駆者の様子を真剣に凝視。しばらく何事もないようなら、みんな安心してドボントボンと飛び込みます。それがファースト・ペンギン。偵察者ですね。

もしシャチが待ち構えていて犠牲になった場合は、みんなで話し合って「高貴な先駆者ここに眠る」とか、銅像でも建てるんですかね。いやいや。ペンギンは死んでもたぶん遺体はのこらない。タコの遺骨はいつ帰るとういう唄、ありました。何言ってるんだか。
penguin01.jpgのサムネール画像 penguin02.jpg
渡辺明、10期目の竜王に復位

これもたいしたことではないですが、将棋の渡辺明が竜王タイトルを取り戻しました。これで通算10期目。タイトル1回で5000万円くらいのはずなので、そうか、竜王戦だけで5億は稼いだ。その他いろいろあるはずなので、ま、棋士になってからは10億程度かな。渡辺ほどの才能にとってこの額が多いのか少いのかは不明ですが、ま、よかったですね。

なんで棋士のタイトルを気にするのか。どうも「渡辺竜王」という呼称に馴染みが深いというか、安心感がある。名人ならやはり羽生名人ですね。これが将棋界の秩序というものです。安心して、ときどきはネットの棋戦を眺めますか。

igo2013.jpg別件ですが、囲碁も対局ソフトをインストールして、時折やっています。「最強の囲碁 新・高速思考版」という安物。たしか1800円くらいでダウンロードできました。

そんな廉価版ですが、いやー勝てない勝てない。単純に自分が下手なだけですが、あんまり勝てないと気分が悪くなってしばらくお休み。そのうち思い出してまた対局してみて、たまには勝つけどたいていは負ける。

トシのせいでしょうか、3手先を読む努力ができないんですね。うーんと考えているうちに面倒になってくる。なんとかなるだろ!と打って、あららら、と負ける。そればっかり。


歌舞伎座の12月公演は妹背山婦女庭訓

kabuki2015.jpg赤坂大歌舞伎に味をしめたのか子供がまた行こうというので、こんどは歌舞伎座の12月公演。けっこうな席料なのに、座席はチープです。ちょっと椅子幅が狭すぎるなあ。

演目は妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)。作は浄瑠璃の近松半二。近松門左衛門に私淑した人らしいです。ふーん。

前に見た文楽の義経千本桜と同様、ストーリーはふっ飛んでいます。千本桜では平重盛の嫡男、維盛が身をやつして、すし屋の手代になっている。奥方のナントカ姫が後を追って吉野をさまよう。すごい隈取りした梶原景時が捕縛にやってくる。

女庭訓の場合は時代がもっと古くて、なにしろ悪役が蘇我入鹿です。で、忠臣藤原鎌足の息子が烏帽子折りに身をやつして、洒落た着流し姿。酒屋の隣りに住む。そこへ被衣(かつぎ)をかぶった入鹿の妹が通ってくる。なんとまあ。入鹿の御殿の前では、豆腐買いの婆さんが下駄はいて歩いてる。まるで時代ミックス、SFの世界です。

ま、そういうものなんでしょうね。だんだん人形浄瑠璃とか歌舞伎の「常識」がわかってきました。


子供に誘われて12月歌舞伎へ。歌舞伎座は初めてです。演目は妹背山婦女庭訓。蘇我入鹿が帝位を狙うとか、そういうストーリーなんですね。忠臣・中臣鎌足の息子が身をやつして酒屋の隣に侘住まい。そこへ謎の美女が訪れて・・・ようするに三輪山伝説ですか。ただし訪れるのは魔性の男じゃなくて女。実は蘇我入鹿の妹であった。

kabuki2015.jpg鎌足の息子ってのは、例のパターンで若衆ふうのなよなよ美男子ですが、謎の美女だけでなく酒屋の娘とも仲良くなっている。あっちもいいけどこっちも好き。困ったもんじゃ。

で、美女の素性を知りたくて、夜明けに立ち去る女の裾に糸を結びつけて後を追う。ところが男だけでなく、酒屋の娘もまた、恋しい男の裾に糸を結んでいた。赤糸、白糸、二重の追跡です。

この色男は松也。上手なのか下手なのは知りませんが、綺麗な役者ですね。酒屋の娘は七之助。美女はえーと児太郎という人。よく知りませんが若いのかな。で、今回は最後の「三笠山御殿」という段で役が入れ代わり、酒屋の娘は玉三郎が演じる。

玉三郎、いくつになるんだろう。もう60台中頃ですよね。花道から登場したときはちょっと太めで大きくみえましたが、芸でしょうか、すぐ見慣れる。ごつい官女たちのコミカルないたぶりに耐えている姿が可愛らしく見えてくる。よかったです。

そうそう。途中から出てくる漁師の鱶七という役。荒事ふうの芝居をするんですが、セリフが聞き取れなくて往生した。たぶん難波漁師なまりで大声出してるんでしょうが、うーん、わからない。

最後は嫉妬に狂う女の生き血がほしいとか訳のわからない理由で玉三郎が刺される。このシーンでは鱶七と官女ふうの男が立ち回りをして、これも設定がわからない。味方なのか敵なのかも判然とせず。ま、派手な後トンボを切るだけの役目なのかもしれません。

訳のわからないことが多かったですが、ま、それなりに面白う御座いました。東銀座の改札出たところで買った1000円の幕の内も美味しかったです。鮭の切り身が妙に綺麗だった。

gryfus.jpgスーパーで何かワインを探そうと見ていたら、スパークリングが何種類が並んでいた。あ、シャンパンじゃありませんよ。シャンパンに決めるほど好きでもないし金もない。まあクリスマス正月ということでなんか手頃なのを探そうかと。

もちろん知識ないので、どっちかというと価格で探します。しかしいくら安売りスーパーといってもスパークリングで1000円以下はちょっとね。安くても1300円とか1500円とか、最大で2000円とか。はい、細かいです。貧乏人の特徴。

で、1500円でロゼのイタリアものを購入しました。買ってきてからラベルを見たらどうも「GRYFUS」と読める。グリフォンですかね。そんなふうな絵も書いてあるし。どんな素性かザッと調べてみようとネットを漁ったら、なにもヒットしません。よっぽどマイナーな酒蔵なのか。

裏に小さな文字でagricola ruvo di puglia とあります。pugliaはたぶんプーリア州。agricolaは農業に関係ありそう。ruvoは不明。ま、イタリア南部プーリア州のナントカ葡萄園でとれたとかいうことなんでしょう。輸入業者が大阪のメモスという会社で、検索したらDR.ドメニコ カンタトーレとかいうオジサンが社長だった。イタリア物産が専門なのかな。

で、この会社のサイトの販売カタログPDFにありました。ヴィーノ・スプマンテ エクストラ・ドライ ロゼ「クリフス」。そうかGRYFUSではなくCRYFUSだったんだ。どうりで検索しても何もなかったはずです。ただし実際に飲んで甘いのか酸っぱいのか詳細はやはりどこでも発見できず。自分で確かめるしかない。当然だけど。

くそ。このところFirefoxがガクガクするようになったので、ちょっといじったのが悪かった。

問題なく終えたはずだったのに、そのうち、立ち上げると毎回ユーザー制御画面がでるようになった。Firefox Software Updaterが何か要求している。「更新はしない。更新を通知するな」とチェック入れてるのに、なぜかUpdaterが立ち上がる。

うーん、しばらくゴチョゴチョやったあげく、試しに「変更許可する」にしたら、問答無用でアップデートされてしまった。あらら、バージョン43.01。

バージョン43って、たしか64bitだと思ったけど、どうなんだろ。まだ出たぱっかりで信用できない部分もある。なんか気分悪いです。

(調べてみたら、32bitバージョンだったみたい。しばらくこれで行く予定。)

追記
その後、どうせならと64bit版をイントスール。外見も動作もほとんど差異なし。とくにスムーズになった気もしない。

firefox4301.jpg


更新しない設定だったのに。
デザインはかなり変化した。
天邪鬼の話なんか書いたせいか、子供の頃を思い出しました。

子供はオトナの言うことを聞きません。逆らいたくなる。イヤダ!と駄々をこねる。

「アマンジャク」と祖母はよく言いました。天邪鬼。「あのまじゃく」ではなくアマンジャクと撥音になったような気がする。醜くて小さな子鬼のような奴ですね。たいてい四天王とか仁王さんとか筋骨隆々に踏みつけられている。悪さをしなければいいのに、衝動を抑えきれないんだろうな。ちょっと悪事をすると、すぐ正義の味方の神将(だろうな、きっと)にとっ捕まって折檻される。可哀相に。

神将といえば、先日読んだ「神なるオオカミ」の中に二郎という半分オオカミみたいな犬が登場します。二郎真君の二郎。二郎真君は、たしか孫悟空と秘術をつくして戦う凛々しい神将で、調べたらいつも神犬を連れているんだそうです。名前が覚えやすいので、なんとなく記憶していました。中国でも有名な部類の神将らしいです。川に関係する神様。誰かの次男だったんでしょうね。

話がそれた。駄々こねとは違いますが、なんせ昔の子供なんで、そもそもが汚い。爪が伸びると祖母の目がひかる。「オニのような爪」が口癖でした。鬼は虎の皮の褌しめて鉄の棒もって爪が長いんですね、きっと。天邪鬼も黒くて長い爪だったらしい。悪いやつはみんな爪が長い。きちんと爪を手入れした悪人じゃイメージがわかないからでしょう。ついでに腕は毛むくじゃら。

伸びた爪は小さな握り鋏で切ります。力が入れにくくて、パチンパチンと爪が飛ぶ。紙を敷いた記憶もないから、縁側で切っていたのかな。

子供はみんな丸坊主が普通でした。ちょっと伸びると「浮浪児みたいだ」と難詰されます。浮浪児ってのは、上野あたりに群れていた戦災孤児集団ですね。戦後まだ日が浅い。まだ伸びてないもん、と抵抗したって無駄です。母親にしろ祖母にしろ、女性は子供の髪が短いのを好む。なぜでしょうかね。で、浮浪児のなりかかりは硬貨を握らされて、仕方なく表通りの床屋へいく。

バリカンで可能な限り短く刈る。可能な限りといっても、たぶん五厘刈り。子供としてはオトナっぽく二分刈りとかなんかにしたい気分なんですが、絶対に許してはもらえないです。必ず五厘刈り。刈ったあとはツルツルと頭が青光りします。それをみると女性連中は満足げに笑う。

だからどう、という話でもありませんが、ふと思い出しました。いつ頃までだろう、祖母の隣に布団を敷いて、背中越しにしなびた乳房をまさぐっていたような記憶もある。婆さまはたいていお地蔵さんのように静かに寝ていました。

やれやれ。ようやくNHK大河「花燃ゆ」が終わりました。

興味を失って見なくなった大河ドラマはこれまでもたくさんありましたが、積極的に「見たくない」と思ったドラマはこれが初めてです。

えーと、思いつくままに駄作をあげるとまず「天地人」か。カネツグが成人するまではそこそこだったんですが、理由不明で周囲がヨイショの嵐。おまけに「人を殺せない」とか泣きわめくし、そんな平和主義だったはずなのになぜかいきなり尊敬をあつめる名将になるし。で、歴史上の目立つシーンにはかならず顔を出す。途中で見捨ててしまいましたが、なんか後半では大坂城から千姫を脱出させたのもカネツグだったらしいですね。はッ。

その「天地人」もまだマシだったと思わせたのが例の「江」。これは早々にやめました。可愛くないガキが安土城でも大坂城でも走り回っては立ち聞き。おまけに明智光秀に説教したり、秀吉をののしったり。ま、そういうブッ飛んだ脚本を「すごいだろ」と勘違いする制作連中もいるってことで。

あ、「平清盛」もかなりのもんでした。でも大失敗作ではあったけど、少なくとも「やるぞ」という気持ちだけは感じられた。すべてうすっペらな思いつきでカラ回りだったけど。後白河の前で浮浪児みたいな舞をまったり、オレは誰なんだあと喚き続けたり、美女の髪を天然パーマにしたり、上皇に剣を突きつけたり、なぜか義朝と延々と太刀打ちしたり。おまけに優柔不断でアホな清盛が、晩年はいきなりダーク界に堕ちる。なぜだ。

で、今年は「花燃ゆ」。けっこう題材は悪くないと思ったんですけどね。これまであまり描かれることのなかった松下村塾の連中です。杉家の地味な妹の目を通した幕末の群像劇になるのかな。

そう期待したのがアホだった。ほんと、何を意図した脚本だったんでしょう。史実無視して創作はかまわないんですが、その創作部分が思いつきで最低で稚拙で、まったく意味不明だった。この人物はこういう性格で、だからこんな理由で行動する。そうした明確なキャラクターが一人もいませんでしたね。この大河にかかわった脚本家(4人もいた・・)は全員筆を折れ!といいたくなります。

そのうち中身がなくてカラッポなくせにしたり顔「志」とか「民のため」の説教聞くのが不快になってきた。主役の女優さんの顔まで嫌いになってきた。阿呆面の久坂玄瑞や高杉晋作にもうんざり。気味悪い杉家の面々も見たくなくなってくる。昼の時間なんかにうっかりNHKつけて、再放送らしいのが映ると汚いものを見たような印象で、あわててチャンネルを変えました。

こんなに嫌いになった大河、ほんと初めてです。どうしてこんな悲惨な脚本がつくれたんだろ。ようやく終わってよかったよかった。

酒を控えろと医者は言うけれど、ま、やめられないのが酒です。それでも以前にくらべると酒量がずいぶん減りました。意図してというより、だんだん飲めなくなったんだな、きっと。

