亜紀書房★★★
副題は「若い読者に贈る138億年全史 」。ま、そういう本です。宇宙の始まりから現代未来まで。こういうのを「ビッグヒストリー」というらしいです。自然科学本でもあり人文科学本でもある。このジャンルで翻訳本が何冊か出ているらしい。ちなみに亜紀書房という版元、まだ刊行のものを読んだことがなかったです。初読。
でまあ、いい本だと思います。著者は高校教師もやってた人で、若者(ようするに無知+好奇心・柔軟)にも理解しやすいように書いてくれています。いや、さすがに高校生は無理かな。大学1~2年生くらいが対象のレベルの感じ。
書かれていることは、ちょっと宇宙とか人類発生史に興味のある若者なら知ってるような内容が半分。あとの半分は「ひえー、そうだったのか」レベル。ただ全部合わせると知らなかったことが80%か90%くらいになるのかな。ひとつの138億年ヒストリーとして概観するとさすがに壮大です。
あなたの体には原始宇宙のカケラがびっしり詰まっている。というより、すべての要素がビッグバンや超新星に由来している。感慨に似たものが味わえますね。それが「ビッグヒストリー」の魅力なんでしょう。