「洛中洛外」安野光雅

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rakuchuurakugai.jpg産経新聞出版 ★★★

借りるつもりもなくて図書館へ。つもりもないのに何故行ったのかというと、もちろん返却のためです。あほらし。

で、その気もないのに負担の少なそうな安野光雅を借りてしまった。春夏編と秋冬編。ま、半分は絵ですしね、文のほうも安野さんですから適当に読めばいい。へんてこりんな文体でやたら飛躍するけど、なんとなく後味いいのが安野光雅です()。

内容については書く必要もないでしょう。サラサラッと読んでジーっと絵を見る。たいていは良い絵ですが、たまには「?」もあって、それも面白いです。上手いとは思えない絵でも変に味のあるのが安野さんですしね。

で、最近図書館の本も読まずに毎日何してるかというと、実はまたWizardryです。そしてゲームの合間には橋本治の平家にとりかかっています。ずーっと積ん読で本棚のコヤシだった双調平家物語、意外に面白いです。ただ難物。まだまだ先が長いです。

この文体の変な軽さの感じ、なんか記憶があるなあと手繰ったら池部良でした。あの人の晩年の随筆も変幻自在、飛び回る。論理や整合性があるような、ないような。ま、達人なんでしょうね。