しばらく焼酎にしていた反動か、ああ久しぶりに酒を飲みたいという気分になった。スーパーへ買い出しに行きました。いつもの3リットル徳用ですが、菊正ピンではなく白鹿です。ここ近年、このクォリティに舌が慣れてしまって、たまに高い酒を飲んでも美味しいと感じない。恐ろしい。

hormelspam.jpgで、たまたま通路で目に入ったのがランチョンミート。いわゆるスパム。棚にたくさん並んでます。

はい。子供の頃、魚肉ソーセージがけっこう好きでした。絶対に上品な味ではなかったけれども、いちおうは動物性タンパク質。まともなハムなんて食べる機会がなかったし、コンビーフは贅沢品。肉ももちろんご馳走です。その点、ソーセージはたしか3本で100円とか、安かった。マルハだったかな。

母が何かで入院していた間、自分で弁当をつくっていました。面倒なので、ソーセージを斜め輪切りにしてフライパンで炒めて塩コショー。そこにタマゴを1コ流す。ハムエッグのまがい物ですね。醤油をまわしたような気もする。けっこう美味しいし手軽。毎日こればっかり。

そんなわけで、なんとなく郷愁がある。もちろん魚肉ソーセージとランチョンミートは違いますが、なんか似てますよね。柔らかくてフニャフニャ得体が知れなくて。たぶん沖縄で食べたことがあったような。

「買ったよ」と家人に報告したら、じゃ今度お握りに乗せるのをやってみようと申しております。「え、そんなもの・・」と言われなくてよかった。

そうそう。パックは日本語表示で「沖縄ホーメル」という業者でした。Hormel Foodsの沖縄法人みたいな雰囲気(それとも提携かな)で、原産国アメリカという表示。たしかスパムは沖縄で人気、ハワイでもよく食べられていると聞いた記憶があります。ただし最近になって、国内販売(沖縄以外)のスパムはホーメルフーズジャパンという会社が伊藤忠と組んで売っているらしい。へー・・という情報でした。

PC使いながらチラチラ棋譜の進行ををみていた将棋竜王戦。予想通り渡辺明が勝利して4勝1敗、2年ぶりにタイトルを奪還しました。これで復位して通算10期目。なれ親しんだ「渡辺竜王」に戻りました。他にもマイナータイトルは持っているんですが「渡辺棋王」じゃどうも座りが悪かった。

ということで番勝負に勝ったのはいいんですが、なんか昔の切れ味がなかったような。他の公式戦でも最近は負けが多いので、たぶんトータルとしては不調なんでしょうね、きっと。

負けて高額賞金タイトルを1期で失ったのは糸谷哲郎という棋士。うーん、敗勢になってもよく粘ります。ボロボロになって入玉はしたものの、大駒をすべて失っているので、点数計算では負け確実。ようするにまだ完全に負けてはいないけど「素人相手ならともかくプロ相手で逆転は99.9パーセント不可能」という状況になった。あとはダラダラと希望のない手順をすすめることで負けが確定する。

しかし糸谷竜王、なかなか「負けました」を言わない。ギリギリまで粘って、時間切れ寸前5秒前になるととっさに延命の無駄手を指し、また1分の考慮時間を確保して、それもまた切れる寸前になって、とうとう「負けました」と頭を下げました。

通常、棋士はこんなクソ粘りをしません。みっともない。恥ずかしい。短刀一本もって洞穴に逃げ込んだけど、周囲には機銃をもった敵の小隊が囲んでいる。絶体絶命。それでも敵兵にむかって持っている短刀をエイ!と投げるようなもんです。投げたって相手にかすりもしない。

でもある意味、かえって清々しいのかもしれませんね。本人なりの美学。そういえば馬に歌をうたわせるというお話がありました。捕らえられて首を切られることになった泥棒が「1年の猶予をもらえれば馬に歌をうたわせます」と慈悲を乞う。「面白い、やってみよ。失敗したらもちろん処刑じゃ」と皇帝。厩舎係になった泥棒は夕方になると、馬の世話をしながら低い声で歌を教えます。毎晩々々うたいます。厩舎の仲間が不思議に思って聞きます。「なに無駄なことやってるんだ。馬が歌をうたえるわけないだろうに」

「いや、1年の間には何が起きるかわからない。皇帝が死ぬかもしれない。気が変わるかもしれない。大地震で国が滅びるかもしれない。なにより、ひょっとしたら馬が歌を覚えるかもしれないぞ

ま、そういうことなんでしょうね。何があるかわからない。カフカかな。それともアラビアンナイトかな。記憶に自信なし。夕闇せまる厩舎から細い歌声がきこえるという情景がきれいで、なんとなく覚えていました。

ちなみに「入玉」とは、お互いの王がどんどん進んで相手の陣地(3段以内)に入ることです。こうなると、どちらも歩など安い駒で次々と成り金を作り、王の周囲をガチガチに守ることができる。もう決着つけるのは不可能。そのため「入玉」になると、その時点で持ち駒の点数を計算して多い方が勝ち。飛車とか角など大駒は点数が高いので非常に有利になります。

ruuousen2015.jpg

図は実際の終局の一手前の状態です。後手が歩をついてますが、まったく意味のない時間稼ぎ手です。

先手は龍や馬など大駒を使って敵陣の浮いている駒をすべてとりはらい、それからゆっくり入玉すれば勝ち。手数はかかりますが確実です。


携帯に着信音。たぶん役にもたたないお知らせメールだろうと思ったら、やややや、恐喝詐欺メールだった。

これはびっくり。噂には聞いていたけど本物ですか。PCメールには山ほどスパムが来てますが、携帯は初めてです。

「有料サイトの利用履歴があって料金未納である。今日中に連絡をいれないと法的手段にうったえるぞ」というもの。おお恐い恐い。

sms201512.jpgこっちは大昔のガラパゴス携帯。有料サイトにアクセスなんてしたことありません。SMSメールですから、たぶんいろんな番号に闇夜の鉄砲状態でやたらめったら発信してるんでしょうね。こりゃまた大変なことじゃ。

大昔、たしか床屋でテネシーワルツを聞いたことを書いたはずです。江里チエミではなく、パティ・ペイジ。

そのことを夢の中で思い出した。へんな状況ですが、なんせ夢。わけの分からないことを(夢うつつで)考える。♪Dancing to the Tennessee Waltz・・・のあたりは出てきたけど、その前の歌詞は何だったんだろ。うーん・・・と夢の中で記憶をたどろうとしている。ややこしい。

昼間、そのことを思い出して、検索してみました。もちろんすぐヒットします。

I was dancing with my darling to the Tennessee Waltz
When an old friend I happened to see
(・・以下略。大丈夫と思うけど著作権が切れているかどうか不明なので・・)

なるほど。

old friendなんて使い方するんだ。まだ若い女性が「古い友達」(親友の意味もあるのか)なんて表現をする。というわけで、なるほどと納得はしたけれども、明後日あたりにはもう忘れている。多分。

そうそう。話は違いますが懸案の「デスクカレンダー オジサン柄 2016」をアマゾンで買いました。今年は1728円。去年より300円ほど高い価格です。ま、安倍も値上げ値上げ!とわめいてることだし、この程度は仕方ないか。

ただ念のためネット価格確認に再度アマゾンへ行ってみたら、なんということか、たった1日違いで1382円に下がっている。ガガーン! 失敗だったか。ちょっと気分悪くしましたが、でもアマゾン直販ではなく出展商品。その場合は配送料が加わるから、そんなに変わらないかな・・・と(よせばいいのに)詳細を見たら「関東配送料は無料」だった。あらら。1日早まってやっぱり損をしたらしい。

calendar2016.jpgま、たいした差ではないけどね。うん。

このところ見続けているNHK朝ドラ「あさが来た」ですが、数話前から「ファースト・ペンギン」という言葉が登場しています。主人公である広岡浅子(ドラマでは白岡あさ)に対して、五代友厚が「あなたはファースト・ペンギンだ」と言う。

五代友厚ってのは例の薩英戦争でドンパチが始まったとき、運悪く英軍艦に乗っていたため松木洪庵なんかといっしょに捕虜になってしまった人です。事情として仕方なかったんですが、場合によっては「薩摩武士の名折れじゃ!」とか言われて仲間に詰め腹切らされる危険もあった。少なくとも本人はそれを危惧してしばらく身を隠していたらしい。

要するにちょっとインテリ臭のある人だったんでしょうか。チェスト!とかわめいて自刃するような野蛮なタイプではなかった。その後、なんかの使節団でちょっと英国にも行ったはずです。

その五代、このドラマではハイカラ優男でやたら英語が達者。で、なぜかヒロインの広岡浅子にいれあげてる。ま、それはドラマだから仕方ない。

で、問題は「ファースト・ペンギン」。未知の環境に勇気をもって真っ先に飛び込む人、という意味で使われている。南極の海に群れているペンギンにとって、天敵はシャチやオットセイです。海中で楽しそうにペンギンが魚を獲っていると、そこへ「食ってやる!」とシャチが襲ってくる。ペンギン連中、あわてて氷の上に避難します。まるでロケットみたいにシューッと海から氷の上に飛びあがります。
penguin01.jpg
で、氷の上に退避していれば安全なんですが、はて、いつ海に戻るか。10分待てばいいのか、それとも1時間待てばいいのか。早く海に戻りたいけれども、シャチが待ち受けているかもしれない。真っ先に飛び込んで食われるのはバカです。

こんなとき「お前、行けよ」「そっちこそ先に飛び込めよ」とペンギン連中は押し合いへし合いします。ゴチャゴチャやっているうちに、なんせ連中は氷上では不器用なので、そのうち一匹がボチャンと海に落ちてしまいます。落ちたぞ・・・・・・とペンギンはいっせいに哀れな仲間に注目。あいつ、食われるかな・・・・。
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海が血に染まればシャチがいる証拠なので、もうしばらく辛抱が必要。しばらく待つことにして、そのうち我慢できずまた押し合いへし合いをする。ただしもし何事もなくファースト・ペンギンが魚を追いかけているようなら・・・・・・安全です、もう大丈夫。群れとしての犠牲を最小限にして、しかも余計な避難時間(捕食タイムのロス)をなくすためには賢い戦術ですね。一匹を犠牲にしてみんなが生き延びる。群れをなして生きる草食動物なんかにはよくあるパターンらしいです。

これが「ファースト・ペンギン」。勇気あるペンギンではなく、そこつで可哀相なペンギン。ただし結果的には「気高い挑戦者!」と称されるかもしれませんが。

以上、なんかの本で読みました。こっちのほうが「勇者!」より納得できます。



前に読んだ本で、いわゆる卓越風の話がありました。ある季節、特定の風が吹きやすいこと。季節風ですね。これを利用してアラビア人とかラピタ人とかは広い海を航海したらしい。

で、これとは別に「恒常風」というのがある。貿易風とか偏西風。しかしこの貿易風、偏西風の風向きが(文系頭には)なかなか理解できません。

老残の豆腐頭にいちばん理解しやすいのは「地球が自転しているから」という理屈です。ある地点にあるもの(空気)は静止しようとしても、地球は東に回転しているので地面が右(東)に移動する。置き去りにされるわけです。したがって見かけとして、風は西に吹く。うん、これは非常にわかりやすい。直感的。貿易風もこれで説明できるかもしれない。

では偏西風はどうして吹くのか。たしか高緯度で西から東に吹いている風です。空気が地球の自転と同じ方向に流れる。というより、自転の動きより早く動いてるわけですね。そうしないと風にならない。なぜだ。

ネットで調べてみました。いろんな解説がありましたが、みんな難しい。要するに地球のコリオリらしいですが、それがすんなり頭には入りません。うーん。

赤道近くで空気は温められて上昇する。上昇した空気は北(もちろん南半球なら南)に流れて、そのまま北極までいけば簡単なんですが、そこまでのパワーはない。中緯度付近の上空で冷やされて下に降りて来る。降りてくる段階で、コリオリによって南西方向へ吹く。うん。なんとなくわかる。

では偏西風はどうなんだ。多くの説明ではやはり「コリオリ力によって東に吹く」んだそうです。??? フィギュアで回転しているときに、手を遠くへ差し出すと回転と反対方向へひっぱられる。手を胸元に縮めると回転方向にひっぱられる。そんな解説もありましたが、イマイチ理解できない。

いろいろ読んで、自分なりに理解したのは下記の理屈でした。

要するに中緯度で空気は下に下降してくるわけです。そのとき(いろんな理屈があるようですが)南に向かって吹き込む動きと、北に向かって吹き込む動きがあるらしい。で、南(赤道方向)に吹き込む風は地球の自転に置いていかれるだろうから、結果的に「南西」への流れになる。うん、これは納得。

しかし北向きに吹き込む場合はどうなのか。こんな場合、風は北向きの力と同時に地球の自転と同じ速度で東にも移動している。その東への速い動きを内蔵したまま、自転速度の遅い北へ動くと、結果的に東へそれていく理屈にもなる。

クルマが2台平行して走っているとして、南のクルマは早い。北のクルマは遅い。平行したとき、南のクルマの窓から北のクルマの窓にまっすぐボールを投げたとしても、そのボールは北のクルマの窓には届かない。たぶん運転席の前方あたりを通過してしまうはずです。うん、けっこういい説明だな。

bouekifu.jpg貿易風に関しても「自転に置いていかれる」なんて説明ではなく、こっちの理屈のほうがもっともらしい気がします。たぶん、こうした理屈が「コリオリ」なんじゃないかな。







ということで、高緯度の偏西風は南西の風。赤道の北の貿易風は北東の風。航行する舟から見てひらったく表現すれば、西風と東風です。偏西風が蛇行する理屈とか、難しい話もありましたが、それは今回は無視。

だから、帆船で長い渡海をするような場合、わざわざ特定の緯度まで上がって(あるいは下がって)から出航したりするんだろうな、きっと。昔の船乗りは経験的にそのへんを知っていた。

上記、知ってる人からすれば「なんて奇妙な理解なんだ・・」と噴飯ものでしょうが、ご容赦。とにかく自分なりには納得できました。ついでに「偏西風は高緯度の西風、貿易風は低緯度の東風」、きちんと覚えることもできたし。(実は貿易風の風向、いまいち自信がなかった)

