2016年の最近の記事

なにをトチ狂ったのか、ジェイムズ・ジョイスの「ユリシーズ」を借り出してしまった。図書館入り口正面の「新刊本」の棚に入っていたのでついパクッと手を出してしまった。

例の柳瀬尚紀の訳です。予備知識なしに読み始めると「こりゃ何だ?」の感しきり。まだ数ページしか読んでいませんが、何がなにやら訳ワカメの雰囲気です。最初の章題は「テレマコス」なんで、これってオデュッセウスの息子ですよね。いつ出てくるのかな?と思っていますが、それらしいのが出るやら出ないやら。

ulysscs1-12.jpgせっかくの正月だし、しばらく辛抱してみるか。ちなみにジョイスは一冊も読んだことがありません。蛇足ですがプルーストも大昔に手を出して3分の1くらいで挫折。有名どころではトーマス・マンも機会がなかった。縁のなかった作家はたくさんいます。

もうすぐ2016年も暮れます。

この回顧記事、もう何年続いたか。たいした意味もない代物ですが、後になるとけっこう役にたちます。そうか、あの年はあんなことがあったのか・・。減退する記憶の補助メモですね。

今年はよく言えば平穏無事、これといった出来事もない1年だった気がします。沈香も焚かず屁もひらず。 確実に歳をとり、体力が衰え、何かしようとする気力もなくなる。エントリーを振り返ってみますか。


2月の上野

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まだ風寒い2月、上野で始皇帝兵馬俑を見てきました。展示そのものも悪くはなかったのですが、月日がたつと、あまり覚えていない。それより公園の入り口付近で見かけたペラペラ服の寒々しい雑技団のほうの印象が強かったりして。

展示スペースには、たぶんレプリカでしょうが弩弓の展示もあって、思いの外に威力がありそうでしたね。かなりゴツくて大きい。こんなんでズバッと射られたらそりゃ恐いでしょ。下手な鎧を着ていても簡単に突き抜けそうでした。こういう弩級を持った兵士が肩をならべて何千何万もドスドス進軍してきたら、かなり迫力がある。

兵士たちの顔もいろいろで、かなり西域の血が入っている印象でした。秦という国、中華文明の中心から遠く、かなり外域にあった新興地域だったんでしょうね。

たしか帰りにウナギを食べたような気がします。浅田次郎「黒書院の六兵衛」に出てくる池之端の伊豆栄。ん?違ったかな。別の日だったかも。するとこの日はどこで何を食べたんだったか。忘却。


ガラケー P-01Hに機種変更

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10年以上使ったケータイ(n700i)を機種変更しました。古いガラケーで不自由はなかったんですが、バッテリーが劣化したらしく、ちょっと長く話すとすぐ切れるようになった。充電用のACアダプタも被覆コードがボロボロになって、おまけに調べてみると、どうも各社ガラケー生産が終わりにさしかかっているらしい。ガラケーは終了、みんなスマホに買い換えてね!という時代になった。

本当はスマホにしてもいいんですけどね。ネックは料金体系です。老眼でせっせとネット見ようとも思っていないし、小さな画面のゲームにも興味はない。ゲームするんなら大画面、高画質のPCに限る。普段は通話とメール程度で十分というユーザにとって、スマホ料金は論外ですね。おまけにバッテリーは持たないらしいし。

ということで、延命のためあわててガラケーを買いました。パナのP-01Hという機種。いまのところ満足しています。いちばん安い「シンプルバリュー」で契約したため、先日確認してみたところ月額500円程度。大正解です。壊れるなよ。一生持たせる予定なんだから。最近何か買うと、いつも「一生もの」と思ってしまう。


ノートをSSD換装

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家人が使っている2010年もののVaioノート。CPUはCeleron P4500で、かなり遅い。たまに使ってみると反応が重くてウンザリします。

