さんりんぼう

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さんりんぼうのナントカといいますが、まさにそれ。

ふと新鮮な刺身の定食を食べたくなった。そんなこともあるんです。寒いけど天気もよし。ぐるなびを調べて、駅の近くでこれだ!という店を発見。新鮮な魚が売りで評判いいみたいです。うん、よさそうだ。

昼時はわりあい早く閉めるようなので、ギリギリじゃなんだし・・と15分前くらいには入る算段。で、駅にむかう狭い道を歩いていると後ろからギュッと小さな自転車がすり抜ける。補助輪はないけど子供用ですね。二年生か、体の小さい三年生か。子供のくせに危険な走行をする。いかんなあ・・と考えていると、さらにもう一台、同じような子供が同じように追っかけてすり抜ける。立ち漕ぎなんかして、これはかなり危険だった。まったく。

後ろから見ていると、チビガキ連、少し大きめの道路に出る際もほとんどスピードを緩めずに曲がっている。いかんなあ。死ぬぞ。
第一の危機は切り抜け。

それでもまだ少し時間が早かったので、途中で銀行へ。ATMを使おうと思ったわけですが、カードを差し込んでから「え?」と違和感。手数料がナンカトカントカという文字が流れている。あっ、今日は休日だったか。100円か200円かかるようなご注意書きなので焦って中止ボタン。最近の銀行は経営が苦しいのか()やたら手数料をとりたがります。金額はともかく、わざわざ損するのはイヤです。
第二の危機も切り抜け。

sakana2023.jpg目的の店の前。5~6品のメニューを書いた紙が店先に貼ってある。塩焼、煮魚、味噌煮、西京焼・・・。ん? 刺身系はない。ないけど、そんなはずないだろ・・・と店に入ってから壁のメニューを眺めても酒の肴だけで、定食はない。でも横のほうに半紙の「いくら丼」だけは貼ってあったかな。たしか2800円くらい。高いです。それに山盛りのいくらを食べてもねぇ。あれは少し食べて美味しい!と味わうものです。

定食は何があるの?と聞いてみました。なるほど、今日はよりによってサシミ欠品のようですね。運が悪い()・・と諦めてサバ味噌かなんかを注文しようとすると、今日は上物のブリが入ってますよ、とにこやかに勧めてくる。どうやらブリを売りたいらしい。焼きか煮つけ。これも浮世の義理ですか、トシとると逆らわない。はい、ブリ焼きをお願いしました。

焼きにけっこう時間がかかったけど、味はよかったです。ご飯もおいしかった。文句なし。

maganen202312.jpgそして勘定。内心は諦めてましたが、千円札を3枚出したら百円玉のお釣りが2枚だったか3枚だったか。見ると確かに壁に「料金を改定しました」と立派に貼ってある。要するに思い切って値上げしたのね()。他の定食もたぶん同程度の価格帯。
これが第四のダメージ。嵌まりました。

そして最後のダメ押し。家に帰ってからハッと気がついた。支払いのドタバタに紛れて()カウンターに眼鏡を忘れてしまったらしい。うーん、明日、もう一度、いかなければいけない。アホだなあ。
これが第五。ほんと、ドジだった。。

こういう日を三隣亡の仏滅というんですね。納得です。

 

銀行が苦しいのは、みーんな故アベとクロダのせいです。超低金利政策。
忘れ物をとりにいった翌日は、いちおう刺身定食がメニューに入っていた。やはり2800円(もちろん食べてません)。
数カ月前までは定食1000~1400円くらいのリーズナブル店だった様子です。たぶん。
立って明細を持っていくにもレジスターが置いてあるわけじゃなし、どこで支払うのか、場所が明確ではない。なんか迷うような位置関係なんですね。だから狭いところでスタッフを呼んでサイフを開く形になってゴタゴタする