久しぶりに駅前の大型スーパーへ行ったら、文房具売り場のフロアが変更になっていました。開店当時は広大だったスペースがだんだん縮小され、ちょっと危惧していたんだけど、フロア変更で更に小さくなっていました。ようするに閑散フロアに追い出されたんでしょうね。

で、案の定、カレンダー売り場も小さくて、めざす商品は置いてなかったです。壁掛け可能なタイプのデスクカレンダーで「ミドリ デスクカレンダー A4 オジサン柄」というやつ。布貼りでちょっと高価なせいか、よほど大きなカレンダー売り場でないと扱っていない。定価で1700円程度。ま、十分高いか。

アマゾンを調べたら置いてありました。ただし定価。うーん、去年は確か1400円弱で購入したような。ちょっと迷って、まだ注文かけていません。まだ11月だし、まさか在庫がなくなりはしないと思うけど。

calendar2015.jpg※ 去年のエントリーを参照したら、「本体定価が1300円とけっこう高価で、税込みは1404円」と書いている。するとミドリカンパニーさん、値上げしたな。

これは2015年版

画像ファイルを開いたら、PhotoshopCS6のウィンドウ背景色が真っ黒になっていました。なにか特別なデータが埋め込まれたファイルなのかな。しかし調べてみるとごく通常のJPEGです。

ツールのアイコンも判別しづらいし、よく見ると設定がすべて初期化されてしまったような雰囲気です。再度立ち上げてみても同じ状態。いったい何故だ。まさか勝手にバージョンアップされたなんてことはないだろうな。

cs6-1119a.jpgま、背景色やアイコンなんかはまた設定しなおせばいいんですが、問題は開いたファイルが枠いっぱいのスペースをとってしまうこと。

画像そのものは200px とか300px程度であっても、背景(ドキュメントウィンドウというらしい)が目一杯に大きくなっている。複数の画像を開いても、みんな背後に隠れてしまって見えない。

理由は不明。しかし何らかの原因で、設定がすべて初期化されたと思うしかないです。

仕方なくネットで調べてみると、[ウィンドウ] メニューの [アレンジ] サブメニューで並びかたなんかを設定できるらしい。ところが[ウィンドウ] メニューで肝心の [アレンジ] という部分がグレーアウトして消えている。壊れてるんだろうか。うーん。

cs6-1119b.jpg再インストールしようかとも思いましたが、アドビのソフトはうかつなことができません。

うっかり消して再インストールしようとするとライセンスがどうたら文句を言われる事例もあるらしい。こういう部分、アドビは好かんです。企業としては正しいのかもしれませんが、ユーザからすると使い勝手が非常に悪い。

また時間をかけて調べました。ようやく発見。よくわからん説明ですが、下記。

初期設定では、[ウィンドウ] メニューの [アレンジ] サブメニューがグレーアウトして使用することができません。以下の方法で、ウィンドウをタブから分離して表示することができます。

ようわからんが、そうですか。で、以下の方法 というのは

[編集] メニューから [環境設定] - [一般] を選択。画像の赤マークの部分のチェックを変更する。
-----ということのようです。

これで元通りになりました。やれやれ。

先日読んだ「聖書の絵師」。小説の中でとある貴婦人が可愛がっていたユダヤ少女の遺骸を清拭するシーンがあります。ユダヤ女の体には印があり、性器の形が常人とは違う。本当だろうか・・というあたり。無知な農民ではなく、当時としてはいちおう教養ををもった階級です。それでも半信半疑ながら、こうした偏見を持っていた。

ま、中世を舞台にした小説なんかではこの種の偏見は常識です。でも,それにしても何故ユダヤ人は偏見と迫害の対象となっていたのか

ま、迫害の対象となっていたから各地に分散ししてゲットーを作り、まともな商売ができないから金融なんかに特化した。特化したから更に嫌われて、いっそう迫害される。迫害されるから貝のようにかたくなに身構える。その姿勢が気に食わない・・・こうした悪循環は理解できます。

でも、そもそも何故なのか。よく聞くのは「キリストを十字にかけたのはユダヤ人」という話。「私は手を洗うぞ」と総督ピラトが宣言して責任転嫁したことになってますが、実際に命令を下して処刑したのはローマ人だし、イエス本人はユダヤ人です。マリアだって使徒たちだってユダヤ人。それにペテロなんかがあちこちで布教していた時代には、こうした偏見や迫害はとくになかったはずです。なんか理屈がスッキリ賦に落ちません。

なんでだろ。

自分なりに考えてみました。もちろん知識がないのでネットでも検索。で、直接の原因となったのは紀元1世紀のユダヤ戦争でしょうかね。とかくローマに従順ではなかったユダヤ(だからローマ総督も多少は遠慮していた) がついに大反乱をおこし、徹底的に弾圧される。エレサレムは陥落。しかもその後、ハドリアヌス帝の時代(2世紀)にもう一度あって、この時にハドリアヌスは「ユダヤ文化」に原因があると結論をくだした。ユダヤ根絶。

ローマには神様がたくさんいます。ユダヤの神様が一人くらい増えてもかまわないんですが、ユダヤ人たちは納得しない。過酷な沙漠でうまれた一神教民族は頑固なんです。というより、これを心の支えにして生きるしかないというべきなのかな。可哀相だから首都を再建してやろうと考えた(本人的には親切な)ハドリアヌスだったんですが、邪教のユビテル神殿を造るとかいう計画が漏れてユダヤ人が激昂する。親切が仇になった。

で、怒った(たぶん)ハドリアヌスはユダヤ教とその文化を完全かつ徹底的に弾圧。この時点で多くのユダヤ人は各地に離散したんだと思います。

こうして離散した場合、ほとんどの民族は歴史のなかに吸収され、やがて消滅します。それが、ま、常識。しかし何故かユダヤ人だけはアイデンティティを失わなかった。「神の選民」意識ですか。聖書(もちろん旧約)の存在というのが大きかったんでしょうね。書物だけなら焼けたり虫が食ったり消えたりするはずですが、彼らには「暗記」という特技があった。最初から最後まで頭を振り振り丸暗記してしまう。金品や書物を奪うことはできても、頭の中の知識に手をつけることはできない。

こうして周囲と馴染まず頑固に一人の神を信仰する独自文化の民族が誕生。馴染まない連中はふつう嫌われます。嫌われたから教会が蔑視する金融業にいったのか、金融業で成功したから嫌われたのか、そのへんは不明。で、キリスト教がローマの国教になると「キリストの敵だから苛めてもいいんだ」という風潮が生まれたし、苛められるからどんどん孤立してもっと頑固になる。

(そもそもを言えば、神殿の両替商の出店を壊してしまうイエスが乱暴だった。ま、洋の東西をとわず清廉な人は「金なんて汚らわしい」とか言うことが多いですね。イスラムも利子をとる金貸しを禁じています。言い分はわかるけど、いったん貨幣経済が誕生してしまうともう後戻りはできない)

それはともかく。各地に分散したユダヤ人は孤立せず、おたがいに助け合います。強力なユダヤ人ネットワーク。手形取引です。金銀財宝は強奪される危険があるけど、手形なら比較的安全。信用商売ですね。保険制度もあったらしい。これが大成功の秘訣で「商売上手のユダヤ人」となった。

この後の推移は、ま、たいていの人が知っていると思います。

ユダヤ人問題の原因
(1) バビロン捕囚の後、民族の拠り所として「聖書」を編纂。これで強固な民族アイディンティティが確立。別に悪くはないんだけど、すべての遠因はここに発するような気がする
(2) 何回もローマに無謀な反乱をくわだてた当時のユダヤ人過激派と民衆
(3) ハドリアヌスが善意を無視されて怒り狂い、ユダヤ国家を抹殺したこと
(4) お金や金融を蔑視したイエスと、その教えを(タテマエ上は)踏襲した教会
(5) ついでに。民衆を無知なままに置こうとした教会の大方針
(6) 格好のスケープゴートとしてユダヤ人を迫害させた教会、王権、政府
(7) 煽動に乗せられ、ユダヤ人苛めの憂さばらしに走った無知な民衆・国民たち
(8) 本人は悪くないけど、どんどん金持ちになって力をたくわえた各国のユダヤ人

要するに非常に堅固な独自文化を守旧してきた民族が、不幸なことに自分の国家を持てなかった。逆にいえば、国家をもたないのに信仰と文化を守り続けてきた民族がいた。レアなケースなんでしょうね、きっと。ということで以下・・・。

(9) 嘘八百こいてイスラエル建国を約束した英国とフランスの二枚舌
(10) 強引な建国によって、アラブ(イスラム)とイスラエルに対立が発生
(11) 実力も考えず能天気に新生イスラエルを攻めたアラブ諸国。もちろん敗退
(12) 安全保障のためヤマアラシのように針を逆立てるイスラエル。米国からは強力なサポート。これでパレスチナとの平和共存が不可能になった

こうして現在もなおパレスチナ問題は継続中。根がべらぼうに深い。違いはありますが、クルド人も同じようなものかな。強固な民族なのに国家を持てない。たしかトルコは公式見解として「クルド人問題というものは存在しない」というタテマエです。トルコ国内にクルド人なんていない。みんなトルコ国民。

最近あまりパッとしない印象の棋士・渡辺明ですが、今期、ようやく竜王戦の挑戦者になりました。念のため、「パッとしない」と言っても棋王というタイトルを3期保持しています。でもこの程度ではダメです。

なにしろ中学生でプロ入りを決め(超エリートの証拠)、20歳で「竜王」という高額賞金のタイトルをとって、そのまま9年間キープした。「竜王」というのは読売グループが無理やり(主観です)「棋界最高位」にするため賞金額をドーンと積んだタイトルで、たしか5000万近かったと思います。このため棋戦の「ランク1位は竜王」というのがタテマエ。ただし「そうはいっても名人のほうが格式あるだろ」という声は根強いですが。

そんなことはともかく。その渡辺明もさすがにここ数年は陰りが出てきて、ザコのようなタイトルは複数とっても肝心の名人にはなれない。竜王に復位もできない。

それが今年はようやく竜王戦挑戦リーグに勝ち残った。こうなりゃタイトル回復は当然だろうという声しきりで、ま、それくらい棋界の信用はあるんです。ところが挑戦を決めた後が乱調で、次から次へと無残な7連敗。ありゃ、大不調だ。大丈夫かな・・というムードの中で竜王戦7番勝負となりました。そして緒戦はいきなり敗退。次は勝った。問題は3戦目・・・。

これも勝ちました。けっこう面白い対局だった(渡辺明の対局は大胆でたいてい面白い)。でも、なんか危ういんですよね。いつもの感動的なキレと安心感がないみたい。現在のタイトル保持者は糸谷哲郎という若い棋士で、奇妙な感覚の差し回しをする人です。太っていて阪大に在学中で、時間をかけず間髪いれずに指したり、指すとすぐ離席してトイレに行ったり、庭をウロウロしたり。たぶん几帳面な棋士だとイライラします。

watanabekun.jpgおそらく最終的に渡辺は竜王に復位すると思います。まだ衰えるには早い。しかしそれからファン待望の名人戦挑戦(羽生・渡辺のゴールデンカードなら申し分なし)への道です。ということで、また将棋のネット観戦が少し楽しみになってきました。

渡辺くん、あきらめたらそこで試合終了だよ
(「妻の小言」より)

久しぶりにNHK朝の連続ドラマを見ています。あさが来た。明治期に広岡財閥(そんなに有名ではないけど一応は財閥)を築いた広岡久右衛門(9代目)の兄嫁。維新で傾きかかった大阪の両替商・加島屋を建て直した女傑のお話です。

この朝ドラ、珍しく脚本がしっかり練られています。やれば出来るんじゃないか。展開がきちんと計算され、何気なく蒔かれた小ネタを上手に回収していく。ヒロイン役の女優(波瑠)も、最初はちょっと心配でしたがどんどん見やすくなっていく。道楽者の阿呆ぼん亭主は玉木宏、当主が近藤正臣。維新で没落して苦労する姉夫婦に宮崎あおいと柄本佑。柄本佑ってのは柄本明の長男らしいですが、なかなか良い俳優。脇役の番頭たちも達者です。

しっかり作られたドラマを見るってのは、楽しいことですね。肝心の大河ドラマが今年は(今年も)最悪なので、その代わりのような感じで、なるべく見逃さないようにしています。(ついでに言えば、今年の長州を舞台にした大河はうかつに見ると腹がたつくらい酷いです。脚本が破綻して駄作の極み)

前から気にしていたんですが、ついに購入。ハンドスプレーです。要するに噴霧器

本当は「加圧式」のハンディタイプを考えていたんですけどね。水を入れた500mとか1リットルのポリ容器に装着してペコペコとポンプを押すと中が高圧になる。で、ハンドル引くとシューッとジェット水流とか噴霧。1分も続かないそうですが、ベランダの外壁とか床、サッシの溝の掃除用です。

もちろんマトモな高圧洗浄器を買えばいちばんいいものの、本物はけっこう高価です。電源コードを引き回す必要があるし、重い。たかがベランダ掃除ですからね。

handspray.jpgで、天気もよくて爽やかだし、ポリ容器を使うハンディタイプの加圧スプレーを買うつもりで近くの大型店舗へ行きました。しかし数種類ある中から、結果的には通常の手押しスプレーを選択。加圧スプレーの場合(当然メイドインチャイナだろうし)強度や耐久性が心配。原始的な手押し式がいちばん無難なんではないか・・・そう愚考した次第です。648円。

若いころなら、さっそく試してみるんですが、トシとると怠惰になる。置いておいて、そのうち、気がむいたら使ってみます。ベランダ外壁、換気扇の排気の下が汚れているので、そこから掃除してみる予定です。

年に一度の兄弟家族の会食。今年は常連の若い人の参加がなく(なんせ学生さんたちが多忙)、トシヨリ中心でささやかに8人。それも悪くはない。

上は86歳(だったかな)ですが、現役世代の50歳(くらい)が参加していたので、平均するとたぶん74~75歳くらい。こういうメンツだと食べ放題バイキングはかなり不利です。どうせたいして食べられらない。いちばん旺盛に食べていたのは80歳過ぎの姉でした。しっかり盛った皿をお代わりしていた。元気だなあ。曾孫ができたとかいって写真をみせてもらいました。

