そもそもIPv6って、いったい何なんだ?

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ちょっと気になって調べてみました。はい、IPv6 (IP version6)のことです。

ま、従来の「256.256.256.256」という32bitのIPアドレスでは全世界の住所がカバーしきれなくなるってんで、これをなんか手品使って128bitにしようということ。賢い人たちがいろいろやってるらしい。

bfag54.jpgで、自分のPCの「IPv6 : ネットワークアクセスなし」表示ですが、そもそも使っているルータが2004年ものです。もしやと思ってチェックしてみたとこ、当然のことながらIPv6なんて使えるもんじゃない。そんなもん知らんよ!という世代です。(もう少し新しい製品だとファームウェア次第でなんとかなる雰囲気)

なるほど。BフレッツもIPv6対応したとかしないとか。要するにOS、ネット機器、プロバイダ(回線)の三拍子が揃って初めて使える将来機能。そのうち必要になる機能かもしれませんが、現段階では無意味なんですね。「宇宙旅行が日常になるかも知れないから、各戸にパーソナル宇宙服を用意しましょ」というようなものですか。あって損はないけど、とりあえず必要はない。

というわけで、ブラウザだけIPv6を使う設定にしておいても百害あって一利なし。可能性としてはアホな(というか頭でっかちな)ブラウザが「まずIPv6でアドレス探してみよう・・」と律儀にトライして数秒のロスが生じる。その後で「こりゃダメだ。やっぱIPv4アドレスで探すか」という順番。ほんとうにブラウザがIPv6住所を探しているかどうかは知りませんが、なんとなくそんな気がします。

ということで納得しました。と同時に、そのうち新しいルータを買うか・・という気分にもなりました。今のところ元気に動いていますが、なんせ8年稼働です。余命もそう長くはないかもしれません。

それにしても最近の無線ブロードバンドルータ、安くなってますね。価格コムの売れ筋一番はなんと2000円台。それでいてたてまえは300Mbpsですか。USBコネクタ付きのものも出ていて、これにプリンタが接続できれば御の字なんですが、残念ながら安物のCanonレーザ(LBPシリーズのcapt方式)はだめらしい。世の中、うまくいきません。(Canon純正のプリントサーバが必要で、これなら新しく買い換えたほうが賢いかも)

ま、そういうことでした。