思い立って、内蔵HDDをSSDに交換しました。SanDisk SSD PLUSという代物で容量は120GB。5000円弱。安くなったものです。他人のPCなんで、さして思い悩むとことなく、さっさと購入。ついでにTeamのPC3-8500 SO-DIMMメモリ(奮発して4GBの2枚セットで4980円)も入れました。

これは大正解でしたね。かなり軽く、速くなった。快速!とまではいきませんが、少なくとも使っていて苦痛ではない。すっかり気をよくしてその後もネットを調べてみると、500GクラスのSSDが1万円台で買えるようになっているんですね。うんうん。そのうち、自分のデスクトップも大容量SSD化するか。現状128GのSSDでも問題ないんですが、いつかそのうち。きっと。



Windows Updateは大仕事

PCのハードを交換するのは難しくないんですが、いちばんの難関はOSの再イントスール。いえ、実はインストールもたいして手間はかかりません。その後の追加アップデートがえらく大変になるのが困る。

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サービスパック(SP1だったか。保存してある)も無事入れ終えた段階で、更にアップデートしなければならないプログラム数は膨大。で、ご存じの方はご存じでしょうが、これが遅々として進みません。ほんと、進まない。1日バックグラウンドで動かしても1本か2本入るだけ。マイクロソフトが完全に手抜きしている。ふんとに。

ネットをいろいろ調べて、その時点で最新のインストーラだけをまず先に更新という方法を発見しました。。インストーラを最新にしてから「更新プログラムの確認」すると172本だったかな。これを数回に分けてダウンロード&インストール。なかなかに難作業でした。もう二度としたくない。これに懲りて、アップデートしたシステムはしっかり「イメージバックアップ」とることにしています。Windows7はこれからマイクロソフトがあまり面倒見てくれないはずなので、今後はすべて自力自助。時代が変わったんですね。

それにしてもこれからのOSはどうなるんだろ。たぶん「OSがどうのこうの」と文句たれるようなユーザは見捨てられる。なーんも考えず「Windows10を入れてMSが好き勝手にアップデートするのが当然でしょ」という環境になるんでしょうね。



多摩湖まで歩きました


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連休。家人(と娘)の発案で、なぜか健康的に歩きました。花小金井から多摩湖まで。ひたすら直線道路で、多摩湖自転車道というらしい。たいした距離ではないんですが、ふだん体を使わない生活なのでかなり疲れました。

途中の線路沿い、狭い帯状の土地を近所の人が勝手に自家菜園にしているらしい。土地が空いてるんだから当然ですね。国か都か市の「禁止!」の立派な看板がズラズラ設置されていますが、もちろん誰も気にしない。看板の設置費用だけでけっこうな予算だっただろうな。いかにもお役所仕事。

考えてみると多摩湖(村山貯水池)、見るのは初めてです。志村けんの「東村山音頭」だったか。ひがし村山 庭先っきゃ多摩湖。東村山ってのも、どのへんか、実はよく知らない。たぶん来る途中で通過はしていたんだと思うけど。

たまに歩くのもいいものでした。



北陸新幹線で金沢・北陸へ

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新幹線で金沢・北陸へ。山中温泉で「新幹線開通から日もたったし観光客も落ち着いてきたでしょ」と聞いたら、とんでもないと一蹴。日本人客も多いけど、某国から大挙して来ているらしい。宿屋の浴槽で会ったオヤジ(金沢在住)も「行儀が悪いんで困る」と大きな声で文句たれてました。なんせ店先に並べてあるバナナの皮を勝手に剥いたりするとか。そりゃ腹もたつ。

泊まったのは「蝴蝶」という宿屋。ちょっと古びたこじんまりした宿ですが、落ち着いていて食事が良かったです。スキヤキもシャブシャブも出ない。もちろんトンカツもない。はて、肉を使った料理なんて、あったかなあ。