家族代表の形で参加していた最年少の甥は、最後にデザートケーキをコテコテに盛り合わせた皿の写真とってました。帰ってから娘さんたちに見せびらかすんでしょう、きっと。わあーいいな、と嬌声があがる。

天気もよく、有楽町を降りてからの道も爽やか。今年もいい一日でした。

めっきり冷え込んできました。もう半袖では暮らせない。

また暑くなるかも・・・と念のため置いてあった扇風機をついに片づけ。あっ、片づけたのは家人です。私はほんのちょっと手伝っただけ。あとで見ると、扇風機の代わりに電気ストーブが置いてありました。そのうち使うようになるでしょう。

日本酒が美味しい季節になりました。先日ビールが切れたので箱で買いましたが、ひょっとすると来年の春まで持つかもしれない。ビールはサントリーのプレミアム。これを飲むと、他のが美味しくなくなります。ちょっと高いけど、老後のささやかな贅沢です。

その代わり日本酒はもっぱら安売りの菊正宗ピン淡麗仕立3L徳用箱。近くのスーパーでだいたい1230円くらいで手に入ります。この味に慣らされてしまったのか、他のまっとうな日本酒を飲んでも美味しく感じなくなった。どうして3Lが1230円で買えるのか知りませんが、ま、いちおうはメーカー品です。へんなものも入っていないでしょう、きっと。入ってたって知るか。

apapat.jpg酒の話題つながり。先日いただきものの洋酒。ウォッカでアルメニアものだそうです。なるほど、箱に書かれた文字はキリル文字みたいな感じですが、なんとなくロシア語とも違う印象。それにしてもアルメニアのウォッカ?? どうも解せない。アルマニャックはフランスのブランデーだけど、アルメニアもブランデーの産地じゃなかったっけ。

調べてみました。APAPATというのが名前でしょうか。なるほど、アパパトではなくアララトのことらしい。例のノアの方舟が漂着したアルメニアの山です。いまはトルコ領かな。で、もちろんウォッカではなく、ブランデー。アルメニアコニャックというべきかもしれません。星が6コなんで、たぶん6年ものでしょう。面白いものをいただきました。

今年は9月27日が仲秋だったそうです。ほとんど満月でしたが、実際には翌28日が完全円で、しかもサイズが大きい。スーパームーンというらしいですね。あんまり品のない呼称ですが。

moon201509a.jpg27日、雲の切れ間に月が見えたので食事前に撮影。何も考えずお任せモードで写したらやけに明るく、煌々と輝いています。きれいですが、単なる光ですね。月は意外なほど明るいようです。

そこで翌日、初めてマニュアルモードで撮影してみました。よく分からないのですが結果的に320分の1、F7.1、ISO800。知ってる人が見たらヘンテコリンなデータなんだろうな。


その結果が下の写真です。うーん、きれいかと言われるとなんとも言い難い。ま、詳しくは写っていますがどっちが良い写真なのか疑問。

moon201509b.jpg写真ってのも、難しいものです。




2015.09.28
★★ 講談社文庫

電話機の液晶が薄れてしまって不便でしょうがない。誰からの電話なのかがわからないです。しばらく我慢していましたが、ついに諦めて新しく買いました。またおたっくすのファクス電話です。ファクスなんて年に一度くらいしか利用しないのですが、完全にナシとなるとそれはそれで不便。アマゾンで1万1000円程度。こういう製品、安くなりましたね。

最近の電話はうるさいです。登録してある番号だと「ダレソレさんからデンワです」としゃべりまくる。イントネーションも絶妙に奇妙で、かなり気分悪し。消音決定にすりゃいいんですが、取説読むのが面倒でまだやっていません。

前置きが長くなりました。で、受話器交換のため、PCデスクの陰になっている電話線や電源コードを抜く必要が生じた。ところがそのためには重たいデスクを移動させないといけない。これが大仕事でした。デスクの下には古い機材やらパーツ類、ついでに本なんかも放り込んであって、これをゴソゴソ整理していたら、まだ読めそうな本も数冊見つかりました

yousetsu_taikouki.jpgそういうややこしい事情で再読したのがこの「妖説太閤記」です。山田風太郎の色ものかと思ったんですが、あんがい正当派でした。ようするに秀吉の行動の原動力は「女」だった。

若いときからモテたことがないコンプレックス。美女にもてたい一心で陰謀策謀をめぐらし出世に励む。前田犬千代が信長の勘気をこうむったのも秀吉のせいだし、もちろん光秀が苛められたり本能寺に至るのも秀吉の陰謀。最初のうちは竹中半兵衛が猿回しの役を演じますが、そのうち猿がかしこくなって逆に猿回しになる。邪魔な半兵衛を始末して(理由は女に手を出すことを禁じられたから)、次は黒田勘兵衛が参謀になる。

上巻は清洲会議まで。そこそこ楽しめました。ここまで読むとあとはだいたい想像つくので、たぶん下巻は読みません。

ネットをうろうろしていたら、BBCドラマで「ウルフホール」がどうたらという記事にぶちあたりました。へぇー。

wolfhall.jpgヒラリー・マンテルの「ウルフ・ホール」「罪人を召し出せ」のドラマ化です。トマス・クロムウェルが主人公で全6回。かなりの好評らしい。うーん、見たいなあ。でも日本公開は来年だし、しかも専門チャンネルらしい。残念。

しばらく待っていればDVDになると思いますが、こういうDVD、けっこう高いんですよね。好評「ゲーム・オブ・スローンズ」なんかも機会があったら見たいものと思ってますが、やたら長大な連続もので、たぶんDVD全巻買ったら10万円近くはする。そもそもまだ完結していないし。(原作そのものがまだ未完)

あちこち調べたら、「Wolf Hall」の第1回はすごい高視聴率だったらしいです。ただし2回目はガクッと落ちた。人間関係や内容が難しい。チューダー朝宮廷のゴタゴタですから、そりゃ込み入っている。ヘンリー8世、王妃キャサリン・オブ・アラゴン、ブーリン姉妹、ジェーン・シーモア、その実家の連中の暗躍、大貴族の陰謀、フランスやらスペインやらローマの思惑。財政再建に国教会。トマス・モアの失脚。そりゃ大変です。英国の連中もややこしいストーリーは苦手なのかな。

bringup.jpg視聴率が落ちたもうひとつの理由は画面が暗いことだそうです。だいたいBBCの歴史ものは暗いですね。部屋の中とか宮廷の大広間とか、窓は小さいし照明は乏しいし。部屋の隅のほうなんて、ほとんど真っ暗でしょう。カーテンの陰では男女のかけひきとコソコソ話、陰謀の巣。

ヒラリー・マンテルの原作はなかなか良かったです。すんなり没入しにくいスタイルですが、叙述は非常に魅力がある。おまけに長い、長い。「ウルフ・ホール」の上下巻と「罪人を召し出せ」を重ねると、たぶん10cm近くなるでしょうね。

これだけ使ってアン・ブーリンの細首がようやく落ちます。その前にアンの兄貴の首も落ちます。もし続編でジェーン・シーモアやら次の王妃やらを延々書いたら、たぶん厚さ20cmくらいにはなるでしょう。

出たら、たぶん読むけど。
赤坂ACTシアターの「赤坂大歌舞伎」を見てきました。中村勘九郎、七之助が出るとかで、正直、さして関心もないのですが、ま、これも経験です。だいぶ前に文楽を見たときも、意外や意外で悪くなかった。薦められたら駕籠にも馬にも乗ってみる。

akasakaokabuki.jpgえーと、演目は「操り三番叟」と「於染久松色読販 お染の七役」。三番叟は勘九郎が人形になって踊ります。というか踊らされるのかな。

「於染久松色読販 お染の七役」のほうは七之助がひたすら早変わりする。若い娘の役も悪くはないですが、どっちかというと年増が似合ってます。早変わりはさすが。これくらいの時間はかかるだろう・・・と思っていると、思っている時間の半分くらいで出てくる。マジックみたいなすり変わりもあって、観客は大喜びです。ケレンの鶴屋南北ですから、ストーリーなんてどうでもいい。とにかく早変わり。よくまあ考えたもんだ。

そうそう。兄貴の勘九郎、悪役で登場でしたが、これもまずまず。けっこう貫祿があります。

赤坂ACTシアターの客は、若い人が多いです。Tシャツ姿もいる。着物姿の渋いオバさん方はいたかもしれませんが発見できず。思ったより時間がかかったので隣のビルで食事。スペイン料理かと思ったらポルトガルだった。なんせ赤坂という場所柄、量は少ないです。味は普通。価格も(たぶん)赤坂としてはまずまず。パエリアのイカやタコが固かった。

tsumago.jpg体を動かすことは得意じゃないのに、なぜか家族で木曽へ行ってきました。旧中山道。よせばいいのに馬篭から妻籠まで歩きました

事前に調べると「1時間半」とか「2時間」とか、情報はいろいろ。前宿の旅館の仲居さんに聞くと「ゆっくりで3時間くらいでしょ、きっと」とも言います。わざわざ山道を歩く人の気が知れない様子でした。で、実際には、日頃まったく鍛えていない軟弱なオヤヂたちの場合、たっぷり3時間かかりました。かなりキツイです。

馬篭からが大変ですね。石畳の上り(少し下り)が続き、勾配がけっこうある。歩いても歩いても距離が稼げません。距離的には3分の1もない800m程度の峠までで2時間近くかかりました。頂上を越えると10分ほどで無料の茶屋があり、ここで一服。板間の囲炉裏で太い薪を燃やしていました。あとはだらだらした下りがほとんどで、約1時間です。電車の時間がせまっていて、妻籠なんかほとんど通りすぎただけ。何しに行ったんだか。

面白かったけど、もういいです。ハイキングコースのあちこち「熊に注意」の看板が立っていました。熊避けの鈴を鳴らしながら歩いている人もいました。ボーッと眺めていると、でかい外人カップルが追い越していく。外人が多かったですね。

kamisuwa_sumo.jpgそうそう。その日は妻籠から南木曽へ出て、そこから電車で上諏訪へ。翌日、諏訪上社の本宮へ。出雲系なのかな、ちょっと変わった作りの社です。境内で奉納相撲大会をやっていました。爺さん婆さんがたくさん折り詰め食べながら見物。酔っぱらいの声援も大きくて、なかなかよかったです。

ここしばらくネットをうろつきまわって無線LANルータを調査。けっこう雰囲気がつかめました。

いろいろ調べた結果、要するに無線の11acをどう評価するか、また有線1000Mをどう考えるかなんですね。他はほとんどどうでもいい。昔と違って廉価製品と高級製品といっても作りに違いがあるような感じもしない。使っているチップが違うとか、機能が多いとか。

実は現状の環境を考えると、高速無線11acもGiga有線も無用です。なんせどっちも使えない。ただ購入してまた5年とか10年とか使い続けるとしたら、こうした新しい規格に対応していることは安心材料でしょう。

もうひとつはバッファローかNECかという問題。PCに触り始めたころからバッファロー(メルコ)はそこそこ有名でした。超優良というわけではないけど、けっこう信頼できで買いやすい価格。今回あらためて同価格帯のバッファローとNECを比較すると、バッファローのほうが機能てんこもり。うーん、分野は違うけどまるでカシオ製品ですね。実際にはこうした製品のほうがよく売れる。

でもまあ、NECにするかな。NECのAterm、実はまだ使ったことがありません。昔はちっと高価で貧乏人を相手にしていない印象でしたが、時代が変わった。中級モデルならAterm WG1200HS。格上のWG1200HPから機能を少し削ったもののようです。Amazonで調べたら6180円。安くなったもんだ。

ag54-2015.jpgどうでもいい話ですが、このルーター写真の背景はデスクトップです。黒いのは何?とお思いでしょうが、なんかでゲートウェイから貰った牛さんシールです。気に入ってベタベタ貼ってある。

GATEWAY2000というメーカー、昔はけっこう人気があって、自分も買ったことがあります。格としてはHPDellなんかと同じような感じかな。そうそう、写真には見えませんがPCの上にはやはり貰い物の牛さんの小さな人形(?)も乗せてあります。

思い出した。いつ頃だったか、有明の国際展示場でPCショーがあったとき、遊びにいったらGATEWAY2000のキャンペーンガールたち、みんなピッチピチの白黒デザイン、刺激的な牛柄衣裳でドキッとした記憶あり。牛ガールですね。白黒は目立つんです。で、あそこの社長、何ていったっけ。テッドなんとか。牧場生まれのパソコンとか、そんなふうなキャッチフレーズで、やたら何にでも牛柄を使っていた。

ああいうテースト、けっこう好きでした。

ネットがやけに引っかかるようになり、念ためルーターを再起動しようとしたら、いやー、進まない進まない。設定画面にログインすると、画像がバラリパラリと出てくる状態で、5分たっても表示しない。

PCをいったん再起動。あらためてルーターにログインしたけど、やはり同じ状態です。ダメだ、こりゃ。それでも辛抱して、ようやく「再起動」というメニューにたどりついたんですが、再起動かけるとルーターが固まった。黄色いLED表示が赤表示に変化して、そのまま変わらず

ag54-2015.jpg仕方なく、ルーターの電源を引っこ抜きました。うん、心配したけど、これでなんとか解決したようです。

その後はなんとか動いてますが、このルーター、そろそろ交換時期かな。11年前に買ったバッファローです。WHR3-AG54。特に故障もなくよく動いてくれました。PC-Successから確か1万1000円弱で購入。当時としてはかなり安く買ったはずです。

一度でもエラーが出ると、もう安心していられません。次機を考えておくか。またバッファローにするか、それとも他のものにするか。

ということであちこち探ってみましたが、やはりNEC Atermシリーズの評判がいい。業務用ではあいかわらずCiscoやYamahaが定番らしいですが、Atermってのも昔から評価はあったような記憶があります。ただしちょっと高価だった。たぶんそれが理由で11年前はバッファローにした。

