便利な世の中です

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薄曇り

何を隠そう、ここ数日は旅行計画にひたすら没頭していました。こんなに必死にネットを調べ続けたのは久しぶりな感じです。

で、理解できたこと。
・日本の代理店を通したツアーや手配に比べて、ホテル代や鉄道チケットなどの現地価格は、ほぼ日本の半分、あるいは半分以下の価格。
・その代わり、手間がかかる。慣れない英語サイトをうろつき回って良さそうなホテル情報を探し、文字化けと戦い、慣れない英語サイトや仏語サイトで予約をとったり、あるいは鉄道チケットを入手したり。特にホテル予約なんかは時差の関係もあって、最終コンファームに至るまで早くても数日かかったりします。
・というわけで、実にエネルギーを要します。でもその代償として、自分の好きな所へ自由に旅するスケジュールが作れる。しかも安い。ワハハハと大声で笑いたくなります。

いやー、くたびれた。今朝、5つ目のホテルへ最終申し込みをしたところです。たぶん明日、返事が来てそれで一応は終了の予定。もちろん、実際に現地へ行ったら行ったで、部屋があるとかないとか列車があるとかないとか、なんだかんだとトラブルはあるんでしょうね。私の英語でなんとかなるんだろうか。実はかなり心配です。本当は奥さんの方が英語は達者なはず(確か英検○級とか)なんですが、なぜか実際に身振り手振りで汗ながして交渉するのは私の役目らしい。不条理ではありますが。

それにしてもインターネットの普及は大きいです。直営サイトの予約フォームから申し込んだり、あるいは直接メールを送ったり。ファクスを使うのに比べると実にスピーディだし負担がない。もっと時代が前で、もし連絡は電話しろなんて言われたらお手上げでした。

そもそも鉄道チケットなんか、日本にいながら海外の列車時刻表や発券状況を見ることができたり、現地サイトから予約できるとはまったく想像もしていませんでした。こうした公式サイトにプラスしてトーマス・クックの時刻表があれば鬼に金棒。そうそう、トーマス・クック、今は日本語バージョン(解説ページのみ日本語)があるんですね。本屋で発見してサクッと買いました。ダイヤモンド(地球の歩き方)刊で、確か2100円くらい。ちょっと高いかな・・と躊躇はしましたが、買いました。

蛇足

ヨーロッパの昼間は日本の夜にあたります。そのため日本の夕方(現地は朝)あたりから、満室だとか空いてるとか、ヒョコヒョコとメールが舞い込み始める。で、なるほど・・と返事の書けるものはあわただしく書いて、それから夕食。夕食ったって、実は晩酌のついでに飯を食うようなもんです。抑えてはいるけど、けっこう酔う。

で、面倒ですが就寝前に再度のメールチェック。で事態が進展していたり、あるいはトラブったりしていると、また返事を書かなければいけない。いやー、ひどい英語でさんざん書きなぐりました。スペルも時制もグチャグチャ。酔って英文なんか考えるもんじゃないですね。夜中にフッと目が覚めて、あれ! あの部分、まったく英語になってなかったぞ・・と思い出したりする。いっさい気にしないつもりで開き直ってはいたんですが、それなりに深層部分では気にしていたみたい。

考えて見れば中学時代から英作文、苦手だったなー。

もう一つ、蛇足

今回買ったのは格安航空券ではなく、航空会社の正規の割引チケット(PEXとかいうらしい)です。で、これを申し込んだところ、なんと座席指定予約が(一応は)できる。

びっくりしましたねー。座席シートの図が別ウィンドウで出て、どこでも好きなところを選べ!というわけです。すでに埋まっているシートは色が変わっているけど、まだ90パーセント以上は一応は空席に見える。こんな贅沢、したことがない。

困ってしまいました。通常は、せいぜいで「窓側を」とか「並んで座れるところを」という程度のリクエストしかできません。その結果として最後尾のシートになっても、ま、仕方ない。ところがどこでも好きな席と言われると、はて。奥さんと雁首そろえてシート図を眺めて、けっこう必死に迷いました。前か、後ろか、足を延ばせるのがいいのか、トイレに近くないほうがいいのか・・。迷っているうちに時間がたちすぎて、サーバ接続が切れてしまった。ははは。これでまた最初からフォーム入力のしなおしです。

そうそう。面白いことに、座席配置(Seat Map, Configuration)に特化したサイト、ありました。英語ですがseatguru.com。参考にさせてもらいました。誰かが欲しいと思うようなページは、たいてい誰かが作っている。WEBはほんと、深いです。