2005年9月アーカイブ

晴れ

急激に涼しくなりました。秋の足は早いです。

夏の間、ひたすら汗を流してボーッと過ごしてきましたが、そろそろ頭もスッキリ、体も軽くなったようなので本腰入れて生活しないといけませんね。計画倒れだった『近くの公園への散歩』もトライしてみようと思っています。体重は減ってるけど肩腰がバリバリに硬化してるようで。

この数カ月、ひたすら実感したのは、自分がいかに怠惰な人間であるか・・ということ。人に会うと「何やってるの?」と必ず聞かれるのですが、返事はいつも「なーんもしてない」。すると次は「退屈しませんか?」と尋ねてきますね。うーん、退屈しないんです、これが。時間はたっぷりあるはずなんですが、ちっともそんな気がしない。毎日シコシコと何かしらやっていると、すぐ夕方になってしまう。晩酌して飯を食うと、すぐ夜になってしまう。時間のたつのが非常に早いです。

もう9月も終わり。10月は心を入れ直さないと。アレですね、『復活』のネフリュードフ。まるで小説のような(小説だから当然か)改心とドラマチックな変貌。思えば受験を控えた高校三年の頃も、勉強もしないで毎日々々そんなことを考えていたなー。結局少しも改心しなかったけど。

中央公論新社 ★★

udagawa.jpg小林恭二というと確か「猫鮫」という俳号をもってた人ですわな。ん、短歌だったかな。ま、そのようなものでした。非常に多才な人です。

で、読売新聞に連載されていたものの加筆本のようです。

うーん、なんといいますか。こういう本って感想が言いにくい。テーマは「愛」です。今の東京渋谷、宇田川町のあたりを舞台として鎌倉時代から江戸末期、ついでに現代。時代を超えた真摯な男女の愛の糸筋を描く・・・これじゃなんだかわからないなあ。

どっちみち小林恭二ですから、まっとうな筋じゃありません。でも若い読者なんかだと中には「まっとうな恋愛小説じゃないの。なんて美しい。感動!」とか勘違いするかもしれない。そういう、人を食った小説です。

やっぱり何も説明になっていなかった・・。

東京創元社 ★★

americashoku.jpg東 理夫という人、名前は大昔から知っていましたが、実際に読んだのは初めて。なかなか面白い本でした。

アメリカというと「まともな食べ物は皆無。比較的いいのがマックとフライドチキン」が定説です。私も個人的にはこの見解を強く支持します。

ところが東氏は反論します。アメリカにもまともな食事はたくさんある。ただ、食の目指す方向がフランスや日本のような「おいしいもの」ではなく、もっと違った方向へ進んでしまったのだ・・と。

ま、それはともかく、私はインディアンが何を本当は食べていたのか(ビーフジャーキーとペミカンというのが従来の固定観念ですなわ)、あるいはカウボーイたちがどんな食事をしたのか、西部への幌馬車に乗った連中は毎日どんな食事をしていたのか・・というふうな部分が面白かったです。

結論としてはやはり、どうやらインディアン(いろんな部族がいますが)も、けっこう文化的な食事をしていたらしい。バッファローの固い肉だけ齧っていたというのは、案の定、偏見だったようです。よかったよかった。長年の疑問が氷解しました。

小学館 ★★

kisekino6.jpgこれもタイトルが長いなー。アーロン・ラルストンといったって、ほとんどの日本人は知らない名前だと思うのですが。

アウトドア派の青年で、アメリカでは超有名らしいです。なんで有名かというと、ユタ州あたりの人里離れた谷で落石にあい、右手を挟まれてしまった。で、そのまま6日間放置。小便を飲んで渇きをいやし、7日目に自らの手首を切りとって生還をはかった。

文章そのものはつまらないです。かなり下手なゴーストが書いた気配。というより、こういうドラマチックな内容って、当の本人はあまり重大にとらえていないんじゃないかな。よくあるパターンですが、地震とか台風で東京のアナウンサーが「そちらの状況を教えてくださ」と意気込んで呼びかけると、助役さんあたりが「いや、大きな災害は発生していません」と落ち着きはらっている。でもよくよく聞くと家が何軒か倒れたり、車が水に浸かっていたりする。でも助役さんとしては人が死んだわけじゃなし、たいして重要視していない。震度6強なんだから家くらい倒れて当然だろ、という感覚。

それはともかく。自分で自分の手を切れるかどうか。そこに私は関心がありました。しかも挟まれたのが右手。使ったのは切れない十徳ナイフ(のようなもの、たぶん)。斧でもあって、思い切って「えい!」とヤケっぱちなら何かとかなるかもしれない。でも左手に握ったナマクラのナイフで自分の手首をギコギコと切れるか。肉は切れても骨はどうか。

興味のある方は読んでみてください。ちなみにバラしてしまうと、彼は手首の骨を折ってしまいました。切るよりは楽だったんでしょうね。うーん、想像しただけで怖いです。

ここに書いたとおり、PC不調でハードディスクの中身が飛んでしまった。仕事用とか真面目なデータはみんなバックアップをとってたんだけど、このところ遊んでいなかったのでWIZのセーブデータまでは気が回らなかった・・・。 アホやなー。 

 
re-start.jpgま、仕方ない。あらためてインストールし直し、修正パッチ2001_12_23_release。DirectXの6を選択(なぜかそれ以上では動かない)。質素に1024x768画面。エキスパート・モードで始めました。そうそう、DaemonToolを入れてあるのでCDは使わず、HDからの読み込みです。