なるほど。価格コムで調べると、最近のAtermは高くないんですね。バッファローとほぼ同列みたいです。たぶん多機能のバッファロー、安定のAtermという感じ。

Atermの低価格ラインではWG1200HS、WF1200HP、WF800HP、WG300HP、WF300HP2・・・。いろいろ型番があるけど要するに「WG」ってのは有線が1000Mbps、「WF」は100Mbps。800以上は5GHz帯の最新IEEE 802.11acが使えて、300は2.4GHz帯の11n止まり。

難しいなあ。有線1000Mbpsとか高速11acとか魅力ですが、でも我が家の通信環境はしょせん100Mマンションタイプ(VDSL装置)です。おまけに無線で飛ばしているノートPCはIEEE 802.11b/g/nです。要するに11acなんて使えない。

そうすると、現実的には「WG」シリーズを買っても宝の持ち腐れ。またIEEE 802.11ac搭載ルータを買っておいて悪くはないけど、はて・・という環境ですね。そんなハイレベルより、とりあえずIEEE 802.11nを使えるというのはけっこういんじゃないか。ちなみに11年前のWHR3-AG54は11nなんて高級規格は使えません。

要するにいちばん安いWF300HP2を買っても、ノートPCは11nをサポートしているので今より速くなる(可能性がある)。で、このWF300HP2はアマゾンで3800円程度です。安くなってるんだなあ。

しばらくはアレコレ考えて楽しみますか。

渡辺明という将棋の棋士がいます。賞金のいちばん多い竜王というタイトルをたしか20歳から獲って、そのまま9年確保。竜王戦は棋譜進行を無料ネットで見ることができるんですが(名人戦なんかは有料)、この人の将棋、素人にも面白いんですよね。とくに第一人者である羽生と対戦すると、もうたまらない。見ているとワクワクします。

で、この人も数年前、ついに竜王を失冠。以後こっちもなんとなく棋戦に興味を失っていました。有料会員になってまで棋戦を見たいわけではない。

ところが昨日、たまたま竜王戦トーナメントの準決勝をネットで見てしまいました。準決勝は羽生vs永瀬六段、渡辺vs稲葉七段。永瀬ってのはまだ23歳くらいだし、稲葉もまだ若いはず。あらら、なんと羽生が負けました。永瀬はまだC2クラスに位置する若手です。なのに羽生はこの永瀬に3連敗らしい。苦手なのかな。

この後の挑戦者決定3連戦は来週。渡辺明と永瀬拓矢。面白いカードになりました。

順当なら実力の渡辺(なにしろ竜王9期の実績) が勝ち残って、現竜王に挑戦、そしてタイトル奪還という手順になりそうですが、番狂わせがあるかもしれない。急にまた将棋が面白くなってきました。

こんな暑い日はボーッと家にいるのがいいんですが、サイズ確認する必要があるとかで家人から呼び出しがあり、吉祥寺へ。

買い物は(可能なかぎり)短時間で終了。時刻もあり、李朝園で食事をしました。そんなに回数は多くないですが、最近はけっこう利用しています。駅北のビルの4階にある大きな焼き肉店で、若い人なら「昭和の店」とか言うかもしれない。汚いわけではないが、きれいでもない。炭火コンロに100均ふうの網を使用で、盛大に煙が出る。

ロース、カルビ、タン塩、キムチと平凡に選んで、最後に白飯をひとつ。肉質もまずまずで、価格もまずまず。わりあいお勧めです。経営者はたぶん半島系でしょうね。北か南かは不明ですが、いかにも家族経営が成功してそのまま大きくなったような店舗で、テーブルレイアウトがスッキリしていなくて、たぶん増築をかさねて店舗面積を広くしたような印象。腰の曲がったお婆さんも現役で、フロアを元気にヨチヨチ歩きまわっている。

炭火で顔を火照らせ、たっぷり食べて7000円強。グリーンガムをもらって(これも最近は珍しい)、帰宅。

数日前から急にハードディスクが鳴りだした。カチカチカチっと、けっこう明瞭な異音が筐体から聞こえてくる。

うーん、ついにきたか・・と念のためCrystalDiskInfoでチェック。とくに異常はないなあ。二つあるハードディスクの古い方は13680時間、新しいほうは9167時間。けっこう使っているから壊れても不思議はない代物です。それにしても今は円安で、買うタイミングとしてはあまり芳しくない。

暫く耳をすませてみました。うん、数秒おきにカチチチチチとなっている。間違いない。

で、ふとこのシーン、デジャブのような感じがある。ん、待てよ。

そう。隣のリビングの扇風機。首振りの向きを変えるたびに異音をたてているではないか。ちょうど一年前に、まったく同じ心配をして、まったくおなじ解決。要するに学習していない。ほんと、アホやなあ。

夏のカチカチ、音の出場所を確認すべし
暑い・・・。

額から汗がひかない。脳が溶ける。といって「さあ夏だ!」という爽快感もないし。

昨日土曜日、夕暮れの東の空に虹が立ちました。左右の根元の部分だけ見えて、上は雲の中。

七色というより、3色くらいの雑な虹。部屋に入ってテレビを見たら、ちょうど天気予報の時間で、まったく同じ虹がアナウンサーの背景に映っていました。そろそろ梅雨明けでしょうね。

20150718.jpg
写真にとってみたけど、うーん、あんまり鮮明ではない。そういうモードもあるんでしょうが、何も考えずシャッターを切ったのでこんな画像になってしまいました。

で、案の定、翌19日。関東地方は梅雨明けです。暑い。記念として昨日の写真を掲載。
見ている前でPCが突然のシャットダウン。プチッといって落ちました

これは慌てました。えええ、ここで落ちるのか。ぜんぜん兆候なかったのに。

落ちたPCに、こわごわ電源を再投入。こういう時って、ほんと恐怖です。もしダメならマザボのリセットとかプラグの緩み確認とか、それでもダメなら原因がCPUなのかマザボなのかHDD(SSD)なのか、特定しなければならない。そして可能性のありそうな部分の手当て。要するに交換、購入。気が遠くなります。

よかった・・無事、セーフモード選択画面が立ち上がった。念のためセーフモードでいったん立ち上げて、とくに問題ないことを確認して再起動。

無事に通ってくれた。いったい原因は何なのか、管理画面のイベントビューワーで確認。うん、もちろんエラーがズラズラズラッと並んでますが、いちばん最初はMicrosoftのSecurity Client。無料セキュリティツールであるMSEが原因みたいな雰囲気です。

mse201507.jpg

セッション "Microsoft Security Client OOBE" が次のエラーで停止しました: 0xC000000D


何のこっちゃ。

ネットで調べてみました。便利な世の中です。100パーセント解決は無理ですが、ある程度はネットで調べがつきます。それによると何か根本原因かはともかく、セーフモードでProgramDataの下のEppOobe.etlという代物を削除しろとある。これって、不要なファイルなのかな。

念のため、まずMSEを削除して再インストールしてみます。これでは変化なし。あいかわらずエラーで出ます。で、ちょっと不安ながらエラーを吐き出すファイルを処理。
C:\ProgramData\Microsoft\Microsoft Security Client\Support\EppOobe.etl
をリネームして除外する。

適中だったらしくこれでエラーが消えました。ただし印刷スプーラー関係のエラーだけはあいかわらず出ています。

印刷スプーラーは、プリンター Canon LBP*** を共有リソース名 Canon LBP*** で共有できませんでした。エラー: 2114。ネットワーク上の他のユーザーはそのプリンターを使用できません。

調べてみると、こっちはたいした問題ではないらしい。印刷データを溜め込んでおく仕組みが、電源投入時に素早く反応しなかったのが理由でしょう。気にする必要なし。


シャットダウンの根本原因がこれで本当に解決したどうかは不明。でも、そう思い込むことにします。よかったよかった。薄氷の上の安心


天気予報の時間、南方に台風がいくつも発生しているとかいうニュース。で、どうでもいいことですが、ふと台風の雲に隠れたあの大きな島はどこなんだ?と疑問をいだきました。位置関係からするとフィリピンですが、フィリピンって、あんなに大きかったっけ

スマトラとかボルネオなんかが大きいのは承知ですが、ちょっと違うような。やっぱりフィリピンの島々かな。撮影している衛星の位置関係か、北の日本がやけに小さく見える。

気になって、調べてみました。なるほど、ルソン島ってのはだいたい日本の本州の半分くらい。ミンダナオ島はそれより少し小さい。でも北海道よりは大きいです。で、フィリピン全土の面積は日本の80%くらいになる。人口も9000万を越えていて、世界12位らいしです。もっと豊かになっても不思議はない国です。

それで思い出したのが先日のポーランドボールに描かれたフィリピンでした。

ときどき眺めているポーランドボール、面白いものもあるし、理解至難のものもあります。クォリティもピンキリです。で、先日見たテーマは「どうしてフィリピンボールはいつもハッピーなのか」というもの。これがなかなか深かった。

鬱になって(セップクを考えて)いるニッポンくんが、能天気なフィリピンくんを見て「何故?」と聞きます。するとフィリピンボールは楽しそうに独白。うん、そりゃ台風とか汚職、貧乏、分離主義、ドラッグ、貧困、チャイナ、アメリカ・・・たくさんの苦痛や悲しみがあったんだよ。ずーっと泣いて泣いて暮らしてたんだけどね。でももう涙はすべて枯れはてちゃった。つまり全ての悲しみが枯竭。幸せ以外のすべてがね・・・だからもうボクには幸せになる以外に選択肢がないのさ・・・」

こうして説明しても、ちっとも笑えませんね。キャラクターを丸いボール形にして、目の形と位置だけで表現してるんですが、実際のマンガを見てるとつい感情移入してしまう。たかが線描きの目、いろんな感情が出るんですね。ま、マンガを説明するってのが、そもそもヤボか。


pball.jpg
目だけで表情は変化します
数週前、歯ブラシを使っていたら奥歯に穴があいた気配。穴があいたというと大げさかな。多少の痛みはずーっとあって、ま、痛みかかっているのは承知だったのですが、たぶん進行していたんでしょうね。で薄くなった表面が歯ブラシの圧で陥没したような気配。いちばん奥の上の臼歯です。

近所の歯医者に行きました。生涯、これで三度目の歯医者です。

実は一昨年の春、この歯医者で下の奥歯を抜きました。これが二度目の歯医者。4~5年越しくらいの長持ちした虫歯で、もちろんボロボロになっていました。処置のしようがなかったらしく、あっさり抜歯。ちなみにいちばん最初はまだ若いころで、たしか親不知だったかな、これもスポッと抜いておしまいでした。

今回はその抜いた部分の、対になる歯が悪くなった。時折痛んで、数日我慢しているとおさまるのを何回かくり返していたんですが、さすがに穴があいたら放置はできない。面倒だから抜いてしまおう・・てんで、意を決したわけです。抜くだけなら簡単だろう、きっと。

残念ながら簡単には抜歯してくれなかった。進行してたけど他がまだしっかりしていたらしい。歯科の処置の流れをよく知らないんですが、ガリガリ削って神経抜いて、何か詰めて、ではまた来週いらっしゃい。結局、4週にわたって通いました。

とかなんとか。ついに銀冠をかぶせる身になりました。生涯、初かぶせもの。ただし口を開けてみてもなかなか見えません。ま、これもいいでしょう。金持ちならぬ銀持ちになった。

歯医者に言わせると、とても硬い歯なんだそうです。ほんと、親に感謝。田舎育ちの昔もんなんで、歯磨きもサボりがちだったんですが、なぜか虫歯にならなかった。甘いものを食べられる時代でもなかったし、味噌碗の底に煮干しが入っていると喜んで齧ったりする時代です。おまけに子供の頃は乳歯がちょっとグラグラし始めると、じれて無理やり自分で抜いたり。そりゃ痛いです。涙をポロポロ流しながらエイ!と抜いた。人には言えないです。野蛮人ですね。あっ、コーラの瓶のフタを歯で開けるような乱暴はしたことないです。あれはさすがに恐い。

その代わり、これも歯医者に言わせると、どうも噛み合わせが悪いんだとか。「トウモロコシなんか食べるの大変でしょ」とか言われたけど、え?そうですか。気にしたことなかった。ずーっとこの歯で生きてきたんで、特に不自由を感じたこともない。

ま、なんだかんだ1万円以上を使いました。よく80-20とかいいますね。80歳で20本を残す。80まで生きられるかどうかは疑問ですが、うまくいけば20本は残りそうな気もします。現在27本。うち処置済が1本。持つかな。

このところ桜の梢あたり、雀が群れて大騒ぎしている。ちょっと体の大きいやつ(椋鳥か)が集まっていることもある。求愛期なんだろうか。ザワザワっと葉を揺らしたと思うと、すぐさま飛び立ち、集団で旋回してまた枝に飛び込む。鳴きちらす。数が多いので、けっこうかしましい。

先日はカラスが雀の群れを追いかけているシーンもあった。爆撃機が小さな戦闘機の編隊に突っ込むような感じ。さんざん追われていたが、つかまった気配はなかった。カラスは雀を獲物にするんだろうか。トンビとかハヤブサではなかったような気がする。

カラスといえば、ちょっと前まで熱中していたA Song of Ice and Fireシリーズには、よく伝書カラスが登場する。で、大切なメッセージをくくりつけたカラスが途中で鷹に殺されたりすると、重大なトラブルにもなる。この伝書カラス、どうも日本のカラスより大型らしくて、たぶんravenですね。crowではない。

ravenだってcrowだって同じようなもんじゃないかと思うのは我々だけらしくって、ひょっっとしたら欧米ではまったく違うらしい。それこそトンビとハヤブサ程度に違ったりする・・・らしい、たぶん。

daiei100_2015.jpgちょっと涼しい日を選んで上野の東京都美術館へ行ってきました。混んでるようなら向かいの東京国立博物館(鳥獣戯画)でもよかったんですが、どっちも行列にはなっていないようでした。