送迎バスの運ちゃんから「ドイツからきた家族客が、食べるものがない!と逃げ出した」という話も聞きました。そうだろうな。肉食い人種だったら「野菜だけじゃないか!と悲鳴をあげる。器に凝った田舎懐石みたいなメニューで、地味ですが美味しかったです。(加賀懐石と称しているらしい)


今年も恒例、昼食会


毎年のことですが、この秋にも兄弟の昼食会。出席者のうち半分以上が80代になりました。みんな元気だなあ。

いつも会場にしている都心のホテルバイキング、正直いってコストパフォーマンスはかなり劣化しています。最初の頃はさすがのサービスで、ちゃんとフロアマネジャーのような黒服がいて周囲に目をくばっていた。そのうちスタッフの数が減り、料理がなんとなく美味しくなくなり(もちろん不味くはない)、料金だけは少しずつ高くなっている気がする。

いつの頃からかワインリストを要求すると「え?」という顔をされたりするようになっている。昼食バイキングでワインリスト?という反応。客層も変化していて、あまりいないのかな。

今回なんかは、フロアの担当の女性が必死に動いているのがわかるけど、どうにも間に合わないです。客の数に対してスタッフが少なすぎるんでしょうね。コーヒーが遅れたりいつまでたっても来なかったり。ま、ベテランがどんどん引き抜かれているんでしょう。時代の流れ。仕方ない。

でも長老たちからすると、それでも有名ホテルには価値がある。いまさら他のホテルに変更もできないでしょう。年に一回、あのホテルでみんなの顔を見て話をして食事する。それが価値です。あと何年続けられるか。

そうそう。姉から聞いた話では、孫娘の一人が高知で地域おこし協力隊のような仕事をしているらしい。もちろん収入は超安いんでしょうが、田舎だからなんとかなる。へぇーと興味を持ってネットで探したら、わな猟とか銃猟免許とか取得して、えらく元気にやっている様子。オッサンたちに連れられて山に入り、イノシシ獲ったり食ったり

いろんな子や孫がうまれる。いいことですね。拍手。



定期検診

きちんと健康診断を受けています。たいてい「要再検」とか「精密検査」の項目がありますが、あまり気にしていません。よほど悪い部分があれば強く言ってくるでしょう、きっと。

今回も前日に節制したせいか、中性脂肪値も控えめな数値でした。後日、行きつけの医院へ数値を持っていくと「少し下がってますね。お酒、ひかえているんですか」と言うんで「はい、前よりは減っています」。ま、嘘ではありません。だんだん飲めなくなっている。それで無罪放免。年があけたらまた採血するとか言うんで、直前になったら1日か2日はまた禁酒の予定。姑息。何やってんだか。

来年は思い切って、アレ、長年の悪習をやめるかなあ。まだ決心がついていないので公言はしません。うーん、と考えています。



真田丸が終わった

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終わりましたね。今回の大河はけっこう気に入って毎週みていました。下手すると土曜日にも再放送をまた見る。

三谷脚本なんで、ちょっとフザケが過ぎることがあるけど、ま、我慢の範囲です。少なくともストーリーがはっきりしていて、登場人物のキャラがしっかりしている。それだけでも得難いです。ほんと、ここ5年10年の大河ドラマ、脚本がどんどん劣化している。脚本家が育たないんでしょうか。民放でちょっと気の利いたトレンディドラマを書いた人が、いきなり大河を担当して大失敗する。歴史ものは難しいし、知識と愛情がないといけない。小手先のテクニックじゃ無理です。

ところで数週前からダウントンアビーがまた始まったので録画開始。たまに見ると人間関係がわからなくなるけど、貴族も下僕も顔つきが同じだからかな。下手すると下男のほうが堂々として上流階級の顔をしています。20世紀初頭という舞台設定なら、たぶんまだ階級によって体格や顔つき、話し方もかなり違っていたような気がするんですが。

