「昭和天皇、敗戦からの戦い」 保阪正康

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★ 毎日新聞社

占領下日本」がけっこう良かったので、名前の出ていた保阪正康の関連本。

これは失敗でした。他にまともな本も書いてるんでしょうが、少なくとも本書は完全ハズレ。天皇とマッカーサー、秩父宮、高松宮など皇族たちのエピソードが多いんですが、ほとんど中身(事実)がなくてひたすら「そこに立つと私は歴史のヒダのようなものを感じるのである。そのヒダとは・・ ・・であろうと思うのだ」とかなんとか。ひたすら主観的な感想の羅列と、あまり根拠の示されない「推測」のオンパレード。

ひどい本でした。