政権交代。3カ月でもいい

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去年の暮れでしたか、なにが目的だったか知らないけど田中真紀子が議員会館(かな)で会見。真紀子節いまも健在で吠えまくっていました。

ま、田中真紀子を好きな人も嫌いな人もいるでしょうし、それで当然なんですが、この人がいろいろ話した中でなるほど・・と感心したこと。

いまの与党が腐りきっているのは周知の事実で、支持だって投票数の半分程度でしょうから、ま、国民の25%とか多めに見て30%。それなのに野党が勝てない。たまに勝っても3年で追い出されて、あの悪夢の時代・・とか都合よく悪口いわれている。

はい「野党はダメだからなあ」という感覚です。たしかに事実。自民は嫌いだけど、だからといって野党は支持できない。バラバラだしセンスが悪いしフラフラしているし。一枚めくればたぶん自民のセンセ方とあまり変わらないかも。困った状況です。でもこのままじゃダメ国家になる。ずるずると滑り落ちている。ほとんどそうなってしまっている。政治が壊れた状態でちょっと油断するとすぐ三流国です。思ったより底が浅かったんですね。

で真紀子がいうには「野党に求めるな。政権とって3カ月、半年で倒れてもいいじゃないか」「倒れたらまた自民に戻せばいい」「それで自民が増長したら、またひきづり下ろせ」

何をやってもずーっと安泰ではない。油断するとまた落とされる。政治にはその緊張感が必要だというんですそね。非常に感心しました。なるほど、野党に完璧を求める必要はないんだ。

こういうと必ず「それじゃ選挙費用がナントカ・・」と正論ふうにいう連中がいる。費用、なんぼのもんですか。困ったセンセ連中がオモチャ買ったり無駄遣いするのにくらべたら微々たるもの、実に安い。民主主義ってのはそもそも効率が悪いもんなんです。

はい。なんとなく、書き残しておきたくなりました。日本の未来は暗い。でもまだ少し灯は見える。老残。七十七になりました。