天気予報の連中は「気温は少し低いが湿気があるからムシムシする」とか言ってましたが、いやいや、けっこう爽やかでしたね。帰宅してからの天気ニュースでも「今日はムシムシしました」とあいかわらず言うておる。言ったことにこだわってるな、お主

東京都美術館のだしものは「大英博物館展 100のモノが語る世界の歴史」です。大英博物館のコレクションから100点を選んで展示というもので、けっこう良かったんですが、惜しいかな、展示スペースがちょっと狭い。狭いところに100点ですから、たいして混んでもいないのに余裕がない。あんまりゆっくり眺めるような設置になっていませんでした。

コレクションの中では、そうですね、有名なクローヴィスポイント。新大陸で発掘の小さな尖頭器ですが、展示されていたのは完全に芸術品ですね。こんなに精緻で美しいものとは知らなかった。あの時代、石をこれだけていねいに細工しようとした連中がいた。説明書には「一定の手順通りに(坦々と)作業して作成したものだろう」というような趣旨が書かれていました。なるほど、美術品ではなく、実用品なんだ。

そうそう。アボリジニの編み籠とかいうのも驚きでした。なんとなく粗い繊維で編んだ袋をイメージしていましたが、とんでもない。コーティングしたような精緻なものです。材料表示がなんかの繊維と樹脂とあったので、松脂(ではないでしょうが)のようなものを塗り込んだんでしょうか。たぶん防水。水を入れて運べるような綺麗なトートバッグでした。実際に見ると、イメージがまったく違って楽しいものです。

帰路、せっかくなので池之端の伊豆栄で食事。いちばん安い鰻重の松が2700円でした。甘みを押さえた味で、個人的には好み。大きな店舗ですが、雰囲気は良くも悪しくも下町ふうです。上野ですからね。ちなみに鰻重と鰻丼があり、どっちも値段は同じ。なんででしょうか。やはり下町感覚で「お重なんざ偉そうで喰えねぇやい」という人向けなのかな。

ベランダから見える電柱、移設工事をやっていました。最初は何やってるんだろうという感じでしたね。古い電柱の数メートル先に大型ドリルのようなもので穴を掘っている。それから新しいコンクリート電柱の中央付近をクレーンでぶらさげて、数人がかりで上手に縦位置にしてから穴に差し込む。穴に差し込むと主任みたいなオヤヂさんが、スケール使って穴の縁からの距離を計っているようにみえる。決まりがあるんでしょう。

けっこう深く差し込んでいるようですが、差し込んだ当座は見るからに傾いでいます。それをコチョコチョ補正していくと、いつの間にか垂直になる。見ていて飽きません。タラタラした作業のようですが、時々見るとその度に確実に進捗している

やがて数本の電柱の根元でそれぞれ工事車(バケット車というらしい)に作業員を乗せて持ち上げ、いっせいに電線付け替え作業。まったく新品と交換ではないようで、古いほうの碍子から線を外して、新しいほうへ引っ張っていく。トランスもそのまま移動のようです。長さが足りない部分は延長しているのかな。電線の途中が黒いテープ巻きになってるんで、その部分で接続しているんでしょう。

こうした作業を、まったく停電させることなくやっているわけで、不思議だなあ。バケットに乗った作業員がときどき黄色いカッパみたいなのを着込むのはたぶん感電防止。危険作業のときなんでしょうね。手袋も薄手の白を付け、更にその上から頑丈そうな作業手袋を重ねて付けている。

denchuutape.jpg調べてみたら、一番上を通っている3本の線は高圧らしいです。なるほど。

一段落したんで、これでオシマイかと思ったら、古い電柱はまだそのまま放置で黄色のカバーが巻き付けられていました。たぶん感電防止の保護カバー。あるいはケーブルが触って擦れないようにしているのかもしれません。

よく見ると古い電柱の下のほうにケーブルが数本残っていました。JCOMという名札がぶらさがっていたから、こっちは光ケーブルなんでしょう。東電の作業はもう終了だけど、通信線は担当がまた違うってことか。来週あたりにあらためて作業するのかな。

読書ジャンルで書いた「黒書院の六兵衛」ですが、以下は余計なお世話、蛇足の謎解き。謎のままのほうがいい人は無視してください。

・・・・・・。

小説では最後まで素性のはっきりしない的矢六兵衛です。謎のままでもかまわないものの、でもこんな奇妙な人間が実在する可能性はあっただだうか。もし実在したとしたら、どんな境遇の人間か。
壊れ豆腐の頭をしぼって考えてみました。

六兵衛、育ちもいいし礼儀をわきまえている。文武両道に長けていて幕府に愚直な忠勤をつくす。顔を知られていない。ここまではクリアする条件としてさほど大変ではありません。ごく稀にはそんな武士がいても不思議はないです。ところがなぜか金がある。数千両をポンと用意するだけの資産がある。ここが不思議。おまけに夫婦そろって手が荒れている。うんうん。こうなるとありきたりじゃないです。

どうも浅草弾左衛門絡みしか思い当たりません。可能性としては、弾左衛門に可愛がられて養子になった男とか。なんなら婿養子でもいい。金はある。武士になりたい。徳川家に忠義をつくす。うん、これならけっこう可能性がありそうです。

浅草弾左衛門を知らない人は、てきとうにググッてみてください。ググッてから「知るんじゃなかった」と後悔しても責任は持てません。

昼食の時間、テレビをつけたら大河ドラマの再放送をやっていました。うーん、最近は呆れて見ていなかったのですが、あいかわらず奇妙です。

なんか魚屋の息子(松浦亀太郎)が京にのぼって、長井雅楽を殺そうとする。長井雅楽ってのは藩是である「航海遠略策」の提唱者。ま、久坂玄瑞など村塾関係の血の熱い連中からすれば「誅すべし!」なのはわかりますが、それにしてもなんで出刃包丁持って襲いかかるのか。魚屋だからですかね。捩じり鉢巻きして魚を捌いているシーンもあったし。(魚商の子供であったことは事実らしいですが、京都で絵を学んだり、そのうち藩士の家来(陪臣)になったりもしている。少なくとも脇差くらいは差していたでしょう。魚屋=貧乏と決めつけて長屋のボテ振りふうにするから話がおかしくなる)

そして詳細は不明ですが留守中の萩の女衆はカマボコ作りに励んでいます。過激派連中の活動資金作りのようです。そんなに急に作れるんか。そんなに儲かるんか。それどころか亭主の蔵書を勝手に売っぱらう女もいる。

で、これもなんか経緯は不明ですが、(謹慎中のはずの)久坂玄瑞が重役の周布政之助に詰め寄っている。死んだ亀太郎の志を無にしてはいけないんだそうです。でも「志」って何だ? 亀太郎ってのは要するに藩の立場からしたら要人テロ未遂犯です。外務大臣暗殺未遂犯(魚屋)の名誉回復を、官房長官に対して迫っているような構図。

どうもよくわからん。不思議な脚本です。もっとも当時の長州藩ってのも理解不能で、飛ぶ鳥落とす勢いだった長井雅楽がどういう経緯で失脚させられたのか。もちろん桂小五郎なんかが中心になって表から裏からいろいろ工作して、その結果として藩主が「そうせい」と宣言したんでしょうが、それにしてもいきなりガラリと藩論が変化する。日米安保を捨てて日中同盟に変えるくらいの大激動です。そして長井は責任をおしつけられて、切腹に至る。

こういう複雑な時代の流れは、かなり丁寧に描かないとワケワカメです。長井雅楽追い落とし事件だけでも、たぶん陰謀やら策動やらいろいろあったはずで、2週か3週を使わないと無理でしょうね。面白そうだけど、実現不可能。

決してアウトドア派でもないのに、なぜか連休は高尾山へ。

ま、山頂までは登ろうなんて、最初から考えていません。ケーブル使って楽しながら、ちょっと新緑を見てこよう。ついでに麓のうかい竹亭で懐石を食べようかというプランです。

なるほど、都心からも近いし手頃な場所ですね。人気があるのはわかる。ただし連休にいくのは悪手だったようです。人が多すぎる。危惧したケーブル待ちは20分ですみましたが、登ってからがあちこちで渋滞。ケーブルを下りた付近は平坦なのであちこちうろうろしましたが、いざ降りる段になってけっこう難渋しました。

下りのケーブルは長い列だったのでスキップ。初心者向けといわれる1号路を歩いて降りると40分程度らしい。うん、この道をブラブラ降りるかと決めたのですが、これが意外に強敵で、石を埋め込んだコンクリート舗装が歩きにくい。急坂もある。しかも混雑しているし、元気な子供は走ったりしているし、気を使わないと危険。杖が欲しくなります。

takao2015.jpgガクガクし始める膝を心配しながら、ほうほうのていで麓にたどり着きました。やれやれ。

うかい竹亭への送迎バスも道路渋滞。運転手がいろいろ説明していましたが、ようするにバイパスの信号がどうとかで、やたら時間がかかるようになったらしい。

着いてからも(予約なんかグチャグチャになってるので)座敷へ案内されるまでしばらく待機。予定より1時間以上はかかってしまいました。お日柄がよかったらしく結納なのか披露なのか着飾った女性が多かったです。

懐石ですか。うーん、とくに悪くもないですが、感動するほどでもなし。こんなもんでしょう。しょせんは懐石です。庭はなかなか趣向を凝らしたもので、静かなたたずまいでした。満腹したようなしないような感じで帰宅。ま、お疲れさま。全員無事でよかった。

このところブログへのスパムコメントが激減したし、毎日受信箱に溜まるスパムメールも非常に減りました。けっこうなことですが、何故なんだろう。

最初は年度替わりかなとも考えました。要するに景気が悪くてスパム屋さんへの支払いが途絶えた。支払いが少なければ、受注のスパム業者だって熱心に仕事をする理由がない。でもその場合、影響されるのは日本モノだけのはずです。

実際にはスパムってのは海外モノが多いです。怪しげな薬とか投資話、詐欺ふうのもの。ほとんどが英文です。

spam2014.jpgうーん・・と考えていてふと思い出したのが、最近どこかの中継サーバが摘発されたという話。「不正アクセス行為を日本国内の業者のサーバーが中継」とかいうニュースです。でもこれ、主として中国系の不正アクセスと思うので、サーバをストップさせたからといって欧米系のスパムまで減ることになるのかどうか。

それとも使用プロバイダがチェックを強化したのかな。理由は判然としませんが、いずれにしても歓迎々々です。
ブログに溜まったスパムコメント、思い出すと消しています。ガードを固めて振り分けているので、完全なスパムではないけど怪しいというグレーコメントは表示させないし、明らかな有害コメントは最初からスパム専用フォルダーに入ります。

spam2014.jpgで、思いついてチェックすると、最近ガードをすり抜けたグレーコメントはゼロでした。多い頃は数十本はあったんですけどね。ふーんと感心しながらゴミ箱を見ると、こっちもゼロ。びっくりです。要するにこのところスパムが来襲していないんだ。

なんでそうなったのか。まったく不明。連中、ターゲットにするのに飽きたのかな。日本語スパム(ブランド販売誘導が多かった)がなくなったのは年度が変わって予算がなくなったせいかもしれません。不思議な話です。

先日購入の電動シェーバー、何回か使ってみての感想です。

フィリップスというメーカー、たしかオランダでしたよね。そういう会社があることはもちろん知っていましたが、ここの製品を買うのは初めてです。今回、シェーバーとしてはブラウン、パナソニックが第一候補。二番手にフィリップス。ぐっと安いのではイズミというのもあるらしい。

philipsSV2.jpgで、今回のパワータッチ PT725A。低価格ラインの製品らしいです。でもコンセントにも直接使えるし、水洗いもできる。評判見てもまずまずの雰囲気だったので決めました。何よりも価格ですね。

評判通り、剃っていても頼りないかんじの動きです。振動もないし音も小さい。これで剃れてるのかなあという印象ですが、結果はそんなに悪くない。難しい場所はちょっと剃り残しがあるものの、皮膚を突っ張ったり引っ張ったり工夫するとなんとかなる。うん。

結論としては、正解。使用頻度も高くないので、そう簡単に壊れることもないでしょう、きっと。ちょっと気になったときにサッと剃れる。なかなか便利です。

若いころからずっーとヒゲ剃りはT字型カミソリです。面倒だけど、スッキリ綺麗になった気がする。最近は三枚刃とか四枚刃とか、果てしなくどうでもいい進化を続けているようで、ま、新品の剃り心はいいんですが、そのうち刃がなまってくる。不精して1カ月も使用するとさすがに痛いです。換えればいいだけの話ですが、替え刃の単価がけっこう高い。どんどん高くなっているような気もします。

T字の場合、風呂剃りなら問題ないですが、それ以外だと水を使わないといけない。冬場は水じゃムリで、湯が必要。洗面所で湯が熱くなるのを待ってシェービングフォームをつけて・・・という作業はけっこう大がかりだし、なにより周囲に水が散る。たかがヒゲごときにこんな大騒ぎしていいんだろうか。といって放置しているとゴマ塩まじりでいかにも年寄り臭いですね。奥さんの評判も悪い。実際、トシなんだけど。

ずいぶん昔に死んだ父親は、火鉢の鉄瓶の湯でタオルを蒸して、専用の容器に湯を入れて石鹸をブラシで泡立てて使っていたような記憶あり。重厚なセレモニーです。まさか真似するわけにもいかず、先日、ついに決心して電動シェーバーを買うことにしました。

philipsSV.jpg実は数十年前に海外旅行用として家内が買ってくれたブラウンか何かがあるはずですが、家中探しても発見できず。捨てたのかな。ま、仮にあってもバッテリーがダメになっているでしょうね。仕方ない、新品を買うか。イメージとしては2000円か3000円。

ひぇー、けっこう値のはるものなんだ。よさそうなものは1万円以上する。たいして使用頻度も激しくないはずだし、安いので十分ですが、それでも(主観的には)けっこうな値です。