大河も来年は柴咲コウで「おんな城主 直虎」だそうで、かなり期待薄。それでも最初の回くらいは見てみるつもりです。どうかな。


将棋のこと

今年も将棋竜王戦は渡辺明の防衛となりました。これで11期目かな。よかったね。また金が貯まる。

特に将棋が大好きというわけではないのですが、竜王戦はビッグタイトルだし、特に渡辺の竜王戦はヘボが見ていても面白いことが多いので、たいていは追っています。公開の特設サイト(それに対して名人戦は登録しないと見られない)で棋譜進行を眺めながら写真ブログをチェックし、手がなかなか進まないとき(1時間くらい進まないのはふつう)某大手掲示板でファンの書き込みを眺めて時間をつぶす。

ところが今年はダメでした。掲示板がちっとも楽しめない。だいたい渡辺ファンの書き込み、アンチ渡辺の書き込み、手筋予想やら批判やらの書き込み、渾然ゴチャゴチャになってスレが進むんですが、今年はひたすら例のスマホ問題の罵り合いばっかり。問題が発生してからもう2カ月近く経過しているのに、まだエネルギーが尽きないようで、ひたすら荒れまくっている。ほんと、うんざりしています。

と思っていたら暮れも押し迫って調査報告が出たようです。ザックリ言えば証拠不十分でシロ。ある程度予想された決着ですが、しかし外野はまだまだ大騒ぎ。今度は文句つけた側を処分しろとか何とか。ふんとにまあ。


最近のこと

来年は大台に乗ります。数えの古希はもう過ぎていますが、今は満年齢の時代なんで、ま、来年が一応の切り目ですか。

すべからく「欲望」が減少していますね。美味しいものを食べる、酒を飲む、そうした「何かしたい・・」というエネルギーのレベルが低下してきたような気がします。本来なら哀しいことのはずですが、それすらさほど感じない。枯れてきた、とでも言うんでしょうか。

何といってしたいこともないので、時間があくとひたすら本ばっかり読んでいますが、そもそもメガネが合わなくなってきた。10ページも活字を追うと疲労する。度の合ったのを新調しないといけないけど、うーん、面倒だ。ベランダの鉢植えも元気がなくなってきたのでそろそろ土を換えなきゃいけないんですが(数年前から気にかかっている)、それも決心がつかない。作業のために腰をかがめるとギクッと行きそうだし。

困ったもんだ。

こういう状態が「トシをとる」ということなんですね。来年も平穏な1年でありますように。

風邪が抜けた

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長引いたけど、ようやく風邪が抜けた気配。なんだ神田でやはり2週間くらいはかかった。

昨日あたりから冷え込んで11月には珍しい雪でしたが、風邪にはさして影響なし。湿気が多くてかえっていいくらいで、夜中に目覚めて咳をすることがなくなった。風邪ってのは要するにノドの奥に細菌が住み着くんですね。それが実感できた2週間でした。

やれやれ。

定期検診

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あいにくここ数日が風邪気味で、鼻が出る、咳が出る。按配わるいなあ。こんなんで胃カメラ入れたら悲惨かもしれない。前から予約を入れてあるんで仕方ない。

病院が混んでいて、着替えてから30分以上も声がかからない。最初は身長体重あたりが多いはずなんですが、いきなり心電図でした。ま、いろいろ事情があるんでしょう。

で、いろいろやって最後が上部内視鏡。いわゆる胃カメラです。一昨年は麻酔(正確には鎮静剤かな)が効きすぎて、なんかの数値が低下してアラームが鳴ったらしい。それで去年は減らしてもらったはずだけど、やはりずっしり効く。どっちも完全に意識はありませんでした。気がついたら簡易ベッドで寝ていた。たぶん抱えられて歩いたと思うんですが、記憶ゼロ。

だから麻酔の量のことは事前に念を押しておこうと思っていましたが、説明スタッフから先に「去年はイビキをかいたんですよ」と言われてしまった。「どうします? 今回はナシでいきますか」

