「ドゥームズデイ・ブック」にとりつく

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ここ1カ月余り、せっかくコニー・ウィリスの世界に浸ることができたので、今度は「ドゥームズデイ・ブック」に行ってみるか。読むのはたぶん三回目か四回目くらいです。これ、読むと必ず泣けます。コニー・ウィリスってのは綿密に計算してプロットを書いているはずなんですが、それを承知でもやはり乗せられます。

上下2冊の文庫です。舞台は21世紀と14世紀のオックスフォード。へたな歴史小説なんか顔負けの綿密かつ詳細な描写です。登場人物も自然で生きています。

下巻は寝室のベッド横、下巻は書斎(と勝手に自称)の本棚で発見。なぜか場所が別れるんですよね。ついでに表紙写真も撮影しました。

さ、しばらく楽しむぞ。

ちなみにコニー・ウィリスでお薦めは
 「ドゥームズデイ・ブック」
 「犬は勘定に入れません」
 「ブラックアウト」オール・クリア
(上下巻の関係です)

「航路」もけっこう人気があるようですが、ワタシには合わなかったです。