渡辺一史 著。発行 北海道新聞
昔読んだ本ですが、ふと気になって再借り出し。
やはりいいですね。厚い本の初めのほうの3章だけ。室蘭本線小幌駅、釧網線茅沼駅、札沼線新十津川駅を再読。
小幌は両脚切断してもやたら元気印で勝手な漁師が楽しいし、茅沼は丹頂鶴の保護というか、自然や野生と人間生活について考えさせる。新十津川は北海道産の米の話です。たぶん今でも北海道の米生産量は日本トップなんじゃないかな(※)。それなのに・・という話。
どれもこれも一筋縄ではいきません。読みやすくて、しかも深い。期限がきてしまったんで返却ですが、うーん、古本を探して買ってしまおうかな。ちょっと迷います。いい本です。
※いまは2位でした。トップは新潟県。それでも意外感はある。
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