江戸東京博物館

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天気が良かったので江戸東京博物館へ。初めてです。

通常は1520円ですが)、毎月第3水曜日はシルバーディかなんかで、65歳以上は無料。どうせ行くなら無料のほうがいいですね。

なんとなく浅草橋かと思っていました。しかし降りてみると、それらしいのものがない。ウロウロしてから駅に戻って駅員さんに訪ねると「両国でしょ」と教えられました。あは。バカだなあ。一駅乗ると両国です。駅構内にはお相撲さんの絵看板がたくさん並んでいます。西口を出ると目の前が博物館です。

延々と長いエスカレータを上がって5階(6階かな) が入り口。入ると「日本橋」が架けてあります。立派な木製の木組みです。橋の上は外国の観光客ふうでゴッタ返していて、頭にスカーフまいた女の子がカメラ持ってたくさん騒いでいました。ヘジャブっていうのかな、髪と首のあたりだけ隠れるやつです。たぶんインドネシアあたりの女子高生だと思います。

で、「日本橋」を通りすぎると武家屋敷の模型が数種。てっきり江戸城と思いましたが、どこかの大名の上屋敷だったみたいです。予想よりはるかに規模が大きい。大名ってのはかなりの権威を誇っていたんですね。忍者がチョイと忍び込めるような雰囲気じゃないです。

えーと、「樅の木は残った」でしたっけ、酒井雅楽頭の屋敷で下っぱの家来が迷子になりそうになるエピソードがありました。どこに何の部屋があるかどうかなんて、たしかに見当つきません。まして江戸城あたりなら、新参の殿様は絶対に目的の座敷には行き着けません。茶坊主の案内が必要なわけです。

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越後屋の模型。予想以上に大きい

などなど。江戸日本橋付近の模型とか、越後屋の模型、芝居小屋、大川の風景。浮世絵の制作。長屋。予想以上に楽しめました。フランスあたりの兄ちゃんが「ご自由に」の火消し纏を持ち上げて喜んでたり。私も千両箱を試しに持ってみましたが、15kgだそうです。小さな箱だけどずっしり重い。

どの将軍の時代だったか、江戸城に忍び込んだ強力の盗賊が千両箱を3つか4つ持ち去ったという事件があったと思います。何で読んだんだったか。もちろん重い千両箱を4つ持ち去るのは尋常じゃない。その盗賊もたしか途中で諦めて次々と放置する羽目におちいった。最初から箱一つにしとけばよかったのに。

最終的には千両箱2つくらいかかえて青息吐息、へたり込んでるのを捕縛されたように記憶していますがはて、どうだったか。

なんだかんだ。見て回るだけでけっこうな時間がかかります。なかなか面白かったんで、そのうちまた機会があったら行ってみたいですね。いい特別展がある折りにでも。

※ 追記
入場料金が1520円? なんでこんな数字が出てきたのか自分でも不明。たぶん、もっと安いです。300円か600円くらい。