千鳥ヶ淵で花を見る

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普段は近くの公園にいくのですが、今年は諸般の事情で都内まで遠征。どこにしようかな・・と迷ったあげく、名所と聞く千鳥ヶ淵で花見としました。

chidorigafuchi.jpg調べると地下鉄の九段下か半蔵門が最寄りのようです。で、娘と九段下で待ち合わせ。

いやー、予想以上の人出でした。祭りは中止で出店もないから多少は静かかと思ったのですが、それでも凄いです。九段下の2番出口を出ようとしたら規制がかかっている。下りる人と登る人を分けて整理してるんですね。

仕方なく道路を隔てた1番出口の階段をひたすらえんえんと上って(エスカレータ停止)、靖国神社のほうにポコッと出ましたが、向かいの2番出口を見ると信じられないような数の善男善女が列をなしています。日本でなければ暴動になりそう。

けっこう怖い思いをしながら(まさか橋が落ちないだろうな)牛歩で歩道橋をわたり、千鳥ヶ淵の緑道へ。

たしかに立派な桜です。お堀にそって歳経た豪勢な桜がならんでいる。夢幻というか幽界というか、不思議な世界ですね。なんでも幹から花が咲くようになると老木の証拠とかいいますが、ここの桜はほとんどが幹から花を咲かせています。

人の流れにそって、少しずつ少しずつ進むしかありません。例年は屋台がならぶらしいけど、こんな人ごみのどこに店を開いているんだか。シート敷き禁止の中で、脇の石に腰掛けてなぜかグラスでワインを飲んでいる御夫婦もいました。ボトルは地面におかれていて、すこし傾いている。ごった返している中でグラスというのが奇妙におかしいです。

などなど。夕方になってから場所を移して、肩の凝らないイタリアンで食事。喉がかわいてビール3杯のみました。3人でトータル9700円ほど。美味しい店でした。

やれやれ、これで今年の花見もおわり。千鳥ヶ淵というところ、一回は行ってみて損はないですが、また行こうとは思いません。なんせ人が多すぎるし、やはり花見には食べたり飲んだりがともなわないと少しもの足りません。