いろいろ検討の末、フィリップスのパワータッチ PT725Aという代物にしました。往復式ではなく、3軸の回転式。回転のほうがエネルギー効率はいいようですね。音も静かで剃ったか剃らないかハッキリしないような手応えです。「うん、剃った!」という満足感のあるシェーバーではないようです。ネットの評判では、やったぜ!感が欲しいならブラウンの方がいい。ガーガーうるさくて、よく剃れる。パナソニックは中間。

出かけたついでにヨドバシカメラで購入しました。3600円程度。溜まっていたポイント使用で実質支払いは600円くらい。ネットでチェックしてみると先月あたりから急に高騰していますね。こんな円安基調では仕方ないです。

これであと10年や15本は持つでしょう。というか、持たせるつもり。一生ものです。

4月8日。上空に寒気南下とのことで午前中は珍しく。積もるような降りではないです。4月の雪は平成22年以来だそうだが、はて、5年前ですか。まったく記憶なし。

「忘備」を変換しようとして失敗。「備えを忘れる」じゃ意味をなさないのに、なぜかそう覚え込んでしまっている。ん?と考えて、ようやく「備忘」と気がついた。こんなふうに間違って覚えていること、けっこう多い。

たとえば仏教の「小乗」「大乗」。子供の頃、これをなぜか逆に覚えてしまった。「小乗」はちょっと差別的な匂いがあるため今では「上座部仏教」というらしいですね。実際には、タイとかミャンマーとか、テレビでよく見る托鉢教団なんかが「上座部仏教」の例です。

二十歳過ぎたころに人に誤りを指摘されて、非常に驚きました。こんな大きな事柄(たぶん)を逆に記憶しているなんて、なんと馬鹿なんだ。

しかも最近知ったことですが、禅宗もふくめて日本の宗派はほとんどが「大乗」に属するらしい。禅なんか、自分のことだけ考えて修行している上座部の典型かと思っていた。ひぇー。

もうひとつ。ギリシャの陶片追放。この中身をなぜか「人気投票」と記憶してしまった。人気抜群の政治家を陶片で選ぶわけです。で、市民の圧倒的支持を得るような人間は危険人物。支持をバックに何をするかわかったもんじゃない。だから追放。

これは高校生の頃に教師に確認してみて、誤りを悟ったんですが、でも考え方としてはかなりセンスがいい。そう自負しています。市民に媚びて人気を集めるような男は危険である。うん、かなり正しい。

いま、陶片人気投票をやったら、誰が選ばれるんだろうか。たとえばアベくんは追放に値するだけの票を集められるだろうか。いろいろ考えるとけっこう面白いです。

土曜日、あいにくの曇天でしたが、最寄りの公園で花見。

しっかり着込んでいきました。途中の道では風が強くて難儀でしたが、いざ芝生に座り込むと思ったより穏やかで、暖かとは言えませんが、ま、まずまず。さすがに冷たいビールにあまり気がすすまず、ロング缶1本だけ。それでもけっこう人が出ていましたね。好例のお囃子も出ていて、ヒョットコとか狐の面が人込みの中で踊っています。

sakuea2015.jpg家のすぐそばにも立派な桜はたくさんあるのに、なぜか公園まで出むいて座り込むのか。で、ちょっと桜と花見客を眺めて、食べたり飲んだりして、やれやれと帰宅。年中行事というやつです。

子供と話していたら、去年は行かなかったらしい。たぶん子供の仕事の都合がつかなかった。家族で行くからこそ花見。妻と二人だけではなかなか気が動きません。

一夜明けた今日はいっそう冷たくて、雨です。あと数日で花も散りそうです。

朝のうちは日がさんさんと差していて、桜の色づきからすると2~3分咲きかな。昨夜の予報では曇りとか言うておったが、はは、天気予報の姐さん兄さん連、外したか

しかしそのうち雲が拡がってきました。いやはや、悪口言ってすまんかった。さすがプロです。曇ってはいるものの暖かいので桜はどんどん開いてきて、1日のうちに5~6分の咲き具合まで進んだような気配です。たぶん花は週末が見頃でしょう。子供もその頃には帰ってくるとか言っていました。

ただ週間天気ではこの週末は雨マークになっている。うーん。明日明後日ではなく1週間も後の予報となると、たいてい前か後にズレることが多い。アーチェリーの矢が実際に当たるのは、狙った的の中心ではなく、狙いの中心からすこしズレたポイントになるというのと同じ理屈ですね。

年度末、あちこちの局のニュース番組ではキャスターやらスポーツアナやら予報士やら、交代の挨拶が聞かれました。NHK9時からは安心感のあった大越旦那が消え、井上あさひ嬢は京都支局に移動らしい。スポーツ担当だったしっかり姐さんふうの広瀬アナも移動とか。そうそう、この広瀬アナ、テレ東「和風総本家」の増田アナと結婚していたんだそうですね。これはかなり驚いた。アナウンサー同士、しかも他局ってのは珍しいんじゃないだろうか。

はい。最近、テレ東の和風総本家はよく見ています。2回に1回くらいはアタリで、けっこう面白い。テレビはNHK総合、NHKBS、その次がテレ東かな。テレ東の番組はなかなかいいです。


あっというまに満開になってもた。は、はやい・・・。


セブンイレブンでタバコのカートンを買うと、ときどきクジを引かされます。けっこう確率が高くて、ジュースとかコーヒーとか、2つか3つは当たることが多い。特にもらって嬉しいような商品ではないし冷蔵庫を塞ぐので、気持ちは複雑です。

先日は、これ応募します?パンフを渡されました。なんでもレシートにずらずら印刷されたシリアル番号で懸賞に応募できるらしい。

400円分でシリアル番号が一つ。シリアル番号1本から応募可能で、シリアル5本分なら「ペア温泉の旅」に応募できる。これなら応募してみてもいいかな。ふと気が動いた。

JTのネットに飛んでみたら、まずメアドを入れて申し込めとのこと。ふんふん。ふだん使わないメアドを入れると、申込みサイトのURLが送られてきた。そのURLに飛ぶと姓名の入力を求められ、生年月日、電話番号・・・と続く。要するにこうしたデータを提出することで会員になれて、会員になると懸賞に応募できる。応募すると、当選する・・・かもしれない。

アホくさくなって中止しました。ほとんど当たる可能性のない懸賞目当てに、こんな個人データを提供するのは割にあわないです。メアドや住所氏名を提供すれば、当然のことながらじゃんじゃんメールが来るだろうし、カタログも送られてくるでしょう。下手すると電話もかかってくるかもしれない。

カタログはゴミが増えるし、電話はうるさいので閉口です。データを他の用途には使わないと明記されていましたが、こうした情報転用に関して、あんまり信用していません。漏れる可能性がある場合、いつか必ず漏れると覚悟したほうがいい。

jtpresent.jpgはい。タバコ新製品とか、まったく興味ないです。そもそもなんでキャンペーンなんかやるんだろ。もっともっと売りたいというこなんでしょうか。買う人は何を言われようと買う。買わない人は絶対に買わない。そういう商品だと思うんですが。


何年前からですか、使い捨てライターの着火ボタンが異様に重くなりました。片手の力ではとうてい無理で、両手を使って必死に押さないと着火しないもの、あるいはどこかの硬いレバーを操作してから押す二段操作式。

crlighter.jpg子供が火遊びしないよう、チャイルド・レジスタンス機構というものらしいです。略してCR対応ライター。理由は一応納得できるんですが、それにしても非常に使いづらい。困ったもんだと思っていました。

で、最近。ボタンが軽くなってることに気がつきました。ひっょとして悪法はなし崩しに消えたのかな。大昔だったら「E電」とか、最近なら「母さん助けて詐欺」とか、大多数の国民が支持してくれないような名称や法律は、いつのまにか無視される。健全なことです。

気になったので、手元のライター、細かい文字を読んでみました。なるほど、いまでもCR対応ではあるらしい。ただ、あんまり評判が悪いんで、重さを軽減したようです。CR法施行前に比べると少しは重くなっているけれども、一時期の非常識な重さではなくなっている。実際に使っていて、特に不自由を感じるほどではありません。

けっこうな話なんだけど、この程度の重さ(固さ)で、チャイルド・レジスタンスの役目が果たせるんだろうか。ま、地面に落下しても火がつくというほどの軽さではない。でも好奇心いっぱいの子供が押したら、簡単に火がつきます。

なんですかね。規制担当の役人がはんぶん目をつむったのかな。それとも業者が自主改良したのか。不思議な現象です。

だいぶ前のNHK、えーと、何という番組でしたか、そうそうクローズアップ現代ですね。物流の話をしていました。このところ物流が多くなりすぎて、トラックドライバーが足りない。危機的状況なんだそうです。

番組の後半ではこの状況を解決するための鉄道とか船舶輸送をテーマにしていました。こうした前向きな動きをとりあげるのはNHKのお得意で、ようするに前途は真っ暗じゃないという主張なんでしょうね。しかし本質は、困った現実にお化粧して誤魔化しているだけのような気がします。

たとえばカラスがゴミを食い荒らして困る。市役所も有効な手を打てない。そうすると「ご近所の力」とかいう内容にして、みんなが知恵と力を合わせれば解決できるんだ・・・というような幻想をいだかせてくれる。なるほど、とも思いますが、でもなんか方向を逸らされたような気もする。

で、物流の話。道路が狭いとか、ガソリンが高いというのが原因ではないようです。ネット普及もあって、とにかく物流が急激に増えた。増えたのに、長距離ドライバーが足りない。なぜ足りないかというと、労務環境が悪い。給与が低い。こんな仕事やってらんねえよ、というのが原因。無理して走れば居眠り運転とか、身の破滅ですからね。当然です。

問題の本質は、なぜこんなに急激に物流が増えたのか。どうしてドライバーの労働環境が劣悪なままなのか。そこになるんだと思います。

たとえばコンビニ。昔は1日1回トラックが配送していたのに、いまでは5回とか6回とか、せっせと配送する。もっと昔のもっと田舎の商店なら、2日に1回とか週に数回程度の配送だったはずです。回数を増やせばそれだけ細かな品揃えができるし、新鮮なものを並べられる。商機が拡大する。要するに売り上げを増やすために配送回数を増やしている

宅急便、発送しようとすると配送時刻設定の欄があります。やけに細かく区分けされている。内心はどうでもいいんですが、欄があるからどこかにチェックを入れる。チェックされた以上、配送業者はそれに従おうと必死になるでしょう。

アマゾンなんかで注文すると、200円、300円の商品でも(原則)無料配送。そりゃありがたいですが、そんなにサービスする必要があるんだろうか。「本日中に配送」なんてうたってることもあります。そんなに急いでいる人って、どれだけいるのやら。

要するにサービス過剰です。サービスすれば受注がみこめるから、無理してサービスする。サービスしない業者は締め出される。

たくさんの人が集まって見せ物を見ているとき。全員が座っていれば、全員それなりに不自由でそれなりに楽しめます。でも一人だけ中腰になると、もっと見晴らしがよくなる。で、一人が中腰になると、他の連中は見えなくなるので彼らも中腰。全員が中腰になると、そのうち誰かが立ち上がる。そして全員が立ち上がる。全員が立ったら、座っているときは状況は同じになってしまう

「みんな、座ろうよ」と談合する必要があるんですね。立って見るより座って見る方が、多少は楽ちんです。座ってゆっくりショウを見ようよ。

一週間ほど前、明け方に喉の痛み。翌日からは突然の鼻水。風邪かなと薬を呑んだりしていましたが、おさまりません。

熱は出ない。深夜と午前中は鼻水が激しく、そのうちおさまる。家人には花粉症だと言われています。うーん、なんか違うような気もするのですが。ま、何かのアレルギーであることは間違いないでしょう。鼻の下がヒリヒリします。この年で花粉症ねえ・・・・。


肩の痛みは変わらず。このところ緩和の雰囲気で、めったに鎮痛パップも使用していない。相変わらず夜中に目は覚めるけど、痛くて眠れないというほどでもない。しばらく我慢していると、また眠りに落ちる。

だんだん杜撰になってきたのか、一昨日は床屋で油断して、マッサージ機をかけられてしまった。いつもは断るのだが、この時はつい忘れた。で、いきなり小型のアスファルト整地機みたいなのを背中に当てて、ガーッとやられる。肩にもグイッグイッと押し当てられる。でも特に痛みもないようだったので、ま、いいか。

で、その翌日、スーパーで買い込んだ袋、ずっしり5~6kgを何も考えず右手で持った瞬間、ピチッと音がした(ような気がする)。細い腱か筋肉でも切れたかな。でも痛みも感じないので、反対側の手に荷物を移して帰宅。

すぐには反応しないんですよね。それが老化。今朝起きると右肩から背中にかけてが板のように強張っている。うーん、1日遅れ、2日遅れで症状が出てきたか。

山上憶良に「四支動かず百節みないたみ、身体はなはだ重く、なほ鈞石を負へるがごとし」とかあるらしいですね。山田風太郎センセイの「あと千回の晩飯」。ほんと、そうなる日も遠くはない。

最近、気が向くと眺めているPolandBall。ポーランドボール。ミームとか称していますが、要するにマンガでしょう。ただし管理人にこだわりがあるらしく、キャラクタはすべて国旗模様のボール形状。最初はドイツ人がポーランドをからかったものだったようですね。直線ツールを使わないですべて手書きとか、手足を生やしたらいかんとか、目玉は不要、セリフは必ずピジンイングリッシュとか、うるさいようです。

で、中身はステレオタイプの国家観です。いわゆるエスニックジョークともいえるかな。けっこう偏見に満ちていますが、でも読者にはムカッとしない寛容さが要求されます。ある程度、各国の歴史の知識もないと面白くありません。