メンバーは前回と同じくFighter、Rogueを先頭にして、Valkyrie、Ranger、Monk、Bishopでぞろぞろ探検開始。これも前回と同様、レベル2への段階でハイブリッド連中は専門職に転身して以後は呪文修行に専念。この連中、もちろん戦闘にはまったく役にたたないけど、ま、なんとかやれるでしょう。魔法レベル3を確保してから、たぶんレベル7への段階でまたハイブリッドに復帰したいと思っています(前回はスペルポイントがどうしても足りなくて、レベル8段階での復帰だった)。

要するにカギは修道院を生き延びること。そしてArnikaでの単調な呪文修行にひたすら我慢し続けることができるかどうか。耐えられるかな。 
晴れ

夜、外を眺めると東の空に赤い月が低くかかっていました。血のように赤い。地平線から上がってきたばかりの月は、都心の空気を透かして眺めることになります。チリの多い空気の層を長く通して見るからでしょうか、低い位置の月は赤みががって見えます。

それにしても昨夜の月は赤かった。印象に残っていたのですが、朝刊を見るとその月を背景にした航空機の影が掲載されていました。秋の頃なら月にこっぽり嵌まった雁でしょうね。でも現代ですから雁の代わりに飛行機。

朝少し早く起きてPCを立ち上げ。ドイツ総選挙結果が為替相場に与える影響を知りたかったためですが、どうやら与野党接戦で政局は混乱しそうな雰囲気。相場も思ったより動いていませんでした。

追記
昨夜は中秋の名月だったのか・・・。今頃になって気がつきました。地平を離れて高く上がってからはたしかに明月でしたな。 
曇り

涼しくなってきました。こう涼しいと、放置していた金継ぎをそろそろ再会しないといけないかなーという気分になります。錆漆の初盛りをしたままにしてあるので、盛りの部分をカッターで削ったり、紙ヤスリで擦ったりして滑らかにしてやる必要がある。滑らかにして、次に乾いたらいよいよ金散らしです。

金を散らしたらかなり美麗になるんじゃないかと期待はしています。でも、実を言うと漆が怖くなってしまったんですよね。なんせ2回もかぶれてしまい、トラウマになってしまった。長袖・長ズボン、靴下、手袋の完全装備でないと危ないです。それでも、けっこう怖い。

どうしようかな・・・。今日やるか、明日に延ばすか。 
曇り

中腰になって慣れないワックスがけなんかしたもので、翌日は尻の筋肉痛。あはははは。これで終わりかとも思っていたら3日後には太股の内側が痛んできました。年をとると何によらず時間がかかります。

涼しくなったのはいいですが、このところ台風14号の影響か関東地方も天気がスッキリしない。晴れると殺人的な日差しだし、かと思うと雨。日本海を通過中の台風がなぜ太平洋側に影響するのか不明です、が今日も風が強く、雲が低く、時折はげしく降ります。明日は久しぶりに早朝から外出の予定なんで、もう雨なんか降るなよ。もっとも、暑いのはもっとイヤだけど。

天気の話って、だらだら書こうと思うといくらでも書けますね。ただし、まったく面白くもない。どうも最近、活動的エネルギーが枯渇しているなあ。体内エネルギーの水位が下がっているような感じです。

酒を控える。タバコの本数を減らす。もっと運動して汗をながす。この3点だろうな、きっと。 

講談社 ★★★

 

ishibumi.jpg「講談」と副題にあるように、講談です。いわゆる天保六花撰(例の悪坊主・河内山宗俊とかです)のSF仕立て、舞台盗用仕立てとでもいいましょうか。ただしSFはあくまで便宜であって、真意は天保六花撰をネタにして江戸情緒+ストレス解消本を書いてみたかった、ということと理解しています。主人公が国士館出身で、なぜか剣道の達人で、超いい男で、なぜか天保の時代に飛ばされて、そこにはキップのいい美女がいる。そんなこと、ま、どうだっていいです。

半村さんという人、昔から会話が上手な人でした。しっとりした情感を、短い言葉のやりとりの中に込めていく名人。特に詳しく描写もしていないのに、たとえば夜十郎とおきぬの絡みは実にエロティックにもうつります。交合の際におきぬの「腹がへこむ」という表現のあたり、笑ってしまいましたが、考えてみると実に新鮮な言葉ですね。こんなドライな言葉で表現された男女の交情シーン、読んだ記憶がない。

惜しい人をなくしたなぁと、あらためて思います。もう少し長く書いてほしかった。遺作(でしょう、きっと)の江戸打入りなぞ、この年にして新境地かな・・というものでしたが。

8月に入ってからなにかとせわしく、とんと進んでいません 

ferro.jpgしたがって、現状はまだFerroからシコシコと買いつけ中。矢玉をそれぞれ2~3000本はため込もうと思っているのに、品揃えが豊富ではない。あっちに飛んだり、こっちに行ったりしながら少しずつ買い込んでいるところです。

それにしても、期間があき過ぎ。すこし間延びしてしまった。
薄曇り

リビングのフローリングにワックスがけ。毎度のことですが、けっこうな重労働で、シャツも下着もぐっしょりになる。ワックスをかけたあとから吹き出た汗が落ちて床を汚す。「夏ではなく冬にやればいいのかしら」と妻は言うけど、たぶん冬は冬で、寒くて辛いでしょうね、たぶん。

かけ終わった廊下を眺めると拭き跡が歴然と残ってあまり美的ではないけど、でも数日たてば目立たなくなるはずです。

蝋まみれの手はスポンジに中性洗剤をふくませてゴシゴシ擦り落す。すべて終わってからシャワー。塩をなめてから冷水を2杯飲みました。

午後、依頼しておいたモニターの出張修理が来訪。30分ほどで修理完了。故障個所も明確だったようで、なんか世の中がスッキリしたような1日でした。

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