洛志社大、渡辺教授のお茶

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NHKのBSで1月から「京都人の密かな愉しみ」というドラマ(だろうな)をやっています。そもそもは10年くらい前から始まったもので、いまは3シリーズ目。知ってるようで知られざる京都人の行動や考え方、観光客が知らない風景なんかをを紹介するドラマ仕立 て + 京ルポ + 京料理作り。

大胆かつ不思議な構成なんですが、映像がきれいで女優さんもいい。和服も美しいし、ま、説明の難しい番組です。途中で知って1シリーズの途中から見ています。

kyoutojin.jpgで、いまのシリーズ名は「京都人の密かな愉しみ Rouge-継承-」です。老舗和菓子屋をどう継ぐかがメインのテーマ。ソルボンヌからきて、京都御所のすぐ隣の洛志社大学(同志社ですね)に入学した女子学生が慣れない京文化に戸惑っているところです。

で、ようやく本題。その洛志社大の教授が渡辺謙です。講義が終わると一人だけの研究室にもどり、やれやれとお茶をいれる。くつろぎの時。

で渡辺教授、最初の回では煎茶をいれました(後では炒り番茶をいれた回もあった)。その煎茶のいれかた。(1)スイッチいれて小さなポットで湯を沸かす。(2)熱湯を湯呑(または専用の器)に注いでから腕時計ちらりとみる。(3)煎茶一杯分の紙袋、中身をゴボっとフィルターor茶こしに投入。(4)適温の湯をそそぐ。(5)湯呑いっぱいの煎茶が落ちる。で渡辺謙は満足そうに香りをかいでみたり、すこしすすってみたり。

というシーンなんですが、どうもお茶一人前がはいった「煎茶パック」みたいなのがあるように見えました。細かい部分は見逃してるんですが、それをコーヒーと同様、フィルター式に淹れる。面白い。いいなあ。

しかしネットで調べてみると発見できないんですね。見まちがいだったかなあ。市場にあるのはさまざまな「ティーバッグ」だけみたいです。湯呑にいれて湯をそそぐ方式。つまりお茶を粉末にして薄い袋に包んだもの。紅茶と同じやりかたですが、あれ、正直おいしくないです。たぶん上手く味を出せないからかな、抹茶ふうのものを混入してるのが大部分。抹茶ったってもちろん本物の良い抹茶を使う訳がないんで、たぶん安抹茶。色だけ出て、下手すると茶葉をただ粉末にしただけだったり(違ってたらごめん)。

要するに簡単に一人前を淹れられる煎茶ってないんでしょうね。やはり急須を使うしかない。

自分は少量一杯だけ飲む場合は湯呑に葉を直接パラパラと入れたりします。すこし時間をおいて、浮いてきた茶の葉をよけながら飲む。決して美味くはないけど、急須を洗ったりする手間がはぶける。でも味気ないしな。なんかイージーでそこそこな方法がないかなと思います。あの色だけ出る「抹茶」はいらない。

二月に入ってからの回では、高級炒り番茶(手炒りほうじ茶)の話もありました。職人の手による高級なもの。安いのとは別物らしい。しらんかった。