数十年前、はじめて胃カメラ呑んだときは大学病院の教授が引退して開いたという小さなクリニックでした。爺ちゃん先生、ふだんはヨボヨボしてるんですが、大きな内視鏡を握ったときから腰がシャンとして、なんか表情もいきいきしている。久しぶりに槍をもった老将みたいで、噂によると内視鏡治療の黎明期からかかわっていた人らしい。この頃は内視鏡の径もけっこう太かったです。思いっきりゲーゲー悶えました。「あんた、けっこう反射がきついね」とか平然とのたまう。あはは。

ま、ともかく。ということで今回は喉頭麻酔だけで突っ込まれた。入るときはやはりゲーッと反射しますね。全身に力が入るのをなんとか我慢して、早く終わらないかなあと願うだけ。看護婦さんがけっこう甲斐甲斐しく背中をさすってくれたりする。顔は見ませんでしたが、イメージの中では優しそうな美人看護婦になってました。あ、いまは「看護師」か。どうも馴染めない。いまだに「看護婦」「スッチー」、看護師とかアテンダントとか言われてもねぇー

途中で、昔の潰瘍の痕が増えているようなので生検をとりますと医師が言う。はい。麻酔を使わないと会話もできる。画面を見てると胃壁をプチッとやって、赤い血がチッと散ります。自分の胃を見るのはこれで生涯2回目。

ダメと言われてたけど、夜は少し晩酌しました。数ミリの小さなキズなんて、すぐふさがってるさ。やれやれ。結果の出るのは2~3週間後の予定。来月はそれ持参してかかりつけの医院へ行かなければいけない。数値をながめながらまたグチグチ言われるんだろうな。嫌なら行かなければいいんだけど。

さて、今日は体調も万全。たまには晩酌を過ごすか。

賢くなったという記事を目にしました。

ふーん、本当かな。と試してみました。なるほど。確かに前よりは良くなったようです。なんというか、一応は日本語の文章ふうになっている感じ。それだけでも画期的ですね。

少なくとも今まで使っていたYahooの翻訳(ひどかった)よりは使いやすそうなのでこれを消して新しくGoogle翻訳をブックマークに登録。機械学習のようなシステムを使ってるらしいです。うまくするとどんどん賢くなるかな。けっこう期待。

最悪の結果

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あらら、決まってしまったか。常に最悪が選ばれるマーフィの法則。どんな政府も外交も、いつか変化しないということはない。

振り返って「20世紀の終わり頃から21世紀にかけてはいい時代だったね」などと言い合うんでしょうか。

恒例、昼食会

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恒例、秋の兄弟昼食会。さいわい雨も降らず、まずまずの天気でした。駅を下りての道すがら、なんか人だかりしている。面白いので覗いてみるとライオンズクラブかなんか主催の薬物乱用防止パレードだったようです。学校やら警視庁やらマーチングバンドやら、けっこうな人数が整列していました。

クルマの上に乗って待機している制服制帽姿の女性がタレントっぽい。肩幅が広くて肉の薄い小さな顔で特にきれいには見えなかったんですが、遠目をこらすとどうも菊川怜。一日署長とかなんかでしょう。別のクルマにはえーと真矢ミキか、こっちは普通の容姿ですぐ判別できました。

で、そのパレードがどんがらどんがら出立するのを見てから会場のホテルへ。

レストランの窓からの景色。日生劇場の奥、日比谷公園を見下ろす場所に大きなビルが建築中でした。あとで調べてみたら新日比谷プロジェクトとか称する地上35階の大型施設らしい。高さは191メートル。こっちもタワーの最上階なんだけど、まるで問題にならない高層です。東京はどんどん変わるなあ。

今年は出席も少なくて8人。みなさん元気。ワイン1本+カラフ一杯。来年もまた再開を約して解散。解散したけど1階のパン屋でまた3組の夫婦が揃ってしまって、それぞれパンを買う。暗黙の了解、みんな特に挨拶もしないで黙って別れました。

