「日本‐喪失と再起の物語」デイヴィッド・ピリング

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★★★ 早川書房
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副題は「黒船、敗戦、そして3・11」。要するに主として戦後の日本解説ですが、かなりバランスはいいと思いました。日本を持ち上げすぎもしない。極端なマイナス評価もしない。バブル後の失われた20年についても、こきおろしてはいますが、だだこのままオシマイというような日本経済でもない。

著者はフィナンシャル・タイムズ東京支局長だった人のようです。そのツテで有名政治家や財対人にもインタビューしているし、作家の話も聞く。庶民の取材もしているし、東條英機の孫娘とも話している。ま、お孫さんは著者にかなり気分を悪くしたようですが。

なんか外してる・・・という描写がないわけでもないですが、非常に少ないです。その代わり、とくに斬新な解釈や発見があるわけでもない。

版元が早川書房ですしね。読みやすい日本入門書という位置づけでしょうか。