「マグニチュード10 」 アーサー・C・クラーク&M・マクウェイ

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★ 新潮文庫

本棚で見慣れない本を発見。なんか読んだ記憶がない。クラークのものなら読まずに「積ん読」は考えられないのだが。

例によってクラークが原案を出し、若手(か?)が小説化という展開のようです。クラークの晩年はこれが多くて、たいてい(というよりすべて)が駄作です。

で、危惧しながら読み始めて・・・・うーん。ダメでした。なんか書いた作家は映画化でも想定していたような雰囲気で、無意味にドラマチックでラブロマンス入りで、サスペンスふうで、設定の国際情勢も陳腐で・・・・。挫折。クラークの良さがなーんもなかったです。損した。

追記
どこかの書評を読んだら、最後のほうが面白いそうです。なるほど。でも読み通す気力ないです。