そろそろ落ち着いた頃だろうと、金沢・北陸へ。だらだら歩く一家なので、例によって金沢では時間がなくなり、兼六園の入り口までは行ったものの中には入れませんでした。入り口のあたりの四高公園で、東京で買った弁当をようやく始末。

宿は山中温泉。よく山中山代片山津とまとめて言いますが、山代片山津のほうはバブル期に施設が大型化し、客の囲い込み作戦をとったため現在はなかなか苦しいとか。そんな話を数回聞きました。三温泉の共通駅が「加賀温泉」ですが、この駅近くにはやはりバブル期のものでしょう、巨大な金色の慈母観音がそびえ立つ。異様です。70mとかいうことでした。ただし、現状はほとんど廃業状態らしい。

山中温泉、大聖寺川に沿って思ったより洒落た温泉街でした。温泉宿は古いとこが多いですが、町並み作りに力を入れているんだそうです。

eiheiji2016.jpg翌日は永平寺。温泉からは往復バスがあってあんがい便利です。帰りのバス便が近いので大丈夫かなと心配しましたが、まったく杞憂。

永平寺の雰囲気も大昔とはまったく異なっていて、観光客はスリッパでひたすら効率よくペタペタ歩き回って一丁上がり。坊さんもスリッパやら専用サンダルで廊下をスタスタ歩いている。境内をウロウロなんてできない仕掛けになっていました。これじゃたいして時間をつぶせない。

若い坊さんが真面目に鐘を突いていました


翌日は東尋坊。まったく期待していませんでしたが、けっこう良いところです。ただし観光客が多すぎ。ということで、ザーッと一周。一周というほどのものでもないか。

2泊した宿の食事がおいしかったです。洗練された田舎料理ふう()。前になんかドイツ人の家族が来たけど食事があわなくて早々に退散したとか。スキヤキ、シャブシャブ系がゼロで、肉っけのないメニューに面食らったんでしょう。ゲルマン系の一家に純和風はちょっと辛かったらしい。

「加賀懐石ベースの創作」だそうです。失礼。
結果論からいうと、いろいろ試行しましたがこのページの出現を防ぐことはできませんでした。タフだなあ。

しかし、ふと気がつけば、もう2週間ちかく見ていない。先方にもいろいろ都合があるんでしょう。

20160830.jpg理由はともかく、出てこなければ問題なし。よかったよかった。もう来るなよ。

うーん、ダメでした。いろいろ試してみたけど、それでも出る。

20160830.jpgなんかツールを入れろと書いてあるサイトもありますが、これは危険な匂いがして却下。うっかりするとヤブ蛇になる。

諦めますか。ときどき出現するけど、出るたびに消すしかない。

ブラウザを開くと「本日のラッキーな訪問者はあなたです」なるページに飛ばされる。

20160830.jpg1回だけでなく、何回もしつこく表示。質問に答えると「Streaming Movies」なるものが当たるんだとか。はっ。

検索してみると、前からはびこっているらしい。削除方法がハッキリしないので、仕方なくリフレッシュ(初期設定に戻す)を実行。いろいろ変更した設定がすべて戻ってしまうので、面倒だけど、必要なものは再設定。

とりあえず、リフレッシュしてからは出てこない。みなさん、絶対に騙されないように


・・・と安心してたら、また出た。さて、どうするか・・・

子供のノートPCの具合が悪いらしい。何かというとフリーズする。スタートアップ修復が頻繁にかかる

原因として考えられるのは、Endnoteというアドインを入れたあたりから。なるほどね、とEndnoteについて調べてみましたが、ようするに海外文献なんかを引用する注釈アドインのようなもののようです。よく知らん。

で、WordとEndnoteのからみ方でトラブルが発生しているようなのですが、不思議なことにEndnoteアドインを削除しても、まだフリーズが発生する。うーん、そうなると、EndnoteではなくてWordの問題なのかなあ。家に重いのを下げて帰ったので、そのノートを見せてもらいましたが、とくに問題は出ない。出ないけど、実際にはときどきトラブルらしいです。