頷くことも多いですが、知らないことがけっこう多かったです。けっこう面白い。


polandball.jpgアメリカは地理を知らない
アメリカは歴史を知らない
アメリカはデブで銃をもちFreedomを押しつける

イギリスで日光が照ることはない
イギリスは権威主義で退屈でシルクハット姿

フランスは人との距離感がゼロですぐひっつく
フランスはカエルとキノコをこよなく愛好する

イタリアは茹ですぎパスタを食べるくらいなら死を選ぶ
イタリアにはスケジュールという概念がない
イタリアは戦争に弱いので、手近な弱小国に侵攻する

ドイツは海辺に行くと興奮して砂に穴を掘る
ドイツはタオルを置いてデッキチェアを確保する

フィンランドは人嫌いで5m間隔でバス停に並ぶ
フィンランドは氷点下5度になるとシャツを脱ぐ

カナダはすぐ人に陳謝する
カナダは氷点下10度になると上着を脱ぐ

中国はやたら周辺国を仕切ろうとする
中国は香港や台湾やチベットなど弱小に嫌われている

ロシアもタフガイぶって周辺を脅かしている
ロシアの男はみんなアル中である

日本は元サムライなのに今はカワイイ連発している
日本はHENTAI国家である

韓国は扇風機をつけて寝ると死ぬ
韓国は巨大なChinaBallとNipponBallの間に挟まれている

北朝鮮はBEST KOREAである
北朝鮮はユニコーンの巣を発見した

フィリピンはアジアの仲間にいれてもらえない

インドネシアとオーストラリアは仲が悪い
オーストラリアはエミューと戦って負けた

polandball.jpgイスラエルはいつもパレスチナを苛めている
イスラエルはアメリカにえこ贔屓されている

ギリシアはくれくれ金くればっかり言っている
ギリシアは大昔の栄光をいまだに夢見ている

ポーランドは存在感がなく、無視される
ポーランドは楽天的で、空想ばかりしている


あははは。
浅くなった眠りの中で、なぜか寺山修二の歌を考えていました。寝ているような寝ていないような、こんなときでもけっこう理屈のたった事を考えたりできるるんですね。不思議なことですが。

歌というのは例の超有名な「マッチ擦る・・・」です。「マッチ擦るつかのま」までは思い出せたけど、その続きは何だったっけ。「マッチ擦るつかのまの光に闇ふかし」では、なんか意味がおかしい。これだけでは海が出てこない。「マッチ擦るつかのまの光に海ふかし」ではもっと通らない。なんで海が深いんだ。

うーん・・・・。後半も字足らずで「身捨つる祖国はありや」だったか、それとも「身捨つるほどの祖国はありや」だったか。

起きて食事してから思い出して調べてみました。正しくは

マッチ擦るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや

です。そうか、「つかのまの海」ではなく「つかのま」で切れるんですね。てっきり青函連絡船のデッキかなんかと決め込んでいたけど、そうともは限らない。青森あたりの岸壁という可能性もあります。岸壁に立って、海を見ながらタバコを吸っている。

もう一つ、なんとなく戦争中で、もうすぐ徴兵かなんかの年代と思い込んでましたが、これも根拠なし。敗戦によって、シンプルだった信念がゆらいで悩む青年という可能性のほうが高い。

たかが短歌。人間って、要するに自分の解釈したいように読んで、勝手に納得してるんだなあと、あらためて思いました。

ベランダに出て空を眺めると雲がかすかに動いている。ほんの少しずつなんですが、感覚って不思議なもので、察知できますね。時折スーッと流れているようにも見えます。

kumononagare.jpgで、左手の大きな雲は右に動いてるらしい。北風。で右の方の雲はというと、あれ、逆に北へ移動しているような気がする。そんな馬鹿な・・としばらく凝視しましたが、たしかに北風と南風。あまり確信はないですが、低い位置の雲は南に移動し、高い位置の雲は北に移動している。たぶん。

風が変わるとき、どんな具合になるのか。一方向に吹いていたのがピタッと止まって、それから逆向きに流れるものなのか。あるいは両方が混在して暫くゴタゴタして、そのうち整理統合されて方向が決まるのか。そういう潮目(風目かな)の変化の瞬間を見たことはありません。今だって、しばらく空を眺め続けていたら首が痛くなってきた。

十数年前、たしか沖縄の海辺のホテルのロビーで、そうですね、2時間ほど雲を眺めていたことがあります。家内と娘はエステか何かへ行ってたのかな。亭主はすることもないので、ロビーで時間つぶし。正面に海の見える大きなソファにどかっと陣取って、ひたすらボーッと空を眺めていた。

あれ、あんがい面白いものです。不定形の雲形が少しずつ少しずつ変形して、まとまったり散乱したり形をつくったり。それもすぐ崩れて流れていく。そんな変化の様子を見ているだけで、けっこう時間がつぶれる。雲の形って、かなり速く変化します。高い位置と低い位置で動きの速さが違うからでしょうね。一瞬たりとも固定されない。


空といえば、先日家人が外を見て「あの一つだけ明るい星は何か」と聞く。曇っていたせいか近視のせいか、その一つしか見えないんだそうです。えーと、その方向なら冬の大三角の左端あたりだから、なんだっけ、ペテルギウスでもないし、ベガでもないし・・とモゴモゴ。もちろん違いました。たぶん木星か金星。でも金星はたぶんこんな時刻には見えないはずだし、やはり木星かな。

なんのことはない、去年の冬にもまったく同じような疑問をいだいていました。たった一年前なのに、何も覚えていない。皆無。冬の東の空に輝くのは木星です。ほんと、トシです。

なんか最近ネットが遅い気がします。試しにスピードテストで計測してみたら、1.5Mとか1.4Mなどという変な数値が出ている。こうした計測サイトをたいして信用はしていないものの、それにしても低すぎます。

ルーターが壊れかかってきたかなあ。なんせバッファローの11年ものです。どうなっても不思議ではない。それともNTT貸与のモデムがおかしくなったのか。

speedtest2015.jpg理由は不明なものの、ためしにルーターとモデムを再起動してみました。で、もう一度計測。あらら、一気に回復していました。糞詰まり解消。60M程度ですか。これなら納得です。

なんだろう。先日いっせい停電があったから、その影響だろうか。それとももっと前からだったんだろうか。本当の原因は不明です。

先日はチラシが入っていて、NTTが光アクセス装置を回収するのでメタル線に変更するとかなんとか。素人には意味不明です。一瞬ギョッとしたけど、これは通話やFAXだけで、ネット回線とは無関係らしい、たぶん。それにしても「光アクセス装置の回収」って、どういうことなのやら。わからんことが多すぎます。

子供の頃にもっていた絵本はそう多くなかった。たしか桃太郎はあった。金銀珊瑚綾錦。車に積んで一行が凱旋する。キンギンサンゴアヤニシキ・・の語呂がよくて気に入ってしまった。語呂といえば、紫檀黒檀タガヤサン。とにかく高価な貴材らしい。こっちは祖母が教えてくれたのかな。

もう一冊、厚手の本でワイルドの「幸福な王子」もあったはず。町の広場に立つ幸せそうな金ピカ王子の銅像を、一羽のツバメが訪れてはいろいろ世界のお話をしてくれる。王子は自身を飾るルビーやら真珠やら体の金張りを、貧しい人々の元へ届けるようツバメに依頼する。

宝石を失い、輝きも失って最終的に「幸福な王子」は見すぼらしい銅像になり果ててしまう。見すぼらしい王子を見て町の人々は憤慨する。なんて貧乏ったらしい像だ。廃棄してしまえ。

なんでこんなことを思い出したのか。この絵本のエピソードの一つとして、真珠採りの話があったはずです。今にして思うとたとえばアラフラ海とか、真珠貝がたくさん棲息する海。耳や鼻に蝋をつめた白人奴隷が深く潜っては真珠貝を採ってくる。船の上には黒人の商人が待ち構えている。息も絶えだえの奴隷が船縁につかまって真珠をさしだすと「まだ、小さい」と海に突き戻す。

最後に奴隷は大きな真珠貝を採ってきます。真珠を取り出した商人はニヤリと笑って「これなら王子様の王冠にふさわしい・・」とつぶやく。手渡した奴隷は耳から血を流して死にます。鮮烈なシーンでした。

描かれた奴隷の肌が白く、船の上の商人(あるいは船頭、奴隷頭)が黒人であるのが不思議でした。奴隷=黒人と思いこんでいたわけです。子供心に変だなあと思ったことは他にも多くて、たとえば小学生になってからでしょうが、少年向け小説でクロマニヨンの少年がネアンデルタール人たちと戦うとか。同じ時代にいるわけないじゃないか。また、ハリウッド映画のクレオパトラが白い肌で金髪なのも違和感がありました。エジプトの女王なのに。映画会社の都合なんだろうと思っていました。

もちろん、すべて正しかった。古い時代、奴隷の多くは肌の白い連中だった。スレイブの語源はスラブ。クロマニヨンとネアンデルタールの時代は重なりあっていたし、クレオパトラはマケドニアの将軍の系譜。子供の思い込み知識です。こうした勘違いは多い。

それにしても「幸福な王子」と真珠採りのエピソードがどう繋がるのか。王子の王冠を飾る真珠がどうやって得られたかの説明とは、ストーリーの時系列が合わない。そんな事実を王子もツバメも知りようがないわけです。

ずーっと気になってはいました。そして、先日、ふと調べてみた。ひょっとしたらアンデルセンの「絵のない絵本」あたりに出てくる挿話だったのかな。それにしては、昼間のシーンをお月さまが見ているわけがないし。不審。

やはり「幸福な王子」に真珠採りの場面はありません。その代わり、同じワイルドの童話に「若い王」というのがあった。若い王をきらびやかに飾るために、どんな搾取や残虐の背景があったのか、そして事実を知った若い王がどんな行動をとったかというお話らしい。たぶん、ここに真珠採りの挿話がある。ちなみに真珠は王冠用ではなく、王錫を飾るもののようです。

うーん。可能性としては、子供の頃に読んだ「幸福な王子」は、いくつかの童話を盛り込んだものだったんでしょうね。ワイルド童話集とか。同じ本なので、記憶が混同されてしまった。でもそうすると「幸福な王子」は絵本ではなくて、ひょっとしたら挿絵が所々にある程度の児童書だったかもしれない。

貧弱な挿絵であっても、子供は心の中で勝手に彩色された絵を描きます。モノクロ画面で見た映画が、記憶の中でカラーになっているようなものでしょうか。記憶の再構成。不思議なものです。きっと今の自分が持っている「確かな記憶」なんて、90%以上は錯覚なのかもしれない。そうした錯覚記憶でもって自分は生きている。へんな感じです。

なんか変な展開のドラマだなあと感じていましたが、納得。

第3回では吉田寅次郎の妹・文が久坂玄瑞と知り合い、医者になるのを嫌がっている玄瑞を励ます。文の姉である寿は新婚の亭主(小田村伊之助)が遊んでくれないのでイライラ。でも懐妊したことがわかってルンルン喜んでいる。で、能天気な寅次郎はまた舞い上がって黒船に乗り込もうとしたらしい・・・。

この当時の年齢を調べると、違和感の理由がわかります。

寅次郎が東北旅行で脱藩あつかいになったのは、だいたい22~23歳の頃。うん、若いですね。常識がないのも理解できる。で、黒船密航をくわだてたのは安政元年で1854年。満23~24歳か。

で、この大騒ぎの頃、親友(ということになっている)小田村伊之助もやはり24歳とか25歳くらいです。立派な大人。新妻の寿さんはまだ15歳程度かな。今なら幼妻です。その妹の文はたぶん11歳くらいか。短い裾でバタバタ走りまわっても変ではない年齢です。そして「医者になれって言われてるんだあ」と腐っている久坂玄瑞は、おそらく14歳

なるほど、高校進学をひかえた男の子が暗い将来に悩んでいる。それを小学校高学年の女の子が「がんばったら?」と励ましている。それならたしかに情景としては理解できますね。

小屋で激しく議論している男連中を、女の子たちが「見て見て!」と覗き見しているシーンもありました。これも不良高校生がタバコ吸いながら大人の悪口言ってるんだと考えれば納得。小学生の女の子たちからすると、興味しんしんです。「手前の人、ナントカ高校のナントカさんだよ。秀才だって」「右にいる人、東大志望なんだって」「ケンカしてるのかな」「へえー」てなもんです。

ほんと、ホームドラマでも学園ドラマでもいいですが、それっぽく作ってほしいです。

kenbishi2015.jpg年賀恒例でいただいている剣菱。徳用3リットル1300円の菊正宗(淡麗仕立ピン)を常用している身にはもったいない銘酒です。

で、まだ封を開けてないんですが、化粧箱に書いてある頼山陽の詩、よく見ると「(戯作)摂州歌」という題のようです。これって何の意味なんでしょう。摂州は摂津。たぶん大阪から兵庫にかけての国名ですよね。そうかそうか、伊丹とか灘は昔の摂津に属していたのかな。

たぶん遊び半分、「摂州の歌」を作ってみたっていうことなんでしょうか。真面目な詩と受け取られても困る。あくまで酒席のたわむれ。だから「戯作」。吟味して読んだわけじゃないですが、兵は用ふべし、酒は飲むべし。気宇壮大ともいえるし、たいして意味のない美句ともいえる。

とかずーっと詠んできて最後は「伊丹剣菱美如何 各◆一杯能飲麼」です。伊丹の剣菱は美味しいぜ。みんな飲もうぜってな意味でしょう、きっと。CMソングだ。
(◆は酉+夕+寸 です。しかも一画多い「夕」。漢和調べたけどヒットなし。異字だろうか。
夕と寸ではなく「」のツクリ部分かもしれません。読みは「ライ」。たぶん「そそぐ」の意。)

確証はないですが、当時の大作家・大文化人である頼山陽です。伊丹あたりに行ってはご馳走になり、芸者をあげて(想像です)気分よく酔っぱらっては詩を書きなぐっていた。蔵元の旦那に頼まれて揮毫も散々したでしょう、たぶん。そうやって書き汚したもののうち、あとで「我ながらけっこう秀作だな」というものをまとめて本にした。

てな具合に勝手に想像しています。なんとなく今をときめく百田先生のような人だったのかな・・・もちろん深い意味はありません。うん。

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