包丁を研ぐ

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晴れ

千切りをやりたいので包丁を研いでくれ、と頼まれた。3本ある包丁のうち安物の1本は刃が薄く、ちょっと研ぐとすぐに刃ができる。その代わり、すぐ鈍る。厚手の牛刀は研ぐのは大変だが、刃をつくるとけっこう持つ。その中間のステンレス包丁(文化包丁とでもいうのだろうか)が一番難しい。イージーに荒砥を使って研ぐが、なかなか刃が作れない。できたかな、ともう一研ぎすると、また刃が消えてしまう。

ザッと研いでから指で確認して、念のためニンジンの根っこでちょっとテストして、「実際に使ってみて、もし切れないようなら言ってくれ」と妻に頼む。何回も何回もやっていることだが、いまだに研ぎには自信がない。

もう少し暖かくなったら、ベランダでまな板の鉋かけもしなければならない。鉋が安物だし、肩を痛めているので、これはなかなか重労働。前回も檜の板をザッとは削ったが、まだ中央部に少しへこみが残ってしまった。今度やるときは、完全に平らにしようと思っている。