いろいろ試してみてサジを投げた。こうなったらWord(Office2013)を再インストールするしかないかな。たいていのものは再インストールするとキレイになります。お皿があれば簡単なんですが、プロダクトキーを使ってネットからインストールする方式らしい。

office2013.jpgあいにくOfficeのプロダクトキーを記した紙は置いてきた。しかしいろいろ探した末、「WordのプロダクトID」を発見。これか。これでいいのかな。

違いました。マイクロソフトによると「プロダクトID」」と「プロダクトキー」は別物なんだそうです。紛らわしい。仕方なく再度ネットを検索して方法を調べ、ようやくレジストリから「プロダクトキー」を引っ張りだした。やれやれ。これでOffice2013を再インストールできる。

しかし、不思議なことに、ここからが大変でした。まずMSのダウンロードサイトに飛ぶと「Microsoft アカウントにサインインしろ」と言われる。この言葉、知人のWindows8マシンで初めて目にしましたが、またMSがわけのわからないものを作った。キレイゴトはいろいろありますが、要するにMSが自社のユーザを管理把握したいんでしょうね。そう思っています。しかもMicrosoftアカウントがないと、ダウンロードに進めないらしい。不便な。

子供に聞いても「そんなもん知らない」というので、新規にアカウントを作成。すると返信メールがきて、指示のサイトで続行して、いろいろ書き込んでようやくアカウント作成。

さてOffice2013をサクッとダウンロード・・・ができない。ダウンロードすべき場所がわからないわけです。「ここか」と飛ぶと単なるご説明ページ。たいていは「ダウンロードはここに飛べ」とリンクがありそうなんですが、発見できない。同じところを何回も何回も迷子になって彷徨しました。まるでカフカの世界だ。

で、しつこく探してようやく発見して、プロダクトキーを打ち込んで、「インストールと保存」というボタンを押したら、あらら、「64bitなので32bitはインストールできない」とお叱りをうける。変だなあ。ちゃんと前のOfficeはアンインストールしたから問題ないはずなのに。じゃ64bitを選ぶか。

MSの説明では、64bitを選択したい場合は、ボタンダウン画面で選択できるらしい。でもそんな画面は何回やっても発見できず。またまた、同じことを4回くらいやりました。

念のためコントロールパネルを調べると「Office IME 10(だったかな)」な発見。なんで「10」なんだろう。関係ないと思うけど、これも削除して、5回目。ようやく成功。もちろん一本道をたどって32bitのOffice2013です。逃げ道はない

なんでこうなったんだろ。つらつら考えるに、そもそも与えられたプロダクトキーで再インストールしようとすると、もう32bit決め打ちになっているような雰囲気。しかし「お前のOfficeは64bitだぞ」と疑われたんですから、なんらかの残骸が残っていたんでしょう。それがIMEという可能性はあるんだろうか。

これも調べてみたら、そもそもOffice2013は、64bitより32bitのほうが安定しているし、MSも推奨していると(どこかに)書いてあった。 64bitにたいしてメリットはない。へえー。もしかして最初のインストールで64bitを入れてしまった(入ってしまった)という可能性はあるんだろうか。で、64bitだから妙に不安定だったりして、悪さをする。なんせMSだからなあ。うーん。あるいは「インストールと保存」を選んだからいけないので、成功したときは単なる「インストール」だからうまくいった。まさかね。

わからないです。しかしとりあえずインストール成功。ふつうに動きます。念のためEndnoteを入れてみましたが、これも取り敢えずは動くようです。

結果よければすべて良し。「何故?」とは考えない。MSサイトの訳のわからない八幡の藪知らずぶりをブツククサ文句いってたら「アドビとどっちが嫌い?」と聞かれた。うーん、どっちもどっちだけど、まだしもアドビのほうがマシかな。あくまでも「まだしも」。どうしてMSのサイトってのは、こんなに使いにくいんだろ。直感に反しているというレベルではなく、ほとんど拷問です。

