電子辞書の電池がきれた

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sr-m6000.jpgふと用があって置きっぱなしの電子辞書を手にとったら、もちろんバッテリーが切れていた。ま、そうだろうな。

セイコーのSR-M6000という電子辞書です。これを買うときは機種選びにけっこう悩んだんですが、良質な辞書を精選していて作りがしっかりしている。

しかし当時でもカシオの電子辞書のほうが辞書数や機能盛りだくさんで、派手さでは劣る印象でした。案の定でその後、セイコーは電子辞書から撤退したようです。そういう時代なんだよな。いいものが売れるってわけじゃない。

で、購入は2003年。定価42,000円のところを25,000円くらいで買いましたが、選んで正解の機種でした。決め手はリーダーズとジーニアスが入っていて目玉がコウビルド英英というところ。コウビルドってのは面白い辞書で、通常辞書のように「定義」をしません。

たとえば「horse」なら、普通の辞書では「ウマ科の動物。四つ足で体は大きく顔が長く・・・」というふうに説明します。しかしコウビルドの場合「horseは人が乗れる大きな動物。一部のhorseは荷物や荷車を運ぶために使われる・・」とか、逆から説明する。周囲から攻めていくわけです。試しに「love」をひくと「もしあなたが誰かをloveすると、ロマンチックにあるいは性的に魅惑される。それはとても重要なことである」。

要するに読んで楽しいんですね。暇つぶしに最適です。買った当時は喜んで適当に見ていたんですが、そのころ熱中していた「A Song of Ice and Fire」シリーズを読む気力が急になくなった。えーと、第5部のA Dance with Dragonsの途中で挫折したのかな。Tyrionが大陸で川下りをしているあたり。どうして読めなくなったのかは解明不能。分厚いやつをいまだに枕元に積んであります。そのうちまた再開するかもしれない。

で、気がついてしまったんで、しかたなく電池を入れ換え。なるほど単4でした。電池を入れてリセットして、これで単4の買い置きがなくなってしまった。3.11の計画停電で懲りて、乾電池は必ずストックしておくようにしているんですが、日時がたつと少しずつ減る。またまとめて補給しておかないといけません。特にLEDランタン用、ラジオ用。ICレコーダーにも使うし、ストックがあると安心感があります。そうそう。ティッシュペーパーなんかも必ず余計にストックしておくようにしています。3.11ってのは、何によらず考え方に大きな影響を与えていますね。