2020年、いろいろ

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新型コロナウィルス

今年は初めから終わりまでCOVID-19、新型コロナウィルスでした。書かなければならないんでしょうけど、正直いってウンザリ。うっとうしい限りの一年でした。まだ締めくくるには時期が早いです。

わかったことは(予想通り)政府の無策、怠慢、縄張り争い、展望のなさ、当事者意識の欠如でした。メディアで散々指摘されていましたが、帝国陸軍のインパール作戦ってのもこんな感じだったんでしょうね、きっと。なんとかなると思った。あいつが主張するんだからまかせよう。たぶん大丈夫だ。

来年か再来年か、きちんと総括してほしいものですが、わがニッポン、反省とか批判が嫌いだからなあ。あのフクシマだって、まだまともに向き合っていない。たぶん無理と諦めています。ついでですが、あの時のトップがアベとかスガだったらどうなっていたか。恐怖。いろいろ問題はありましたが、それでも自民でなくてよかった。日本にとってものすごくラッキーだったんだと思います。


スマホデビュー

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スマホデビューの年でした。ちっともデビューなんかしたくなかったんですが、世の中がそっちの方向にどんどん流れている。こういう潮流に抵抗してもムダです。ある程度は流れに乗ったほうが生きやすい。

なんとかPayのたぐい、やたらあふれています。まだ注視の段階でいいと思いますが、そのうち必須になるんだろうな。使えないとレジのお姉さんにイヤな顔をされる。いまは淘汰合戦、各社生き残りの戦国時代でしょう、きっと。主流が決まったらそのなんとかPayも(ちっとも気はのらないけど)使ってみようかと思っています。

スマホはAQUOS sense3 SH-02M。たぶんエントリークラスの機種なんでしょうが、電話とメール使用がほとんどなので十分です。あとはせいぜいブラウザかな。ときどき思いついて検索する程度。

1年使いましたが、いまだに慣れない。とくに最初のころは勝手な電話発信に怯えました。ちょっと触っただけで発信する、いつのまにか(なにもしていないのに)発信する。勝手な電話に困って、必死に探して入れたのが「誤発信防止」アプリです。電話をかける前に「いいですか?」と確認をとってくれる。

ただしこうしたアプリはグーグルからすると異端らしく、それで正規のアプリから外された。ま、そんな経緯が「野良」になったんでしょうね。このアプリを入れてから安心できるようになりました。

これとは別に、いまでも時折へんな着信がある。しっかり意志をもって数回の着信バイブ。何かな? と確認すると何もない。連絡もメールも電話もなーんもない。不思議です。どうもスマホとは相性が悪いようです。

そうそう。使いにくかった文字入力、QWERTYキーボードにタッチペンの組み合わせでようやくスムーズになりました。いちど覚えた方式から離れられない。こういうのを「トシ」という。


IPv6 開通

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OSがIPv6に対応し(Windows10)、ルータが対応し(WG1200HS3)、プロバイダが対応(Plala)。三拍子そろってようやくIPv6環境になりました。ただし当方の回線は途中にVDSL(回線終端装置)があるため、なにも恩恵なし。あいかわらず30Mbpsから40Mbps程度。

ま、高速道路の途中に1車線のトンネルがあるようなもんですね。ここを通らないといけない。そんならIPv6対応になんの意味があるかというと、ま、ほとんどないんですが、ブラウザが「まずIPv6をあたってみて、該当住所がない場合は次のIPv4を探して・・・」という無駄道がなくなる。少し速くなるらしいです。誤差の範囲とは思いますが。


ハードディスクを分解

何年か使っていると、老朽化。新しいパソコンを買う。そんなときに困るのがハードディスク処分方法です。なんせIDやらパスワードやら、秘密情報がたっぷり入っている。

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けっこう周知になりましたが、通常の簡易フォーマットは無意味です。あれは実は最初のページの「目次」を消しただけ。書き込んだ文字情報そのものはそのまま残っています。

したがって無意味な文字とか数字とかを全面に書き込んで、その上からまた更に書き込む。何回も何回も書き込むと、さすがに復活させるのが無理になる。これが正しいんですが、問題はべらぼうに時間がかかること。最近の大容量ハードディスクだとまる1日かけても終わらなかったりする。やってられません。

で、実際には物理的な破壊をします。特殊なドライバーを使って、ハードディスクを分解し、中の回転円盤を壊す。これがいちばんですね。ちなみに通常のドライバーでは無理です。星型のトルクスドライバー、それも特定の径が必要です。けっこう面倒。実はまだ未処理分がいくつか残っていて、気が重い。


Dell Inspiron 5405

妻のノートPCがあんまり重いので、気ののらないふうを無視してを無理やり新規購入。ひとのPCだと自由に選択できて面白いですね。DellかHPしか選択肢はなかったんですが、たまたまの20%引きクーポンを利用してDell Inspiron 5405に決定。中身のAPU(CPU+GPUのAMDふう呼称)がRyzen 5 4500Uで、これはかなり速いです。亭主のデスクトップよりすごい。

発注かけてからマカオの工場だったかな、製造にとりかかって組み立てて出荷、海をわたって届くまでの経過が面白かったです。けっこう日時はかかりましたが、ま、覚悟の上だったので文句なし。