久しぶりに東京へ出て、帰路、電車が人身事故。さいわい降車駅のひとつ手前の駅にとまったので、歩くことにしました。

たいした距離ではないんですけどね。せいぜい20分か30分。蒸し暑い中をせっせと歩いて、特に何も感じなかったんですが、翌日になってヒザが痛む。

あらら。急に立ち上がったりするとギクッとくる。痛み止めの薬のCMみたいです。慎重に、ゆっくり動作しないといけない。

ヤワになったもんです。実はこの1週間ほど、腰にも予兆がきている。こっちはギックリやるとオオゴトなんで、おとなしくしていたら、だいぶ緩和したようです。ま、ご用心ご用心。

山上憶良にもトシヨリの歌がありましたね。立ち上がれば百斤の重みとかなんとか。トシヨリは体を労らないといけない。痛みと仲良く暮らさないといけない。

※ あった。山上憶良「沈痾自哀の文」
「四支不動、百節皆疼、身體太重、猶負鈞石」
「四支動かず百節みないたみ、身体はなはだ重く、なほ鈞石を負へるがごとし」(山田風太郎の読み下し)

朝、PCを立ち上げてネットに繋ごうとしたら、不通。念のため他のブラウザで確認してもやはり不通。診断によると「ブロードバンドモデムで接続の問題が発生しています」だそうな。

modem2016.jpgあらら、困った。集合住宅なので、光ケーブル → 配線ボックス → 電話線で各個へ→モデム → ルーター。たぶんこんなルートだと思う。

ブロードバンドモデムってのは、壁のジャックからつないだモデム(VDSL装置という代物)のことかな。これはNTT東からのレンタルです。要するにルーターから外に出たあたりでトラブっている。

よく知らないけど、まず洗い出しのためブロバイダに電話。プロバイダがダウンしているという可能性を排除しないと前に進めない。しかしプロバイダの電話は「ただいま混み合ってます」で延々と待たされる。仕方ない、NTT東に電話するか。

で、聞いてみるとVDSL装置はすぐ交換してくれる。本日の夜遅くまでには配送するという。すごい。しかしVDSL装置が原因とは特定できない(たとえば室内でケーブル切断といケースも)。ちょっとトレースしてみますね・・・といって、15分ほどたってから「マンションに入ったところで切れている可能性が高い」とのこと。光ケーブルを引き込んで、それを電話線に繋ぎ直すあたりなんでしょう、きっと。14年ものの古いVDSL装置に責任はなかった

夕方、工事の人が来訪。「ONU装置を交換しました」。一階の配線室にある光回線終端装置のことで、壊れたんではなくて、フリーズ状態になっていたそうです。よく分からないけど、確かに問題なく接続できるようになってたので感謝。もちろん修理費は無料です。

伊那めぐみさんという主婦が、亭主(棋士)の日常を描いたマンガをどこかの少年誌で連載しています。それが単行本になった。本人は本職のマンガ家ではないので、ま、絵はそんなに上手ではありませんが、言葉のセンスがいいし亭主のキャラターが絶妙。けっこう売れているようです。

それを子供が買ってきた。亭主の偏愛するぬいさん(ぬいぐるみ)がなんとも可愛いんだそうです。

それはともかく。その棋士である亭主の名前、はて・・と考え出したら名前が出てこない。ビッグタイトルである「竜王」を10期もっている大棋士です。棋風も好きだし、まだ若い頃からブログをずーっと読んできて、ま、ファンですね。なんで名前が思い出せないんだ。

半日考えて、ダメでした。もうろく。ボケ。脳の劣化。部位のニューロン結合が切れた。

正しくは「渡辺明」。どうして忘れるんだろ。

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