扶桑社★
本棚で発見。すぐ前に奥さんがいろいろ整理してたようなので、どこかで発見して拾ってきたんでしょう。
それはともかく。まったく記憶がない文庫です。かなり分厚い。派手なカバー絵。扶桑社ミステリー? こんなの買うかなあ。不審です。
読んでみました。やはり初読の感じですね。30年くらい前の刊行。アメリカの若い司祭がなんか超能力を発揮する。暗躍するバチカン。怪しい美魔女の女子修道院長。色っぽいデレビキャスタ-。殺し屋。うーん。ブラム・ストーカー賞だそうです。ブラム・ストーカー、ドラキュラ作者ですよね。
真ん中へんまで読み進んで、ようやく記憶シーンがありました。キリストの再臨(?)が嫉妬に狂って、友人の心臓をわしづかみにする。もちろん見えない手でです。透明な手を胸に差し込んで、ギューッと握って、殺す。うん、これ、記憶がある。
けっこう読めるんですが、でもひどい本です。やたらオーバーなB級映画感。次々に派手な設定のキャラが登場して、でもたいした行動はしない。なんというか、主役級が20人登場するドラマですか。なんでこんな無意味な重量級ばっかり出すんだ。
ハンサムな再臨キリストが派手に動いて、なぜか教皇までアメリカにわたって、デレビ伝道師が殺人指令をとばして、ローマの修道女が卒倒して・・・。意味不明。
二日間、せっせと読みました。読みましたけど、時間を損した感じ。