ASUSとRyzenに大換装

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そんなDellノートも刺激になって(たまたま子供も春に買換えた。ちょっと高級でDynabookです)自分も真剣に新システムを研究。

AMD Ryzenシリーズは規定路線だったけど、はてどんなラインにするか。もう少し若いころならハイエンドとまではいかなくても、そこそこを狙ったでしょうね。でもだんだんゲームへの関心もなくなってきたし、そうなると速いCPUとか重装備のGPU(グラフィック)の必要性がなくなる。かといって完全な「ビジネス用」はものたりないし。

あっ、比較的廉価で地味なシステムを称して「ビジネス仕様」とか「オフィス用途」とかいうみたいです。ものは言いよう。高いのは「ゲーム用」です。好き者は金に糸目をつけない。

さんざん考えてCPUはRyzen 5 3600。どまんなかクラスですね。マザーボードは少し張り込んで(安いクラスの中では比較的、という意味です)ASUSのTUF GAMING B550M-PLUS。ちなみにB550とB550Mは違います。「M」はマイクロATXですね。サイズが小さい。ほんとはゆったりサイズのB550が希望だったんだけど、こっちは肝心のPS/2ポートがないため、古いキーボードの接続がちょっと難しくなる。

最初っから付いてくるAMD製のCPUクーラーは力不足というので、これも新規に購入。9cmファンのサイドフローだけど、昔に比べるとずいぶん安くなりました。賢くもなっているようで、CPU温度を検知してファンの回転数を変える。いいようで、悪い。音が大きくなったり小さくなったり、けっこう気になります。一定の音が続けば多少うるさくても気にならないんですけど。


20H2 クリーンインストール

そしてWindows10 この秋バージョンのクリーンインストール。

ほんとはしたくなかったんですけどね。従来の環境とか使用中ソフトをそのままにしてくれる上書きインストールが便利なんだけど、これをやると中身が大混乱らしく、起動がえらく遅くなる。おまけにやたらプログラムが落ちたりシステムエラーとか。

仕方なく最初っからまっさらの新規インストールです。ただ気分はいいけど、アプリケーションやらツールやらをイチから入れていくのが大変。勘定してみたら計20本ありました。なんやかんや、1日半かかりました。それでも2本ほどはまだ残してある。ネットから導入のゲーム関係で、これはちょっと面倒。そのうち気力がわいたらやります。

総じての印象ですが、Windows10にしてもスマホにしても、目指す方向性がどうも合わなくなりました。仲間と分け合おう、知らせよう、見せよう、買おう、あっちもこっちも統一環境にしよう、余計なものはネットに上げよう、ネットから下ろそう・・・。

みーんな、好かん。一人で、自分だけでイジイジやりたい



年賀状印刷で大騒ぎ

去年から使っている印刷ソフト。はがきデザインキットというもので、日本郵便から出ているフリーソフト。無料なので文句はいえませんが、うーん・・・。

まずデータの移行が難しい。CSVを通して書き出し吸い込みするんですが、惜しいことに文字化けする。印刷にもズレが出て、職人技の調整が必要。・・・ということは承知でしたが、もっと問題なのはうまくプリンターが使えないこと。

キャノンのレーザプリンタ使っていますが、たとえば20枚を印刷しようとすると、バラバラに4枚くらいが飛ぶ。4枚印刷すると3枚しか出てこない。1枚プリントしようとするとできない。5~6回試行して、ようやく成功とか。問題はこうした印刷ヌケに法則性が感じられないことです。エラーではなくジョブも残っていない。

うん、2枚の場合は最初が飛ぶんだな・・と思うとウラをかかれる。試し刷りしてパターンをつかみ、今度は2枚目にセットすると、なぜか最初の1枚しかプリントされない。たった1枚を刷るのに(用心はしたけど)3枚ムダを出してしまった。あわただしい年の暮れ、大騒ぎ。

来年は製品版をなにか買います。ただ問題は、製品版だからといって使いやすいとは限らないらしいこと。ネットで調べるとかなり問題が多々ありそうです。


歯医者に通った

忘れていた。去年の暮れからずーっと歯の治療。そもそもは何年か前に入れた奥歯のクラウンというんですか、ポロリと落ちた。治療してもらった古色蒼然の医院(オバちゃん先生)へまた行こうと思ったら、なんか駅前再開発かなんかで消えている。

仕方ないです。近所の最新ピカピカ医院へ行きました。歯医者というより、クリニックですね。新しい。治療ブースがやけに多くてスタッフもたくさんいる。で、クラウンをまた嵌めてくれればそれでいいんですが、予想どおり「ここもあそこも治療が必要ですね。うん、しっかりやりましょう

何をやるのかよく知らないまま、それから1年近く通うはめに陥りました。あっ、私、あんまり歯医者のことを知らないです。通った経験がほとんどない。いい加減に磨いているけど、あんがい虫歯にならない。前のオバちゃん医師からは「あんた、固い歯してるね」と言われた。このクリニックでも、いい加減に磨いていくと「よく磨いてますね」とか褒められる。親に感謝です。

というわけで週に一回、磨かれたり擦られた、詰められたり削られたり。なんやかんやでようやく終わった。「ン月後にまたきてください」ということだったようですが、もちろん行きません。もうコリゴリ。治療した歯、実はけっこう違和感があります。ときどきカツンと刺激がくる。気に入っていない。