「ブラックアウト」 コニー・ウィリス

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新ハヤカワSFシリーズなんてのが始まってるんですね。(正規のシリーズ名は☆やらなんやら入った装飾的なものです) もうハヤカワは死んだと思ってました。

今のハヤカワがいまさら何をしようとほとんど関係ない(興味ない)んですが、コニー・ウィリスの新刊が入っているらしい。あらら。「ブラックアウト」。例によって大空襲下のロンドンにオックスフォードの学生連中3人が時空旅行する。きっと三馬鹿トリオが灯火管制の街でマゴマゴと大騒ぎするんでしょうね。こりゃ読まないといけない。

ところがこのシリーズ、一応はポケット版みたいです。アマゾンを見たら「768ページ」だそうで。ひぇー。小型本の768ページは想像するだにひどい。しっかり詰まったまっとうな装丁の単行本にしてほしかった。

しかも、しかもです。この「ブラックアウト」では完結しない。というか、上下2巻という表現が正しい。レビューを読むと、いいところでプッツリ終わっていて、そしてその「下巻」の「オール・クリア」は来年の4月に刊行予定だって。

困ったことをしてくれるなあ。これじゃ買えない。試しに図書館で検索かけたら3冊も在庫があって、もちろんみーんな貸し出し中でした。