今年は仙台・松島へ。
仙台、以前にも何回か素通りしたことはあったんですが、駅前のありきたりの印象だけ。今回は1時間ほどで街を一周するバスにのったので、あるていど雰囲気はわかりました(いい街ね、とあとで妻は言っていました)。
街中。ナントカ通りなど大きな通りの街路樹も悪くなかったんですが(杜の都ですか)、ただ、なんといっても暑すぎた。物好きに青葉城城址なんてのにも行ってしまって、暑熱にひたすら閉口。青葉城って、まっとうな山城だったんですね。
泊まった宿は湾に面していて、障子をあけると正面に島々。海。波ひとつない内海です。これはよかったです。食事もよかった。酔っぱらって部屋に戻ってバタンキューで、二日とも10時間か11時間は寝てしまいました。
ただメニューの酒はやたら高価なのばかりズラリ(※)。ただペラペラ別紙の隅っこには「熱燗」というのも一応あって、さすがにこれはリーズナブル価格だったものの、いやはや、ほんとうに熱燗だった。おっとっと、と思わず耳たぶに指をやるレベル。燗なんてつけたことがない若いのが多いんですかね。懲りて、翌日は「ふつう燗でね」とお願いしたんですが、それでも十分立派な熱燗でした。
そうじて良い旅でしたね。仙台、早い新幹線だと1時間半。近くなったなあ
(写真は松島観光船の船着き場。たくさん観光船が出ています)
※自分でも知ってる「浦霞」なんて、もうあほみたいな値段でした。ここ数十年で、日本酒の銘柄はみーんな代替わり。昔知ってたような日本酒は、すべて絶滅してしまったんでしょうね。なんだったっけかな、何十年も前、仙台の男が「旨口です」とか言って飲ませてくれた酒。けっこう美味しかった気がするんだけど。忘れた。